ふくしまの里山を次世代に

鮫川村に秘密裏に建設された放射性廃棄物焼却処分場に反対する住民組織『鮫川村焼却炉問題連絡会』のメンバーによるブログです。

大樂村長不動産侵奪罪告訴受理、いよいよ捜査へ

2015-07-09 07:38:26 | 刑事告訴

本日棚倉警察署で村長不動産侵奪罪の刑事告訴が受理される予定です。その後記者会見を行います。どうぞご注目下さい。


プレスリリース  鮫川村不動産侵奪&仮処分請求訴訟 

前代未聞!自治体の長への不動産侵奪罪告訴受理、捜査開始!

地権者Aさんは昨年棚倉警察署に鮫川村大楽勝弘村長を不動産侵奪罪で刑事告訴しました。

今年6月4日に告訴状を修正して提出し、7月9日に必要手続きを取った後受理する旨の通知を受けました。

受理後白河市の記者クラブでご報告します。自治体の首長が不動産侵奪で捜査を受けるという前代未聞の事件です。

ぜひこの侵奪罪の行方と8月末までには「決定」が出される予定の仮処分の行方にご注目ください。

 記  

記者会見

日時:7月9日(木) 16時00分~17時00分

場所:白河市記者クラブ  

主催:鮫川汚染問題を考える会他 


 

<仮処分結審のご報告>

 6月24日(水)青生野協業和牛組合の牧草地における仮設焼却炉をめぐる仮処分の審尋が終了しました。訴えを起こしてから丸1年、結果は8月中に出る予定です。

 環境省は最後まで一方的で横暴な主張を繰り返しました。

「債権者(原告)は、平成26年7月29日に本仮処分の申し立てを行いながら、その後約10か月経ってもいまだ本訴を提起していない。訴訟態度がなっていない。ついては債権者の申し立てに応じる必要がないことはいっそう明らかだ」

 思わず目を疑う言いぶりです。仮処分は通常本裁判を前提に当面の現状維持を確保するために行うものです。だからと言って裁判を提起しないことを理由に「訴訟態度」を非難するとはあきれ果てます。一方的に車でぶつけておきながら、ぶつけた相手に対し「裁判に訴えないのであればこちらの非はない」と言っているに等しいのではないでしょうか。

 主客転倒というほかありません。原発は国策であり、原発事故を起こした責任は国にあることを自覚しているのでしょうか?

態度がなっていないのはどちらなのか、訴訟以前の話です。