Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

「使える英語表現」(No. 143)「今夜はこれで終わりにしよう。」

2010-02-28 | Weblog
表現143)Let's call it a night.(今夜はこれで終わりにしよう。)

何日も夕方から朝まで仕事をしなければならなかったアリスンは、さすがに家族に迷惑をかけることが心苦しくなり、夜の捜査からはずしてくれるよう上司に頼む。しかし、事件は続き、犯人は捕まっていない。再度パートナー(相棒)と夜の捜査に出たアリスンに、彼女の心境が痛い程わかるパートナーが言う…

Alison, we have done enough today. Let's call it a night.

という感じでしたね、この間のドラマは。ケーブルテレビでFox Channelを見ることができる皆さんは(あ、Super Drama TVでもAXNでもいいですけどね)、是非いろいろなドラマを見てください。「え?これどういう意味?」って思う表現がたくさん聞こえてきますよ。もちろん、最初は全然わからないでしょうけど、そのうち、少しずつ…ね。

今回の表現、call it a nightを理解するためには、call it a dayを理解した方がわかり易いかも知れませんので、そちらの方から説明します。call it a dayをそのまま訳すと、「それを一日と呼ぶ」になりますね。英語では、itは様々な意味に使われる便利な代名詞です。代名詞なのですから、本来はそれが代わりになる名詞があるべきなのですが、itの場合はそれがはっきりしなくても、あるいは、時としてなくても(天候のitや時間のitとかですね)、それが文脈から何となくわかればそれでいいという性格を持っています。時として音調を整えるためのfiller(詰め物)になる場合もあります。この場合(「それ/これを一日と呼ぶ」)の「それ/これ」も同様で、それ自体に特に何かの意味があるわけではありません。しいて言えば、「これまでしてきたこと」でしょうか。

一日のある時間まで一所懸命働いてきて、まだ仕事は終わってはいない。しかし、もうこれ以上は体力や気力が続かない。そこで、一人の人が言います。「じゃあ、今日はもうこれで終わりにしよう。」と。もちろん、仕事場ではそれを決められる権限を持った人が言う言葉ですけどね。この「今日はこれで終わりにしよう」に当たるのが、call it a dayです。つまり、「これ」(it)を「一日(の仕事)」(a day)と「呼ぼう」(call)=「今日はこれで終わりにしよう」になるわけです。

これと同じ理屈でできている表現が、call it a nightになります。この場合は、nightが、「今夜の仕事」になるわけです。とは言っても、この場合は「仕事」だけとは限りませんけどね。例えば、飲み会でもうみんな十分に飲んだので、これくらいでお開きにしようと思った時にもこの表現は使えます。Okay, guys. Let's call it a night.(じゃあ、みんな。今夜はこれでお開きにしようぜ。)という具合です。call it a dayの方は、「一日をお開きにする」っていうのはおかしいので、仕事に関してのみ使われると思ってくださいね。では、短い会話でご確認を…。

Steven: What's bothering you?
(何か心配事があるのかい?)
Alison: Yeah, my family is a mess now as I can't function as a mother.
(そう。私が母親としての役目を果たせてないから、家族がめちゃくちゃなの。)
Steven: Alison, we have done enough today. Let's call it a night.
(アリスン。今日はやるべきことは十分やったから、今夜はこれで終わりにしよう。)
Alison: Thanks, Steven. That helps.
(ありがとう、スティーブン。助かるわ。)

シンプルな表現ながら、英語的。でも、日本語の感覚とも共通するものを持っている言い回しが今回のcall it a night、あるいは、call it a dayです。僕のように気になるいい回しが聞こえたらすぐにメモを取る、そして、後で調べる。そうすると英語力は徐々にですが伸びていくものです。お互い、ちょっとずつの積み重ねが英語力向上の鍵であることを忘れないようにしましょうね。Okay. I think this is it. Let's call it a night. Goodbye, guys! nao

気になる英単語(4)

2010-02-27 | Weblog
単語4)suck(サック/ひっど~い)

ある人(ネイティブですが)によると、この単語は30代以下の人たちと、それ以上の人たちとでは受け取られ方が違うということです…が、これはその人の感覚ではということで、それが必ずしも正しいとは言いがたいような気がします。しかし、若い世代で多く使われる単語、表現であることは間違いないです。なぜならば、僕のsonがよく使っていますので…(苦笑)。つまり、この言葉は「りっぱな」(?)俗語であり、若い世代が好んで使う言葉ということです。

この単語(動詞)は、普通に使われる場合は「~を吸う」という他動詞です。しかし、会話で自動詞として使われると、「ひどい、最低、むかむかする、ばばい、だめだ、最悪」等の悪い感情を表す言葉になります。例えば以下のような時です。

This food sucks.(この食べ物…ひどい。)
You suck.(あなたは最低だわ!)
This headache really sucks.(この頭痛はもう本当に嫌だ!)

「ひどい」等の気持ちを表す言葉は、もちろん他にたくさんありますよね。例えば、bad, terrible, horribleとか。このsuckを使う上での注意事項は、使うならば、「ひどく」(?)自然に使うこと。若い人たち(連中?)や、時としてちょっと下品と思われる人々が極めてカジュアルに使う表現だと理解して、使う場面、相手を間違わないことが重要です。自信がない場合は使わない方が安全でしょう。

「安全」という言葉を使ったのは、この言葉は隠語としても使われるからです(これだけでご勘弁を…)。使い方を間違えると、「極めて気まずい」状況を生み出す可能性が大です。特にその場にいる人が30歳を越えている時は…かな?

最後に、どうしてsuck(吸う)が「ひどい!」等の意味を表すようになったのかについて。一説によると、jazzの演奏者がhorn(管楽器)を吹いている時に、しっかり吹かなければいけないところをsuckした(吸った)ため、音楽が「ひどくなった」ことから、何かが「ひどい」と思われる時に、something/someone sucksと言われるようになったとのことです。でも、この語源を気にする人はいないでしょうね~特に若い人たちは。彼らにとって何かが嫌だと、It sucks! 、それだけですね。

この単語、まずは使用語ではなく、認知語(知っておく言葉)くらいにしておいていただいた方がいいような…。今回は、それくらいカジュアルな言葉のお話でした。「This story sucks!」え、早速そんな使い方?ひど~い…。All for now. Goodbye, guys! nao


気になる英単語(3)

2010-02-25 | Weblog
単語3)preposterous(プリポスタラス/ばかげている)

今回の単語はドラマではよく聞くのですが、実際の会話では聞いたことがないですね~。「ということは、自分でも使ったことがない…?」その通りです。そのため、実はつい最近までそのスペルさえ知らなかったというのが現実です(お恥ずかしい話です…。)そこで、このままではいけないと奮起し(?)、音を頼りにチェックした結果を皆さんにご報告することにしました。

意味は会話を聞いているとよくわかります。その発声が、驚いたように、また、「なんじゃそりゃ!」(すみません、ちょっと下品で…。)といった具合に、顔の表情を大げさに変えてされるので、その状況から、「ばかげている、冗談じゃない、そんなばかな」と言っていることは容易に想像されます。ただ、それがどんな単語なのかが…わからなかったわけです。

この単語は二つの部分から成っています。一つ目は最初のpre-(プリ)。これは単語を作る形態素の一つで、単語の始めにあることから、接頭辞と呼ばれます。あ、皆さん、pre-は知っていますよね。意味は、「前」ですね。pre-examination(予備試験/日本語ではプレテストかな?)とか、pre-school training(就学前教育)とか、pre-が入った単語はたくさんありますね。

次の部分が、posterous。これは、それ自体でsubsequent(その後の、後に来る、続いて起こる、等)という意味を表しますが、それだけではちょっとわかりにくいですよね。そこで、この部分もさらに細分化します。すると、post+rousになります。postは、「後」を意味します。例えば…the post-World War II(第二次世界大戦後)とか、post-9-11(ナインイレブン後の=同時多発テロ事件後の)とかに使われますね。そして最後のrous(ラス)は、単語を形容詞にする時に使われる接尾辞(最後に来る言葉)です。これは説明する必要はないですよね。glamorous(魅力的)とか、ludicrous(ばかげた、おかしい)、スペルは少し違いますが、ridiculous(ばかげた)も同じルートからできています。「で、その間にあるeは?」これは、postとrousを結合する時に自然に出てくる音を文字にしただけで、意味はありません。

「え?だから何???」つまり…(冷汗)、簡単に言うと、preposterousは、[pre(前の)+posterous(その後の)]という構成でできているわけです。その二つの意味を合わせると、「その後の前のような」になりますよね。何言っているかわからないでしょ?だから、「ばかげている、わけがわからない」等の意味になるわけです。ある辞書は、「後ろにあるべきものが前にある」…だから、「おかしい、ばかげている」の意味になるといった解釈をしていましたが、まあ、後ろにあるべきものが前にあっても、それはそれで、それほどばかげているとも言えないかも知れないので、私たちは、preposterous(プリポスタラス)は、「その後の前のようなことを言うなよ」と言うことで、相手に「わかんない。ばかげている。」と言っていると理解したいと思います。ちなみに、この言葉を他の英語で言い換えると、absurd(アブソード/ばかげている)、あるいは、contrary to nature(自然に反している→不自然→ばかげている)になるそうです。

ということで、今回は、僕にとってもよく聞く言葉なのにその正体がわからなかったミステリーな単語、preposterous(プリポスタラス)の正体についてお話しました(「ちょっとおおげさ…」)。ん!ともかく、この単語、映画やドラマを見ていたら、出てきますよ~結構。その時は一緒に言ってくださいね。プリポスタラ~ス(preposterous)てね(笑)。では、今回はこの辺で。Goodbye, guys! nao



「使える英語表現」(No. 142)「あなたは見事に頑張ったわよ。」

2010-02-24 | Weblog
表現142)You made it through with flying colors.(あなたは見事に頑張ったわよ。)

今回の表現には二つのポイントがあります。いや、三つかな?まずは、makeの使い方。これはだいぶ前に書きましたが、以下のような時に使われるmakeと同じものです。
A: Can you come to our party next Sunday?
B: Yes, I can make it.
(はい、行けますよ。)
あるいは、
A: Were you able to catch the last train last night?
B: Yeah, I barely made it.
(ああ、なんとか間に合ったよ。)
どちらもmakeは、「~をする、成す、やり遂げる」等の意味で使われていますよね。今回の表現もそれと同じです。made itですから、「それをやった、なしえた」といった感じでしょうか。ただ、今回の場合は、その後にthroughがついてますよね。throughといえば、「~から、を通して」という感じで理解しているのではないでしょうか。少なくとも僕はそんな意味で基本的には理解しています。そしてthroughにはまた、何かが「通り抜ける、(最後まで)行く、行き着く」という意味合いがあります。なので、I will think it through.と言えば、「考え抜く、とことん考える」、I went through it.と言えば、「最後まで行った」。Everyone goes through it.だと、「誰もがそれを経験する(経る)」、Put him through.で、「彼を電話に出して」といった意味になるわけです。それぞれのthroughの感覚は同じですよね?

ということで、make it thoughとなると、「~を成し(make)遂げる(through)」といった意味になるわけです。「ある事を完遂(かんすい)する」って感じですね。どのように覚えるかは皆さん次第ですが、意味の感覚はしっかり理解してください。では、最後に、前置詞句(前置詞が率いる、名詞句と合体してできる意味の固まり)のwith flying colorsについてです。

「ん~飛ぶ多くの色ねぇ~?」と思うのはごもっとも…。僕も最初にこの表現に出会った時はそう思いました(笑)。もちろん、「色」は、どんなにたば(複数)になっても飛びませんよね~(「当然…」)。じゃあ、colorsって何?答えは…flag(フラッグ)、そう、「旗」のことです。軍隊の連隊旗とか、船になびく旗のことをcolorsと言います。「どうしてそんな意味になるのか?」当然聞かれると思い調べましたが、はっきりした事はわかりません。僕の想像では、前述の「旗」類は、国旗もそうですが、遠くから見えるように多くの色を使って目立つものにしていますよね。そこから、flag=colorsとなったのではないかと推察します。しかし、今は通常「旗」と言えば、flagが普通ですね。このcolors という言葉が使われるのは、日常会話ではwith flying colorsの時だけのような気がします(僕の理解では…ですが)。「で、「飛んでいる」の、flyingは?」はい、それが最後ですね。

この場合のflyingは、「飛んでいる」ではなく、「はためく」という意味です。何となくわかりますよね。確かに布自体は動いて飛んでいるように見えるものの、固定されていますからね~飛べません。でも、その動きはflyingなので、意味は「ぱたぱたしている」「はためいている」という意味で使われるわけです。ですから、with flying colorsで、「はためく旗と一緒に、はためく旗をもって」が直訳になります。「え?それじゃあ意味が全然わからない!」ごもっとも…。

思い出してください。colorsは、船ではためく旗のことだって言いましたよね。では、想像してください。船が…漁船にしましょうか…漁港に帰ってくる様子、そして、それを心配気に待つ家族、漁業関係者の姿を…。漁港に無事帰って来る船を大喜びで迎える人々の笑顔、そして、その旗を誇らしげにたなびかせて意気揚々と港に入ってくる漁船の様子…僕の脳裏にはそんな光景が浮かびますが、皆さんはいかがでしょう?この光景をshareできれば、with flying colorsがどんな意味を表しているのかわかりますよね。そこで、冒頭のYou made it through with flying colors.のwith flying colorsの訳は、「見事に」としました。もちろん、他の訳でもその意味され出ていれば問題ありませんが。例えば…「りっぱに、全く問題なく、上出来に」などでもいいですね。文脈によっては、「意気揚々と」でもいいわけです。

ということで、You made it through with flying colors. の意味、わかってもらえたことと思います。では、会話ですが、今回の表現は医療現場を舞台にしたドラマの中で使われていたのを取り上げましたので、会話は、手術を受けた患者とその家族との会話にしました。さて、その感じがうまく出るかな?では…Here you go!

(at the counter at the hospital)
Mary: Excuse me. Where is Tom Johnson?
(すみません。トム・ジョンソンはどこでしょう?)
Nurse: May I ask your name?
(あなたのお名前は?)
Mary : Mary Johnson. Tom Johnson is my husband.
(メアリー・ジョンソンです。トム・ジョンソンは夫です。)
Nurse: Okay. This way, please. Dr. Simon, this is Mr. Johnson's wife.
(わかりました。こちらにどうぞ。サイモン先生、こちらはジョンソンさんの奥さんです。)
Dr. Simon: Please take a seat.
(どうぞ、お座りください。)
Mary: Is he all right, doctor?
(彼は大丈夫でしょうか、先生?)
Dr. Simon: As you probably know, he had cardiac arrest and we performed an emergency operation.
(おそらくご存知と思いますが、旦那さんは心停止になりましたので、緊急手術を行いました。)
Mary: How did it go?
(うまくいったのでしょうか?)
Dr. Simon: No problem. He got it through with flying colors.
(大丈夫です。彼は見事に耐え抜きましたよ。)
Mary: Thank God, thank you so much, doctor. Can I see him now?
(よかった…本当にありがとうございます、先生。今彼に会えますか?)
Dr. Simon: Sure. He is in ICU next door.
(いいですよ。彼は隣のICU(集中治療室)にいます。)
Mary: Tom? Are you awake?
(トム?起きてる?)
Tom: Mary. Where am I? What happened?
(メアリー。僕はどこにいるんだい?何があったんだい?)
Mary: You had a heart attack in the golf course and you were carried to the hospital by ambulance.
(あなたはゴルフコースで心臓発作を起こして、救急車で病院に運ばれたのよ。)
Tom: How bad was it?
(どれくらい悪かったんだい?)
Mary: You had cardiac arrest and underwent an emergency operation.
(心停止を起こしたので緊急手術を受けたのよ。)
Tom: How did it go?
(手術はどうだった?)
Mary: You made it through with flying colors.
(あなたは見事に頑張ったわよ。)
Tom: Successful, huh?
(成功したってこと?)
Mary: Sure thing.
(その通りよ。)
Tom: Good. Would you do me a favor, Mary?
(よかった。一つお願いがあるんだけど、メアリー。)
Mary: Shoot.
(言ってみて。)
Tom: Would you ask the doctor when I could go back to the 18th hole? I was about to win the game and get some money.
(医者にいつ18番ホールに戻れるか聞いてくれるかい?ゲームに勝ちかけていて、お金も手に入ることになっていたんだ。)
Mary: Good grief!
(あきれた…。)

いかがでしたでしょうか?このドラマ(?)、僕には身につまされるんですよね~。昨年、手術こそしませんでしたが、angina(アンジャイナ/狭心症)って言われましてね。まあ、それで生活が特に変わったわけではありませんが、とにかく、人生は健康が一番!と思って今は生活しています。皆さんもくれぐれも身体に過信することなく、ストレス(stress)を避けて(avoid)、ご自分の健康に気をつけて生活してくださいね。Again, please take good care of yourself and be attentive to your health while avoiding too much stress in everyday life. Let's live a healthy life together, folks. Now, this is it today. See you soon in the next story, folks. In the mean time, have a good one! nao


気になる英単語(2)

2010-02-23 | Weblog
単語2)pertinent(パーティナント)

最初の「パー」を強く発音して、最後の「ト」は、ホントに軽く、上の歯の歯茎に軽く当たる程度に発音してくださいね。この単語の意味は、「関連(関係)のある」とか、「適切な、妥当な、的を射た」等の、何かに対して「それはいいね」といったポジティブな意味を表します。同じニュアンスの意味を持った単語が、relevant(レレバント)です。僕の語彙の中では、「それはいい質問だね」とか、「それはここでは関係ないよね」とか言いたい時には、まず、good (question)だとか、not relevantのように、goodとかrelevantという単語が最初に頭に浮かびます。pertinent(パーティナント)は、正直、使おうとしなければ出てこない単語と言えます。つまり、
That is a pertinent question.
It is not pertinent here.
とかは、すぐに出てこないということです。でもなぜ?…それが映画とかドラマで使われる状況を考えると、この単語は、ちょっと気取った感じ、堅い感じを演出する時に使われているように感じます。つまり、それほど使用頻度が高くない言葉なのか…。あ、あくまでも僕の「体感」ですが。

pertinentとrelevantにはどのような違いがあるのでしょう?思うに、relevantはもともとrelation, relative等と同じ語幹を共有していますから、「関係」「関わり合い」といった、「何かと別に存在するもそれなりの関連性を共有している」といった語感から、「関係がある、適切である」という意味合いが出ていると思われます。一方、pertinentはというと、その名詞形は、付属品、付属物(British Englishのようですが)であることから、何かに「付属する、くっついている」という意味で、「関係がある、妥当だ、的を射た」という意味が出ていると考えられます。これらの二つの単語の使われる頻度を考える時、より広い意味のベースを持っているrelevantの方が使われやすく、通常、形容詞としてしか使われない、つまり、語としての幅が狭い(類語がほとんどない)pertinentという単語は、その使用頻度がrelevantに比べてかなり低いことから、また、ひょっとしたら、英国から出た言葉であるためか(これはわかりませんが…)、その響きが、ちょっときどったように、また、堅く聞こえるのかも知れません。

どちらにしても、pertinentという単語は、りっぱな日常的英語であることには間違いないので、覚えて、そして、使ってほしいと思います。映画やドラマで「パーティナント」という音が聞こえたら、「あ、pertinentだ!」と思ってくださいね。では、今回のshort storyはここで…。See ya! nao



One Point Expression (1)

2010-02-22 | Weblog
One Point Expression (1): I couldn't agree more.(全く同感です。)

説明はあまり必要のない、短いながらよく使われる英語表現を、このOne Point Expressionでは取りあげたい思います。今回は、「could not+動詞+比較級」で構成される、「より~であることはできないだろう」、言い換えると、「最大に~である」という表現です。冒頭の表現、I couldn't agree more.は、文字通り訳すと、「私は(あなたに)もっと同意することはできないでしょう」になりますよね。これは、相手に最大限の同意の意志を伝える時に使います。could notのcouldは、もちろん過去形ではありません。これは仮定や可能性を表し、「~することはできないだろう」と、意味的には未来を志向している言葉とも言えなくもないです。しかし、これは語感の問題なので、決して「未来形」と言っているわけではありませんので、念のため。

この表現は日常会話ではしょっちゅう出てくる、決まり文句的な言い方とも言えます。ドラマを見ていると必ず(?)出てくるような気がします。(「じゃあ、必ずじゃない…」ですよね(冷汗))でも、よく出てくることは間違いないです。時としてI couldn't agree.と、moreがない場合もあります。「でも、それじゃあ、過去形にならないの?」…なりません。会話の流れからいって過去形であるわけがないですし、また、その時に否定の気持ちを表すのであれば、I can't agree.と言いますよね。その時にI couldn't agree.と言えば、I couldn't agree (more).を意味していることは、英語を知っている人ならばわかります。ご心配なく。

ですから、相手が言っていることに100%、否120%以上同感だ!と思った時は、I couldn't agree more. あるいは、I couldn't agree.と言ってください。それで、perfect!です。

「could not+動詞+比較級」を使った表現で、僕がこの頃ドラマで聞いたのが、They said they couldn't be happier.(かれらもすごく喜んでいるって言っていたわ。)です。これは、大きな手術を受けた夫の手術結果を他の家族に伝える奥さんの言葉です。では、質問です。Theyとは誰のこと?…そう、手術に携わったお医者さんたちのことを言っていますよね。「彼らは言っていたわ。これ以上ハッピーにはなれないだろうって」という感じですね。日本語にするとなんとなくしっくりこないのは、やはり言語文化の違いでしょうね。これらの表現は日本語で理解するより、感覚で理解すべきだと思います。

誰かに最大限の同意を表す時は、I couldn't agree more.あるいは、I couldn't agree.これ以上の幸せはない、ハッピーこのうえないと思った時は、I couldn't be happier.もちろん、主語を換えることもできます。しかし、その時は、They said~とか、He said~とか言ってからですよ。勝手に他人の気持ちを代弁して言うことはできませんからね。

この「could not+動詞+比較級」というパターンは、動詞を換えたり、その内容(比較級になる形容詞など)を換えることでいろいろ使えますので、是非自分のものにして英語らしい表現を作って、また、使ってみてください。相手の気持ちにきっと、ズン!と響くこと、間違いなしですよ。では、今回はこの辺で。See you, guys. Goodbye! nao

「使える英語表現」(No. 141)「彼女僕に冷たいんだ。」

2010-02-21 | Weblog
表現141)She gives me the cold shoulder.(彼女僕に冷たいんだ。)

身体の一部分が入った表現って、結構ありますよね。head, eye, leg, face, ear…そして、もちろん、shoulder。a tip on one’s shoulderは前回取り上げましたが、今回はshoulderに何かするのではなく、shoulder自体が「冷たい」(cold)という身体的特徴に関するお話です。「え、ほんと?」あ、すみません。本当はそうではないです(陳謝)。でも、だれでも最初はそう思いますよね。だってcold shoulderですから、「冷たい肩」、ですものね。日本文化的に考えると、「背中が寂しそう」とか「肩肘をはって」とか言いますから、だったら、「肩が冷たい」っていうのもありかな~ってね。

そこで、その語源(etymology/エティモロジー)を調べたところ、これがはっきりしない…。正確に言うと、いくつかの語源辞典等ではその語源を書いているのですが、ある辞典によると、それをサポートする証拠はないと言っています。そこで僕の結論は、not conclusive/inconclusive(決定的ではない)ということで、その正確な語源はわからず、いつしか巷(ちまた)から出たものが定着したものと理解しました。「で?その「いくつかの語源辞典等」では何と言っているわけ?」ですよね…(冷汗)。

欧米ではマトン(mutton/羊の肉)はそれほど特別な食材ではありませんよね。日本ではレストランくらいでしか食べませんが、欧米では一般家庭で普通のメニューとして食べます。(「何の話?」ここからです!)皆さんのお宅では家にお客さんが来て食事を出す時、どのような物を出しますか?やっぱり、暖かい食事の方がいいですよね~。暖かいスープとか、お味噌汁、肉なら焼きたて…出来立ての物が、たとえさほど豪華でなくても心がこもっているって思いません?もちろん、暑い夏は別ですけどね。欧米でも同じで、人をもてなすのにはhot meal(暖かい食事)がいいと思われており、大事なお客様には時間がかかってもhot mealを用意するわけです。では、あんまり歓迎しない客にはどうするか…?

そう、もう出来ている冷たい物を出すわけです。その代表的なものが…もうわかりますよね。muttonのshoulder(マトンの肩肉ですね)なわけです。つまり、give someone the cold shoulderとは、「誰かに冷たいマトンの肩肉をあげる」ことで、冷たい態度を表すことになるわけです。「でも、急なお客様ならそれでもごちそうじゃない?」そうかも知れませんし、また、場所によってはマトンの肩肉そのものがごちそうかも知れませんよね。とまあ、事の真相はわからないのですが、これが今回の表現に使われるthe cold shoulderの語源ではないかと言われています。

このthe cold shoulderが、「冷たい態度」「そっけないそぶり」「冷遇」といった意味を持つので、それを誰かにぶつけると言った意味を表す場合は、give someone the cold shoulderとなり、それを受ける場合は、get the cold shoulderになります。では、会話です。ご確認を…。

Jake: Hi, Janet. You and Sue are close, aren't you?
(やあ、ジャネット。君とスーは仲がいいよね。)
Janet: She is a very good friend of mine, for sure. So?
(彼女は私のとても仲のいい友達よ、確かに。だから?)
Jake: Well, Janet and I went out for dinner a couple of times, but she has changed recently.
(実はさ、ジャネットと僕は二回ほど晩ご飯一緒に食べたんだけどさ。彼女、最近変わっちゃってさ。)
Janet: What do you mean?
(どういう風に?)
Jake: Every time I see her, she gives me the cold shoulder.
(会ったらいつも、彼女僕に冷たいんだ。)
Janet: Isn't it because you have done something wrong?
(それは、あなたが何か悪い事したんじゃないの?)
Jake: I did not do anything wrong.
(悪いことなんか何もしてないよ。)
Janet: Like, you were dating someone else last Sunday, for example.
(そうね~、先週の日曜日に誰か他の人とデートしてたとか…例えばだけど。)
Jake: Ah, a bad example, though.
(あ~、悪いたとえだけどね。)
Janet: I saw two of you there. A bad example, Jake?
(私があそこで二人を見たのよ。悪いたとえかしら、ジェイク?)
Jake: So, you told her about it, huh.
(ということは、君がそのことを彼女に言ったわけだ。)
Janet: You bet.
(当然でしょ。)
Jake: Now I understand why I got the cold shoulder.
(やっとわかったよ、なぜ冷たくあしらわれたかが。)
Janet: Doesn't everyone give you the cold shoulder when you do something like that?
(そんなことをすれば誰でもあなたに冷たい態度取るんじゃない?)
Jake: You guys misunderstood the situation.
(君たちは状況を間違って理解してるんだよ。)
Janet: Like what?
(どんな風に?)
Jake: She is my cousin.
(彼女は僕のいとこさ)
Jake: Nice try, Jake. But I know your father is an only child and that you have a cousin on your mother's side, but it is he, not she.
(ナイストライだけどね、ジェイク。私は知ってるのよ。あなたのお父さんが一人っ子だということ、そしてあなたにはお母さん方のいとこがいることをね。だけど、それは男で、女じゃないわよね。)
Jake: Why do you know all about that?
(なんでそんなことみんな知ってるわけ?)
Janet: We attended the same class where we all made our family tree. Remember?
(私たち同じ授業を受けたでしょ。そこで家系図を作ったわよね。覚えてる?)
Jake: Can I give you another excuse?
(他の弁解…い~い?)
Janet: Get out of my sight.
(あっちに行ってくれる。)

Cheatingはいけません。「冷たい肩」(the cold shoulder)をもらうくらいならまだましですよ。へたをするとpunchが飛んで来ますからね~。経験者の皆さんならお分かりのことと思いますが…。僕ですか?No way. I am a faithful man and I have never done anything wrong…see you in the next story, guys. Have a good one! nao


「使える英語表現」(No. 140)「彼、相当いらついてるな~。」

2010-02-20 | Weblog
表現140)He has really got a chip on his shoulder.(彼、相当いらついてるな~。)

チップ(chip)と言えば…「ああ、あのややこしい、食事をした時に置かなければいけないお金のことね。」そう…ではないです(冷汗)。それは、tip(ティップ)ですよね(あ、日本語では一緒か…)。今回の表現にあるchipは、「小片、切れ端」、コンピュータの集積回路のチップ、ポーカーなんかで使うチップ、のtipです。人の肩にコンピュータチップとかゲームのチップとかを置くっていうのは考えにくいですよね。ですので(というのも変ですが…)、今回のtipは、「木の小片」を意味します。「それを肩に置く?が、イライラする?」そういうことです。「ということは、その語源と何か係りがあるということ?」Bingo!(当ったり~!)

これは、むかしむかしのアメリカの、ある町でのお話です。その頃特に何も遊ぶもののない若者たちにとって、そのあり余った元気を発散させる方法といえば、外で遊ぶことしかありませんでした。しかし、今のようにスポーツセンターや何らかのゲームコートがあるわけではありません。そこで、彼らが考えだしたのが、「喧嘩」です。まあ、若い頃はそれも一つのゲームだったような気がしますね。しかし、その「喧嘩」にはルールがあり、まず、それをふっかける…いや、しかける者は、その肩(on his shoulder)に木の小片(chip)(小石という説もありますが)を置きます(put)。そして言います。「さあ、俺様にかかってくる勇気のあるやつは、この小片を落としてみやがれ!」てね。勇気のある者(?)はそれをknock it offする(落とす)ことで挑戦状を叩き付け、そこから取っ組み合いの喧嘩が始まる…。今は昔。現在はこのようなゲームはありませんが、その当時はまあ、力自慢の若い連中は、それで泥だらけになって日が暮れるまで青春を満喫していたそうな…。

え?本当の話かって?基本的プロット(plot/筋)は正しいですが、あとはもちろんfictionです(笑)。この昔の喧嘩の儀式(?)、put a chip on one's shoulderが現代英語の慣用表現となり、その元々の意味が忘れられ、今は、a chip on one's shoulder(誰かの肩の上にある小片)が、「けんか腰、不満、不満の原因、イライラ」等の意味になり、それを置く(put)と、つまり、put a chip on one's shoulderになると、「けんか腰になる、イライラしている、いらついている、挑戦的である、爆発しそう」等の意味になるわけです。では、説明はこれくらいにして、この表現が入った会話を読んで(声を出してくださいね)、今回の表現を確認してください。Okay, guys. Here you go!

(Jack and Bruce are talking in the corridor./ジャックとブルースが廊下で話している。)
Jack: I was surprised to hear the news.
(ニュースを聞いて驚いたよ。)
Bruce: What news?
(何のニュースだい?)
Jack: Greg is moving to the shipping department.
(グレッグが配送課に行くってことさ。)
Bruce: Oh, that news. Yep, he is not happy about it.
(あ~そのニュースね。そうだよ。やつにとっちゃ面白くないよね。)
Jack: I can imagine. What happened?
(想像はつくよ。何があったんだい?)
Bruce: The sales department failed to keep the contract with Toyoda.
(営業課がTOYODAとの契約の継続に失敗したんだよ。)
Jack: Did he screw up anything?
(彼が何かへまをしたのかい?)
Bruce: Nope. His boss did.
(いいや。やつの上司がしたのさ。)
Jack: So, he made Greg a scapegoat?
(それで、グレッグを身代わりにしたってわけ?)
Bruce: Something like that. Speak of the devil. Hi, Greg.
(そんな感じかな。うわさをすれば影ってね。やあ、グレッグ。)
Greg: What are you staring at?
(何をじっと見てるんだよ。)
Bruce: I am not. See ya.
(別に…。またな。)
Jack: Wow. He has really got a chip on his shoulder.
(すげ~。彼、相当いらついてるよな~。)
Bruce: I can't blame him.
(責められないよな。)
Jack: I agree.
(同感…。)

会社というところは、いろいろ人間関係が複雑ですからね~。紆余曲折(twists and turns)は仕方ないですね。グレッグもそのうちわかるでしょう。そして、人間的に大きくなる(grow up)。I wonder how many times have I been used as a scapegoat? Forget it. That is life. These days, I try not to have a chip on my shoulder, no matter what. I want to stay calm and live a peaceful life. Hope you will do the same. Goodbye now and see you soon, guys. Have a good one! nao







「使える英語表現」(No. 139)「相性の問題ってわけね。」

2010-02-19 | Weblog
表現139)It's a matter of chemistry.(相性の問題ってわけね。)

ケミストリーと言えば…歌手のグループ名…化学?ですよね。まあ、それらに関係があるかどうかは知りませんが(すみません、無知で…)、頭にすぐ浮かぶのはそんな感じですね。でも、今回のケミストリーは、「相性」と言う意味に使われるchemistryです。なぜかわからないが、なんとなく相手に対して感じる、合う、合わないという感じ。この感覚のことを英語ではchemistry(ケミストリー)と言います。

この言葉(chemistry)は、もともとはalchemy(アルカ(ケ)ミー/錬金術)という言葉が語源になっています。1600年代に出来たこの言葉のもともとの意味は、natural physical process(自然な物理的プロセス)というもので、その意味合いが現在のchemistryの中に残り、「相性」という使われ方に現れているようです。ちなみに、alchemyはその後「錬金術」に特化した言葉となり、そこから派生した現在の意味でのchemistryは、1700年代の後半から使われ始めたそうです。

今はあまり「錬金術」の意味では使われないalchemy(アルカ(ケ)ミー)ですが、何かをいい方向に変える魔力、秘術等「何か不思議な力」の意味では日常語として使われることがあります。The Alchemy of Happinessといった類いのタイトルのついた本も結構ありますね。余談ですが…。

「相性」と日本語では簡単に言いますが、英語の感覚では、instinctual (instinctive) attraction or affinity(本能的に引きつけられること、直感的な親近感)ということになります。つまり、「なんか、うまが合うんだよな~」「性格は全く違うんだけど、気が合うのよね」に現れる「理由はわからない相性の良さ」がchemistry(ケミストリー)ということになります。もうわかった?…ですよね。では、会話です。Here you go!

(at a police station)
Jeff: How're you doing, Tony?
(調子はどうだい、トニー?)
Tony: Not so good.
(あまり良くないな。)
Jeff: What's the matter?
(どうしたんだい?)
Tony: You know I've got a new partner?
(おれが新しいパートナーを持ったこと、知ってるだろ?)
Jeff: Sure. A rookie. Right?
(ああ。新人、だったよな?)
Tony: Right. He and I are not getting along well.
(そう。やつとおれはうまくやれないんだよな~。)
Jeff: Did you have a fight or anything?
(喧嘩か何かしたのかい?)
Tony: Not really. But I feel uncomfortable. That's all.
(そんなんじゃないだけどさ。居心地が悪いって感じかな。それだけさ。)
Jeff: It's a matter of chemistry, huh.
(相性の問題ってわけね。)
Tony: Something like that, I guess.
(そんな感じかな、多分。)
Jeff: I have been married with Jane for almost 15 years.
(おれはジェーンと結婚してもう15年になるな。)
Tony: Come on. What has it got to do with this?
(何言ってるんだい。それとこの話と何の関係があるんだい?)
Jeff: In the beginning of our relationship, I wondered if we had good chemistry between us. But, hey, I am happily married now.
(付き合って最初の頃は、二人の相性がいいかどうかわからなかったものさ。だけど、今は幸せな結婚してるぜ。)
Tony: So, I have to wait and see what happens from now on, huh.
(じゃあ、おれもこれから事がどうなって行くか見て行かなければいけないってことね。)
Jeff: It might end up being a happy marriage.
(幸せな「結婚」ってやつになるかも知れないしな。)
Tony: I wish he were a woman.
(やつが女だったらよかったけどな。)

ペアを組む警官、結婚相手、仕事仲間、友人…どんな人間関係でもケミストリーは大事ですよね。でも、ケミストリーはちょっとした事、例えば相手に対する気遣い、などで変わる可能性もあるような気がしますね。だって、alchemy(アルカ(ケ)ミー)からchemistry(ケミストリー)が生まれたんでしたよね。だったら、「人の気持ち」がalchemyになってchemistryを生むことだってできるはずですよね~(笑)。おあとがよろしいようで…。All for now, folks. Goodbye and have a good one! nao



気になる英単語(1)

2010-02-18 | Weblog
単語1)weird(ウィアド)

I have just come back from Tokyo and had no time to write a usual stuff. I thought I was going to skip today, but, I hate to do it as it is part of my routine, so, I decided to write a very short blog about some English word I always find interesting and good for the readers to know.

The first word I will take up is “weird”.

この言葉を辞書で念のため調べたところ、名詞で「運命、定め」、ギリシャ、ローマ神話に出てくる、運命の3女神の一人の名前、Weirdとのこと。これは知りませんでした(すみません、リサーチ不足で…)。日常会話でよく使われるweird(ウィアド)は、「ちょっと変」という感じです。この言葉は何か超自然的なものを見たり感じたりした時の「変」にも使えますし、人が「なんか変…」でもいいし、体調がどうも「変」でもいいです。僕もよく使います。以下にいくつか例を挙げますね。

I feel weird today. I may have caught a cold.
(今日は体調がなんか変だな。風邪でもひいたかも知れない。)
He is acting pretty weird today. Do you know why?
(あいつなんか今日変ちゃう。なんでか知ってる?)
This place is kind of weird.
(この場所は、なんか奇妙な感じがするな。)

使ってみてくださいね。This is it. Get a new word and expand your vocabulary. See ya! nao