ふくしまの里山を次世代に

鮫川村に秘密裏に建設された放射性廃棄物焼却処分場に反対する住民組織『鮫川村焼却炉問題連絡会』のメンバーによるブログです。

鮫川村同意書偽造事件 検察審査会にみる恥ずべき日本の司法水準

2015-04-03 05:02:33 | 検察審査会

18名の地権者のうちの1名による鮫川村同意書偽造事件刑事告訴は、不当にも不起訴とされました。

これを不服とし、郡山検察審査会に即時再審査請求を行ったのが昨年12月2日、村役場抗議行動の日です。

これに対し、郡山検察審査会より結果の通知がありました。

 内容は、驚きあきれるものでした。

 理由は極めて幼稚で支離滅裂、ほとんど投げやりに近いものです。どうかご覧ください。

(↑クリックで全文が見られます)

---------議決理由------------

  1. 個人の利益のためでなく、地域のためを考えて行った行為であり、被疑者両名に悪意はなく、また計画的ではない。
  2. 地域性により、他人の代わりに署名、押印することはよくあることであり、自分の行為に対する罪の意識が薄い。
  3. (原告が)長年組合の会合に出席していなかったこともあり、説明会への欠席のみを持って、反対の意思表示をしたとは思えない。

(カッコ内は筆者)

みなさんどう思われますか?検察審査会ともあろうものがこんなレベルでよいのでしょうか?これで職責を果たしていると言えますか?

どんな審議をしたのか議事録を拝見したいものです。おそらく恥ずかしくて見せられたものではないでしょう。

海外に照らしたら日本の司法水準はどのように映るのでしょうか。ぜひ諸外国から評価していただきたいものです。