鮫川村に複数に渡りお出でいただき、一度はドイツ放射線防護協会のセバスチャン・プフルークバイル博士とともに来訪され勉強会をして下さった、松井英介先生が健康ノート(改訂版)を出版されました。
内部被ばくは蓄積するといわれます。今は自覚症状はなくても、自分の身体の細胞は日々確実に傷つき、小さなシグナルを発しています。このノートを手に、毎日でなくても気づいたときにそのときの状態を書き込んでおくだけで後になってから思いがけずあなたやお子さん方、ご家族の助けになるかもしれません。でも記録しなければすべては後の祭りです。
多くの方、特に幼い子供を抱える親御さん、若い人たちにお手に取っていただきたいと思います。
またこの度、放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会の焼却炉マップと鮫川村仮設焼却炉の経過についてもご掲載下さいました。
松井英介先生より、新刊本をご恵送いただきました。
直前に、大阪がれき訴訟へのご意見書を頂戴し、とても感銘を受けたことをお伝えしたところ、そのご意見書が一部掲載された本書をお送り下さったのです。
国はセシウム以外の核種を無視していますが、松井先生は特にストロンチウムの出すベータ線の危険性について強く訴えておられます。さまざまな科学データに裏打ちされた内部被ばくによる被害の実相は、内部ひばくをあなどってはいけないことを実感させられます。
本書では、以前私の住む塙町にもお出で下さったドイツ放射線防護協会会長セバスチャン・プフルークバイル氏のメッセージや、美味しんぼへの抗議騒動などについても付記されています。
環境省は、大阪がれき訴訟と同じ構図で、もっとはるかに汚染濃度の高い福島の汚染物を仮設焼却炉で焼却処理しています。松井先生は鮫川村、塙町に2度ほどおいで下さり、風下に住む私達のことをとても心配して下さっています。本書でも触れられています。
ぜひお求め下さい。
都路配布チラシ③(拡大は画像の上で右クリック「画像のみを表示」)
都路配布チラシ②(拡大は画像の上で右クリック「画像のみを表示」)
2月26日、3月6日と田村市都路町に行きました。
26日は仮設住宅でチラシ配布。6日は都路町内で配布しました。
ご存知のように4月1日から避難指示解除が予定されており、町内の大方の児童が仮設住宅や帰還した自宅から町内の学校に通うことになっています。そのような中で仮設焼却炉の運用など言語道断です。
「鮫川村から危険性を知らせに来た」ことを知ると、「わざわざそんな遠い所から」と皆さん一様に驚かれ、真剣に耳を傾けて下さいました。『99.9%』の方は容認できないとおっしゃっていました。(当然ですよね~)
配布したチラシ①はこちらです。(全部で3枚のニュースレターと、鮫川村のリーフレット)