ふくしまの里山を次世代に

鮫川村に秘密裏に建設された放射性廃棄物焼却処分場に反対する住民組織『鮫川村焼却炉問題連絡会』のメンバーによるブログです。

【緊急呼びかけ】琵琶湖畔放射能汚染チップ不法投棄事件

2014-01-07 13:02:05 | ご協力のお願い

昨年春頃、琵琶湖畔に突然放射能に汚染された300トンもの木材チップが不法投棄されたことが報道され、地元の方々などが半年以上にわたって現地調査を行い、適切な対処と刑事告発を滋賀県に求めています。

一部報道によると、被疑者は元郵政官僚のコンサル会社社長(東京都)と判明、チップ排出元は福島県本宮市の製材業者で、東電から4億7千万円もの処理費用を受け取っているとされています。それがなぜかコンサル社長の手を経て闇に流され不法投棄へとつながったと見られていますが、当初毅然と抗議、刑事告発すると表明していたはずの滋賀県嘉田知事や県担当者らは、その後態度を一転、とにかく撤去すれば問題はない、それ以上は追求できないとの不可解な態度に終始しています。

犯罪を犯罪として告発するのは当然であり、県の権限で撤去先および処分方法を明らかにし、適切な処分の追跡を行うこと、またつきつめれば放射能汚染物を発生させた国の原子力政策の責任であり、1万2000㏃もの高汚染値は指定廃棄物に該当するもので、国の処理責任であることを明確にした上で国が先頭に立って責任ある処理を行うよう(焼却は厳禁)求める必要があるという内容の意見書を送りました。

これまでの経緯【報道まとめ】

(以下 現地からの呼びかけです。ご協力をお願いします。)

> 大々拡散お願いします。

> 【さらなる抗議電話、ファックスのお願い、本日も搬出】

 

 今朝8:30頃、チップ投棄現場に岐阜ナンバーの10トン(or 20t)トラック1台が入り、

10:30過ぎに荷積みが始まり、(2時間、事務的手続きをやっていたのか不明)11:30に搬出。

 現場には読売テレビとABCテレビが取材に来ており(新聞社ゼロ)、

 ABCは荷積みの状況をヘリで撮影。搬出には、タクシー2台、乗用車1台、軽トラ1台、バイク1台で現在追跡中です。本日16:50より、6チャンネル「キャスト」にて報道されます。

 恐らく搬出先も判明するでしょう。ビデオ持っている方は、是非録画してください。トラックナンバー必要情報はカメラに収めました。県庁への抗議等、引き続きよろしくお願いします

>  現地の女性から満身の怒りと依頼あり。

> 昨日、滋賀県庁への抗議電話お願いし、かなり電話、ファックスが入っているそうで

す。

> ★さらなる現地からのお願いです。

> 本日7日、8時30分に車番は「岐阜、**は**-**」のトラックに積み込み、昨日に続

き第2段の搬出されました。マスコミ地上とヘリコプターで現場は騒然となっています

、現地の闘う女性から満身の怒りの電話です。

> 今後の対策は至急検討する前提で、下記の抗議電話、ファックスを強化して頂きたい

とのこと、よろしくお願いします。

> (写メは12月7日住民説明会での嘉田知事、京大の河野さん、石田先生たちと現地視察

での0.9マイクロシーベルト、びわ湖のほとり風景)

> 【抗議・要請先】

> (秘書室、対策室)

> 滋賀県庁

> 廃棄物環視取締り対策室

> 電話077-528-3475

> ファックス

> 077-528-4845

> 秘書室

> 077-528-3021

> ファックス

> 077-528-4800

> 【抗議内容等】

> ①とにかく、どこでも焼却はダメ、

> ②搬出先・処理方法を明らかにせよ、

> ③現在の作業を中止してでも持ち出し焼却はやめて下さい。

> その他あれば追加等よろしくお願い

> 【昨日6日搬出開始】

> 現地からの報告では、 1月6日、一部放射能チップが持ち出された模様です。どこへ

持ち出されたのか、どう処理さるのかは一切明らかになっていませんが、あくまでも推

測ですが、現地からの報告では近隣県に持ち出され焼却等がされる可能性が濃厚との見

方です。

> 【主な経過】

> 滋賀県放射能チップは市民環境研究所の石田先生が測定したところ1キロ1万2000ベク

レルで総量300トンがびわ湖のほとりに3月から不法投棄され、県は現在までも放置する

という現状で推移していましたが、12月7日の住民説明会に私も参加し直接、嘉田知事

、県の説明を聞きいたところによると、県は1月末までに搬出する、しかし搬出先、処

理方法は一切明らかにできない。また不法投棄の犯人は特定できないので告発はできな

いと説明しました。また県計測は1キロ3000ベクレルとの資料を示して説明されました

。3000ベクレルについては明らかに欺瞞でありで石田先生も強く反論をされています。

こうした中で12月14日から搬出のための作業が行われ、本日、トラックで搬出が始まっ

たとのことです。私たちは緊急集会や現地視察、申し入れ等を行ってきましたが、搬出

が始まった本日、現地から、中止やむ無しも含め、持ち出し焼却は絶対に許せないとの

立場からの緊急抗議電話等の依頼が依頼がありました。

> 皆様のご支援をお願いします。

> また不法投棄は必ず莫大な利権が絡んでいることは明白です。推定ですが木材チップ

は建材などの材料で利益を生む有価物です。闇から闇に放射能チップとお金が動いてい

ると思うのは周知のとおりです。ガレキ広域化が、このような放射能拡散・利権の始ま

りだったと思います。

> よろしくお願いします。以上

 



特定秘密保護法案反対 今こそ結集、意思表示を

2013-12-01 10:04:59 | ご協力のお願い

<12月1日、4日参加・拡散の呼びかけ>

特定秘密保護法案に反対する緊急街頭宣伝行動

特定秘密保護法案が本年11月26日に衆議院を通過し、参議院での審議が開始されています。同法案の制定阻止に向けて、問題点を広く訴えるため、緊急宣伝行動を実施いたします。

 日時 2013年12月1日(日)13時~14時30分

 場所  JR新宿駅西口西口「小田急百貨店」前周辺

 *場所が変更となりました。

主催 日本弁護士連合会

共催  福島県弁護士会 

後援 「秘密保護法」廃案へ!実行委員会

登壇予定 山岸憲司日弁連会長

       小池達哉福島県弁護士会会長

       佐野善房副会長

       江藤洋一秘密保全法制対策本部本部長代行

       海渡雄一秘密保全法制対策本部副本部長

 http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2013/131201.html

 

 

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原発はいまでも秘密だらけ
ストップ!秘密保護法-全国の声を国会に!緊急全国集会

http://stophimitsu.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/124-81cd.html
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26日、秘密保護法案が、衆議院特別委員会および本会議での強行採決されま
した。福島での地方公聴会で7人の意見陳述人が、全員反対の意見を明確に述べ
た翌日、修正案が委員会に提出され、わずか数時間の審議で、質疑を途中で打ち
切っての強行採決でした。与党は、参議院でのスピード採決を目指し、強引な国
会運営を進めています。

原発事故を生み出した原発の巨大利権そのものが秘密によって守られてきまし
た。福島原発事故、核のゴミ、プルサーマル、MOX輸送、再稼働審査、原発輸
出等々の多くの情報が秘密にされています。

それは3.11後も同じです。福島原発事故後、SPEEDIなど速やかに開示されるべき
放射能情報が開示されず、多くの人たちが被災しました。
これを踏まえ、109日、福島県議会は、「もし制定されれば、民主主義を根底
から覆す瑕疵ある議決となることは明白である」とする「秘密保護法案」に対す
る意見書を、全会一致で採択しました。

ベトナムのニントゥアン第二原発における国税25億円を費やした事前調査も、
うやく開示された報告書は真っ黒け。
この調査は日本原電が実施し、25億円のう
5億円は復興予算が流用されました。

額賀福志郎・衆院国家安全保障特別委員長は、「誤解だ。原発情報は秘匿されな
い」と発言しました。しかし、福島県弁護士会副会長の槇弁護士が発言したとお
り、条文上、そのような保障はなく、時の為政者の判断で、「テロ防止」名目で
いくらでも秘匿可能です。

全国各地から、これら問題に取り組んできた反原発団体が結集し、秘密の実態を
共有し、秘密保護法の廃案を訴える院内集会を行います。原発裁判を担っている
弁護士も参加します。
集会後、参議院の地元の議員に対して「あくまで廃案を!」と要請します。

◆日時:12月4日(水)13:30~15:10
◆場所:衆議院第一議員会館 多目的ホール
◆集合:衆議院第一議員会館ロビーにて12:30より通行証配布
◆内容 現状情報共有/各地からの報告/行動提案・討論
◆発言 主催者から
 福島から:佐々木慶子さん(福島在住),人見やよいさん(郡山在住)
 各地から:九州/岐阜/四国/北海道/青森/新潟/関西等(調整中)
 傍聴報告:杉原浩司さん「何が秘密?それが秘密」法に反対するネットワーク
 弁護士:海渡雄一さん(脱原発弁護団)

※終了後、15:15から議員まわりを行います。集合は上記と同じ衆議院第一
議員会館多目的ホールです。こちらもぜひご参加ください。
◆資料代 500円+カンパ
◆よびかけ:グリーン・アクション/美浜の会/FoE Japan/フクロウの会
 /秘密保護法を考える市民の会/原子力規制を監視する市民の会
※問い合わせ:秘密保護法を考える市民の会(TEL/FAX 03-5225-7213

◆このメッセージのURL
http://groups.mobile.yahoo.co.jp/group/kisei-kanshi/message/4299?k=

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参加できない方は自宅からFAX等で反対意思表示しよう。




★ご協力のお願い★鮫川村住民説明会

2013-11-11 22:59:06 | ご協力のお願い

皆様

お忙しい中恐縮ですがご協力のお願いです。

住民説明会に希望する人全員を受け入れるよう一人でも多くのご意見をお送り下さい。

以下にサンプルを作りましたのでご活用頂ければ幸いです。


 

201311月  日

環境省大臣 石原伸晃殿

鮫川村村長 大樂勝弘殿

 

1114日鮫川村住民説明会に希望者全員の参加を!

 

 来る1114日環境省が鮫川村民に限定した住民説明会を開催する予定であることを知りました。

爆発事故を起こした責任のみならず本事業そのものが社会問題にまで発展していることを真摯に且つ重大に受け止め、まずは説明会対象を村民のみでなく全ての希望者へ開かれたものとするよう強く求めます。

  本実証事業は、73千万円もの国費が投じられ、石原環境大臣から任命を受けた井上環境副大臣が責任者として現場を重ねて視察するなど、福島県内での放射能汚染廃棄物処理における環境省のモデル事業と位置付けられ、全国の注目を集めています。

 しかし本稼働直後に爆発事故を起こし、社会を震撼させ、環境省の説く「安全性」への信頼が著しく揺らいだにも関わらず、記者会見すら開かれないのは甚だ不自然であり、多くの国民に更なる不信を招いています。

 国民への説明責任も果たさないまま、拙速に再稼働に向けた住民説明会が開かれること、更に対象が村民限定であるということは、建設当初から国民に秘密裏に進めてきたことへの批判に対し何ら反省が見られないということであり、今後起こりうる同様のケースにおいてもこれを許すことにつながるため到底容認できません。

 更に国際的に認められていない高濃度の放射能汚染廃棄物の焼却処理を、汚染元である原発敷地内ではなく住民の居住する各市町村で行うことは、福島の人々に更なる苦痛と犠牲を強いることになるため強く反対します。

 14日は事故調査結果と再発防止策についての住民説明会ではなく、安全性を説きながらわずか9日目で爆発事故を起こしたことへの謝罪と事故状況の説明の機会とすること、これに村外の希望者全員を含めること、そして事故を起こした反省と責任を取り即事業廃止とすることをここに強く要請します。

 

住所

氏名


<宛先>

 

環境省指定廃棄物対策チーム  TEL 03-3581-3351           

                                              FAX : 03-3581-3525

                     e-mail :

鮫川村地域整備課                   TEL:  0247-49-3116

                                              FAX:  0247-49-3363

             e-mail : tiiki@vill.samegawa.fukushima.jp


鮫川村焼却炉再稼働説明会

2013-11-11 13:38:03 | ご協力のお願い

環境省は11月14日(木)に再稼働に向けた鮫川村住民説明会を行う予定であることが分かりました。

今回もまた、村民のみ対象とし、近隣市町住民は入れないとのことです。

焼却炉からの煙の多くは風下である塙町、北茨城市へ、また水源地である施設設置場所からの水の多くはいわき市へ流れます。

それにも関わらずこれらの地域住民を説明会に入れないとは、許し難く言語道断と言わざるを得ません。

環境省は爆発そして構造的欠陥を未だ認めていません。2度目の爆発についても不明であり、事故について多くが未解明なまま再発防止策など講じられるはずもありません。そもそも私達近隣住民は一貫して施設に反対しています。

再発防止策には23カ所もの設備追加・改修に加え有識者会議設置などとありますが、そこまでの対策が必要な欠陥商品を何故採用したのでしょう?採用した責任のみを鑑みても事業断念に余りあります。

本モデル実証事業は失敗したのです。あれだけの反対を押し切って進めた環境省の「安全性」はいとも簡単に瓦解することを実証したのですから、これ以上何を説明しても理解など得られるはずもありません。

ついては失敗を素直に認め即刻事業を廃止すること、およびすべての減容化事業を直ちに止めるよう強く求めます。

 


【ご協力のお願い】環境省、村へご意見・要望をお送りください。(一番下に電話、FAX掲載しています)

★鮫川村地域整備課FAXは、0247-49-3363の誤りでした。

ご迷惑をお掛けしました。


鮫川村の牧草はなぜ牧場へ提供されないのか

2013-08-15 11:22:24 | ご協力のお願い

「・・・振り返れば、《希望の牧場》を立ち上げてからは絶望ばかり味わってきた。光が見えたと思った途端、ことごとく覆され、いつも“お釣り”が来るほど打ちのめされてきた。立ち上げ当初の目的として掲げていた「学術調査・研究」も、いまだに実現できていないばかりか、“生かすこと”に対して、メンバーの誰もが必死になってもがき、苦しんでいる。それがいまの《希望の牧場》の現実だ。」

「原発一揆」(針谷勉著 ㈱サイゾーより)

 鮫川村、環境省と交渉していますが、依然として汚染牧草を手放そうとしません。村は「環境省が焼却事業に使うからと言っている」とし、環境省は「汚染牧草を牛に与えることは環境からの隔離にならない。安全に焼却処理して減容化し、処分場に入れることが適切な方法だ。」との一点張りです。そして「すでに焼却することが決まっているので、この方法で処理します」と。

焼却には7億円もの税金がかかります。そして鮫川村をスタートに、各地に建設が進められようとしています。この実験に使うため、低汚染牧草が必要であると。8月9日の「再精査」で今村内に100~6100ベクレルの牧草が1800ロールもあると公表されました。6100ベクレルはあまりに危険だとしても、100単位のものがたくさんあるのなら提供して欲しいと切に願います。

去年は3000ベクレルの牧草150トンが無償提供された、それならできない理由はないはずです。

この本を読んで、無償提供に応じない理由がもう一つあるのではと思いました。それは、同牧場が牛の殺処分に応じないため、国から圧力を受けているからです。

原子力災害対策特別措置法第二十条三項に基づき、旧警戒区域の家畜は一部条件下での飼育を除き、原則安楽死

牛を生かすため自らの命を削りながら汚染地に留まる農場主の吉沢さん達に対し、あまりに冷淡な国。原発事故を隠蔽したい国・東電に対し、真っ向から責任を問いただし、牛たちを「生き証人」として事故の悲惨さを訴えてきた吉沢さんに対する「答え」がこれなのでしょうか。

旧警戒区域では、数えきれない鶏、豚、牛たちが殆ど身動きもとれない狭いケージやオリにつながれたまま、地獄さながらの苦痛の中命を落としました。事故への反省とこれらの犠牲に対する贖罪の気持ちが少しでも当局側にあるのなら、吉沢さん達に手を差し伸べるべきだと思います。

ぜひ、この本をお手に取ってみて下さい。鮫川村が昨年牧草を無償提供した経緯も書かれています。(売り上げの一部は牧場の活動に充てられます)

希望の牧場HP

そして、原発がある限りこのような悲惨な光景が繰り返される可能性があることを、一層肝に銘じたいと思います。

(同牧場へ牧草の無償提供を!声をお寄せ下さい)

鮫川村役場 地域整備課 TEL.0247-49-3116 FAX.0247-49-3363

 

   Mail : tiiki@vill.samegawa.fukushima.jp