敷地内清掃作業を終え、7月28日をもって焼却処理が終了したことが環境省HPで伝えられました。
なんと、焼却処理量415トンなどとしています。清掃作業で出たゴミまで実証事業の対象だと言うのでしょうか?
あきれるばかりです。
要するに当初の焼却予定量としていた450トンに大きく満たなかったため、ここでもまた無駄な帳尻合わせを試みたのでしょう。日本の環境省として恥ずかしい限りです。言い換えればこれが同省の実証事業であるということです。
正確な焼却量データはこちらです。塙町のMさんが毎日コツコツと入力して下さっていました。感謝します。
415t-388t=27t ・・・27tのゴミって一体何なんでしょうね?
上記HPより5~7月分の焼却データが載っています。一部抜粋してみます。
焼却灰はセメント固形物ではなく、主灰・飛灰それぞれの濃度を詳細に出すべきです。
まさかこんな薄っぺらなもので終わりというわけではないでしょう。
ばいじん重量と濃度との相関性、バグフィルター捕捉率、放射性Csの物質収支、焼却灰を10万ベクレル以下にするための手法、それぞれの減容率などなど、実証事業として提示すべきデータはこれからです。
環境省は副大臣まで派遣して「安全にやります」と約束したのだから、最後まで責任持ってデータを明らかにして下さい。
そして、解体撤去の住民説明会を村民に限定することなく、広く実施して下さい。