Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

「使える英語表現」(No. 27)

2006-12-11 | Weblog
表現27)You are the most beautiful thing I have ever laid eyes on.(君は僕がこれまで見た物の中で最も美しい(物だ)。

みなさん、お久しぶりです。長いこと新作をアップせずにすみませんでした。いろいろありまして…。そのことについてはまた次回(かな?)書きたいと思います。とりあえず今回は冒頭の表現を取り上げました。読んでくださいね。よろしく!では、スタ~ト!

(at a party)
Tom: Hi, my name is Tom. May I ask you name?
Jinny: Jinny. Nice to meet you, Tom.
Tom: Nice to meet you. You are a member of the Cheerleading Club, aren't you?
Jinny: Yes, I am. How do you know that?
Tom: I went to the Football game last weekend, and I saw you there.
Jimmy: Really? But I was in a group of 30 members. You have pretty good eyes, don't you?
Tom: Well, you are the most beautiful thing I have ever laid eyes on. How can I forget you?
Jinny: That's so sweet, but I don't like that kind of crap. Excuse me.

おっと、残念でしたね。なかなかいいくどき文句だと思ったんですけどね~。でも、ちょっと早かったかな、それを使うのは。でも、覚えておいても損はないと思いますよ、この表現。今回はその文中に出てくる「lay eyes on」という言い回しを取り上げます。

皆さん、覚えていますか、学校で「lie-lay-lain」「lay-laid-laid」ってわかりにくい動詞を勉強したことを。だって、「lie」が「横たわる、寝る」って自動詞で、「lay」が「~を横たえる、~を置く」って他動詞で目的語が必要。その違いは、「lie」がその主語が一人で「横たわる」ことを意味し、「lay」がその主語が何かを「横たえる、置く」ことを意味する。いや、ややっこしい。またその変化がconfusing(人を混乱させる)なわけです。だって、「lie」の過去形が「lay」で、その同じ発音、綴り(つづり)の単語が「lay」「~を横たえる、~を置く」の現在形なわけですからね。その昔のトラウマ(?)を克服するためにも、今回の表現をしっかり覚えて、また「lie」「lay」の違いも理解し、間違いなく使えるようにしてください。

さて、前書きはこれくらいにして、今回の表現の分析をしましょう。分析と言っても簡単なものですが…。まず、「lay」は「何かを置く」って感じの意味ですよね。そして、この場合「置く」ものが目(eyes/両目なので複数形)。そこで、「lay eyes」になる。「でもどうして~の目、って言わないの?」なるほど…。それはきっと「lay eyes on」で一つの句動詞(複数の語が集まって一つの動詞としての役割をするもの/phrasal verb)となっているから、としか説明がつかないような…。で、最後の「on」については、何かを「置く」わけですから、「~の上に(置く)」ということで、「on」という前置詞を使う、と理解してください。その結果、「lay eyes on」は、「~に目を留める、~を見る(見つける)、~を発見する」といった意味になるわけです。

ここで単純な質問。「結局、見る、って意味なんだから、seeじゃだめなの?」そうですね~、冒頭の表現に使われている動詞「lay」の代わりに「see」を使うと、下のようになりますね。

You are the most beautiful thing I have ever seen.

違いは?どうもないようですね。何人かのネイティブに聞いてみると、「lay eyes on」も「see」も同じ意味で、違いは、「lay eyes on」の方が「see」よりもより口語的な言い方だと言うのがほぼ共通した見解で、少し気取った感じに響くという意見もありました。なので、たまにはこの表現も使ってみてはどうでしょう、「see」の代わりに。でも、使い過ぎは不自然になるので、お気を付けくださいね。

最後に、くどき文句をもうひとつ。「僕は、初めて会った時に君に一目惚れしてしまったんだ」っていうのはどうでしょう?さて、どう言うのか?以下がその答えです。

I fell in love the first time I laid eyes on you.

あ、言い方を考えて下さいね。その気持ちを十分に込めて言うと、きっと効き目があると思いますよ。Good luck! Okay, this is it today. I will see you soon. Have a very good day! nao(N.N.)(C)2006


「使える英語表現」(No. 26)

2006-12-10 | Weblog
表現26)What makes you say that?(???)

さて、まずは以下の会話から上の表現の意味を理解してくださいね。

(at a high school cafeteria)
Jimmy: I am planning to go to the dance party next Sunday.
Tony: Are you? Who are you going with?
Jimmy: With Nancy. Are you going too?
Tony: I think so. I will ask Betty to go with me.
Jimmy: Betty? I don't think so.
Tony: What makes you say that?
Jimmy: She is dating Jeff. Don't you know that?
Tony: Jeff? Jeff was dating a girl with a long hair….
Jimmy: Nancy. She is MY girl friend now.
Tony: Is that so. That's okay, though. Jeff is back in his hometown now.
Jimmy: To be honest, I don't think you have a chance. You are not her type.
Tony: What? What makes you say that?
Jimmy: Because, Betty was my ex girl friend and I know her type.
Tony: Was she? Forget it. It's too complicated. I'll find someone else.

いや~、若者の間というのは、確かに複雑ですね。いや、そんなことじゃなくて…。答えは、そう、「何があなたにそう言わせたか?」(make=~に~させる)です。え、「そのままじゃん!」ですって?なるほど。それじゃあ、頭に入りにくいですよね。それは直訳ってやつですので、もっと自然な日本語で言うと、「どうしてそんなことが言えるんだい」って感じでしょうか。あるいは、「なんでそう思うの」かな?

同じような日本語が頭に浮かんだ時に、この表現を知らなかったら、僕ならきっとこう言います。「Why do you say that?」もちろん、これでもいいんですけど、表現の幅を広げる意味でも、また、そう言われた時にすぐわかるように、今回の表現もしっかり理解して、使えるようにしておいてくださいね。

今回は比較的簡単な、わかり易い、でも、日常よく使われる表現を取り上げました。さあ、次回はどんな表現なのか?Whether you know it or not? Who knows? I don't know, either. What makes me say that? Because, I haven't thought about it yet.では、次回をお楽しみに。Seeee ya! nao (N.N.)(C)2006


「使える英語表現」(No. 25)

2006-12-08 | Weblog
表現25)You are the last person I want to seek advice from.(君だけには忠告してもらいたくないね)

「the last person」と言うと、「最後の人」ってだれでも思いますよね。でも、上の訳を見ると、どこにも「最後」とか「人」とか書いてない…。なぜ?もちろん、それが意訳だからです。「あ、そっか…って、それだけじゃダメでしょう!」あ、ですね。では、どうしてそんな訳になるのかを考えましょう。

では、直訳から。「あなた(君)は最後の人です。私が忠告を求めたい。」→「あなた(君)は私が忠告を求めたいと思う最後の人です。」どうですか?「ん、わからない…」あ~、まだまだこれではね~。ポイントは、「最後」の意味です。この場合の「最後」は、人がたくさん、いや、何万、何千、何億、何十億といる中の最後の「最後」という意味で、相手から何かをしてもらう(上記の場合は「忠告を聞く」)可能性は無いが、かりにあったとしても、その順番としては最後の「最後」になるという感じの「最後」です。

言い換えると、「相手からそんなことはしてもらいたくない」ということを、相手がかりにそうしてもらうとしたら「最後の人」だ、という比喩的な表現を使うことで強調しているわけです。そう考えると、「You are the last person I want to seek advice from.」が「君だけには忠告してもらいたくないね」となるのはわかるでしょ、ね。ということは、この表現は相手にかなり侮辱的な言い方なわけですので、使う時はくれぐれもお気をつけて…。

さて、言葉で説明しても、その使い方、感覚がわかりにくいかと思いますので、いくつか例を挙げます。しかし、ただ英文をあげてその訳を載せるというのは面白くないので、まず、日本語で言いたいことを幾つか書きますので、それを英語にしてみてください。その練習を通してこの表現の使い方、感覚をしっかりつかんでくださいね。では、こんな日本語が頭に浮かんだら、あなたは英語でなんと言いますか?

1)「まさか、こんなところであなたに会うなんて、予想もしてなかったわ。」→「あなたの答え」
2)「君にだけはお金は貸せないね。」→「あなたの答え」
3)「彼女はそんなことを言うような人じゃないわ。」→「あなたの答え」
4)「彼はまったく信頼できませんね。」→「あなたの答え」

どうですか?「the last person」を使って適切な英文できましたか?繰り返しますが、この表現は「~できない」「~しない」ことを強調するための言い方なので、「the last person」という表現を使わなくても言いたいことは言えますので、念のため。

では、解答です。自分が言った、あるいは、思ったことと同じかどうか確認してください。

(解答)
1) You are the last person I expected to see here.
2) You are the last person I would lend any money.
3) She is the last person to say such a thing.
4) He is the last person we can trust.

どうでしたか?その感覚さえつかめばそんなに難しくはないですよね。是非会話でこの表現を使う場面をみつけて、あるいは、使えるように話しを持っていって、使ってみてください。一度実際に使ってみると、その後は自然に使えるようになるものですよ。では、最後にこの表現を使った会話を見てください。自分で感情を込めて読むと、より状況が目に浮かびますよ。今回はラブストーリーです!皆さん、覚えて使ってくださいね。では、どうぞ!

(at a French restaurant)
Jane: Wow, what a beautiful restaurant!
Nao: It's not as beautiful as you, Jane.
Jane: Oh, thank you, Nao. Have you been here before?
Nao: A couple of times, yes.
Jane: With whom, if I may ask?
Nao: With my friends. I don't think you know them. But, why?
Jane: I think I have seen a picture of this restaurant before.
Nao: It's everywhere. This is a very popular restaurant, you know.
Jane: I mean, I saw a picture at my friend's house with someone looking like you, Nao.
Nao: No way. It's not me. What do want to order?
Jane: It's Susanna. Do you know her?
Nao: Um, who?
Jane: Susanna. A tall, beautiful, blond girl.
Nao: No idea. I'll order some drinks. Do you like wine, beer, or…?
Jane: Nao, you are not lying, are you?
Nao: Lying? You are the last person I would lie to.
Jane: Okay. I believe you. I hate lies. They hurt people.
Nao: I agree. And, believe me. You are the last person I want to hurt, Jane.
Jane: How sweet of you, Nao. (Jane's cell-phone rings.) Sorry, Nao. Oh, Hi, Susanna, how are you? Where am I?…
Nao: …

あ~あ、もうちょっとでラブストーリーになるところだったんですけどね~。残念!え、これからの展開が見たい?いや~これはあくまでラブストーリー仕立てなんで、ホラーはちょっと…。では、今日はこれまで。See you, guys. Have a happy day! Remember: Lying will surely cause you a lot of trouble later. Be very careful! nao(N.N.)(C)2006

「使える英語表現」(No. 24)

2006-12-07 | Weblog
表現24)It doesn't make any sense.(意味がわかんない)

Jill: Hi, Nao. You know that there is going to be a Best of Young Poets Contest next month, don't you?
Nao: Sure. At the City Hall, right?
Jill: Right. I wrote a poem. Would you take a look at it? It's titled, "If My Dog Were a Bird."
Nao: If what? All right. (after reading it) Well, it doesn't make any sense.
Jill: Come on, Nao. It doesn't matter whether it makes sense or not. It's what you feel in your heart.
Nao: Well, since it doesn't make any sense, I don't feel anything.
Jill: Feel something! I helped you with your homework the other day, didn't I?
Nao: Jill, what you are saying doesn't make any sense.

皆さん、時として女性は、おっと、もちろん男性もですが(フュー)、「doesn't make any sense」することありますよね。相手を傷つけることなくいかにうまく話しをするか、これも大事な会話術です。勉強しましょう!

今回は、「make sense」(意味をなす、理にかなっている、筋が通っている→わかる、理解できる)を取り上げます。この表現はよく使われるので皆さんもご存知とは思いますが、自然に出てくるようにするためには気持ちを入れて言うことが大切です。「I doesn't make any sense.」の場合は、「え、意味がわかんない」「う~ん、理屈が通ってないな~」「さっぱり言ってる意味がわかんないよ」という時の感じを持って言ってみる。そうすればしっかり頭(脳)に残ると思いますよ。やってみてください。

わからない、ばかりじゃ何なので、わかる方の言い方もちょっと勉強。

(上の会話の続きです…)
Jill: What I mean is I need your help this time, Nao.
Nao: Okay. That makes sense. I'll help you.

よかったですね、理解し合えたようで。この「make sense」は、「~の意味がわかる、理解できる」、つまり、「understand」と同じ意味で使うこともできます。その際は、「make sense of」という形で使います。「understand」より、「何からかその意味を見つける、その意味の形をつくる→理解する」と語数が多い分、単純に「理解する、わかる」と言うよりは、「それなりに努力して(状況、文脈等を)わかろうとしてわかる」って感じがありますね。では、またまたJillとNaoの会話の続きです。

(two days later)
Jill: Hi, Nao. What happened to my poem? Did you understand my points?
Nao: Hi, Jill. I tried to make sense of it, but most of it still doesn't make any sense to me.
Jill: Okay, Nao. I'll help you make sense of it. You got to polish your sense of art.
Nao: Right...

いやはや、これからまだまだ一波乱ありそうですね。ということで、今回は「make sense」の使い方を勉強しました。All right. That's about all. I hope you can make sense of what I wrote and now you understand how to use "make sense" saying like "your writing makes good sense." Does this make sense at all? See you, folks! nao(N.N.)(C)2006

「使える英語表現」(No. 23)

2006-12-06 | Weblog
表現23)You might just as well wait till tomorrow.(明日まで待った方がいいよ)

助動詞の中でもわかりにくのが、may/mightですね。特にそれが他の語と一緒になるとよけいわからなくなる…。ということで、今回はmay/mightが作る表現で、会話で結構よく使われる「may/might as well」を取り上げます。皆さんはこの使い方わかります?「う~ん、昔習ったような~」ですね、確かに。僕は毎日英語に接し、いろいろややこしい問題の対処に当たってますが、この表現は自分では使ってないですね~。聞くことは多いですけどね。そこで、今回はこれを徹底検証して(ちょっとおおげさ…)、ホントの意味で「使える」言葉にしたいと思います。一緒に勉強しましょう!

さて、まずその意味を先に言いましょう。
□ may/might as well
―(その時の状況を判断して)~した方がいい(よさそうだ)

え、「may」と「might」の違い?そうですね~、「might」の方が「may」よりもちょっと遠回し、あるいは、丁寧、くらいに思ってもらったらいいかな?なので、どちらかと言うと、「might」を使っていた方が安全かも。僕のアドバイスです。

上の意味を見て何か他の言葉を思い出しませんか?そう!「had better」ですね。ほぼ同じ意味と理解してもらっていいです。使い方も同じです。「might as well」も「had better」も「助動詞」ですね。「え?3つの単語と2つの単語で出来ているのに?」そうです。これらは全部一緒で切り離せない「ひとつの助動詞」と理解してください。何回も読み込んで、一つの単語と思って発音してください。つまり、「マイト アズ ウェル」ではなく、「マイダズウェル」(した方がいいよ)って感じでね。「でも、なぜ「might」「as」「well」がそんな意味を作るのか知りたい!」う~ん、これはなかなか難しい質問ですね~え~、え~(ものまね?)。でも、答えてみましょう(正しいかな~ま、いいか)。

まず「may/might」には「認容」(認めて許すこと)を表す「~してもさしつかえない、~してもいいかもしれない」という意味が存在する。そこから「~してみたらいい」「~してみてはどうですか」といった提案、勧めの意味が生まれたと考えられます。ですから、「You might see the doctor.」は、「あなたは医者に会うかも知れませんね~」ではなく、「医者に診てもらったらどうですか」という意味になります。

「わかった。では、as とwellは?」「as」は前にも出てきたように、何かと何かをくっつける、あるいは、繋いで比較することを示唆する語と言えます。ややこしい?簡単にいうと、後に比べる何かがあるぞっていうサインを出す語と考えましょう。「well」は「いい、うまい、十分に、大丈夫」といった肯定的意味合いを持った語ですよね。例えば、「as well as」は「~と同様に」とか「~と同様にうまく」とかの意味ですね。

では、全部を一緒にするとどうなるか?前の説明を頭に入れて冒頭の文を考えてみましょう。

「You might (just) as well wait till tomorrow.」
(きみが明日まで待つのは(そうしないこと)と比べる(as)といい(well)ことなのだから、朝まで待ったらどうですか(might))
     ↓
(明日まで待った方がいいよ)

どうですか?なんとなくわかってもらえました?つまり、「might」「as」「well」という3つの単語のそれぞれ持っている語感がひとつになって、「~しないより、あるいは、~しないことよりは、する方がいい」→「~した方がいい」という意味になったということ。その感覚をしっかり持って「might as well」を使ってみてくださいね。使う時に気をつける大事なことを一つ。さっき「might as well」は「ひとつの助動詞」って言いましたよね。ということは、主語の名詞(名詞句)と動詞の間に来る、つまり、名詞の後に「might as well」を言って、すぐその後に動詞を言うのであって、それら3語は決してばらばらにしてはいけない。また、そのすぐ後に来る動詞は原形でなければいけない(助動詞の後は必ず動詞の原形が来る)ということです。つまり…

You might as well go back home today.
*You might go as well back home today.
*You might as well to go back home today.
(*は非文法的であることを示します。)

話し相手にたいして「might as well」を使うと、「~した方がいい」と言う意味になることはわかってもらえたと思いますが、では自分で使うとどうなるか?

I might as well go home now.
(そろそろ家に帰った方がよさそうだわ。)
I might as well tell you about this.
(この件については言っておいた方がよさそうだな。)

という具合になります。どうです?「そうしないっていう選択肢よりも、~する方がよさそうだ」って感覚、わかるでしょ。こんな感じで使ってくださいね。

最後に、今回は触れませんが、「may/might as well」には今回勉強した意味「(その時の状況を判断して)~した方がいい(よさそうだ)」の他に、「~する方がましだ、~するようなものだ、~するのも同様だ」という意味もあることをどこかに入れておいてください。でも、この意味で使われる時は、話し手は感情的になっている場合が多いので、なんとなくわかると思いますよ。

では、今日はこの辺で失礼しま~す。「え、会話がない!」ですね~。でも今回はちょっと長くなりすぎた感があるので…I might as well say goodbye now and give you a rest for tomorrow. Okay, guys? See you tomorrow! nao(N.N.)(C)2006

「使える英語表現」(No. 22)

2006-12-05 | Weblog
表現22)Be that as it may, ... (???)

今日の表現はちょっとなんぎでんな~、あ、失礼、うふん!難しいですね。構造的かつ概念的に我々日本人にはこの表現はちょっと入りにくいと思います。なんでそこまで言えるのって?だって、僕が使いにくいというか、何か頭に残りにくいんですよね、この言い方。あ、意味は?ですか。ですね。ではまず以下の会話を読んで、その意味をつかんでみてください。

Nao: Hi, Sally. Who are you going to the party with this Saturday?
Sally: I'm not going, Nao.
Nao: Why? You were looking forward to it.
Sally: I was. But, it is going to be held at the Parkview this time, isn't it?
Nao: So? It's an okay hotel, Sally. Of course, it is not as good as Sheraton.
Sally: Be that as it may, I am not going. I got a better thing to do that night.

ではもうひとつ。

Jan: I called you at midnight yesterday, Mike. Where were you?
Mike: I was at the library doing my homework.
Jan: At the library until midnight?
Mike: You know, Professor Hubbard gives us a lot of homework. And we will be in trouble if we do not turn them in on time, you know.
Jan: Be that as it may, who was with you last night?
Mike: Ah, she, no, he, ah, is a classmate in the same class.
Jan: Right. Tell me more about HIM.

男性にはちょっときつい会話でしたね。さて、上の二つの会話からわかりましたか、答え?「なんとなく…」ですよね。では答えです。

□ be that as it may
→それがどう(で)あろうと、いずれにしても、いずれにせよ、それはともあれ、それはともかく、それはそれとして、それはさておき、それにつけても、とはいえ、とにかく、ところで、とりあえずそれはおいて、そうかもしれないが(アルク「英辞郎on the web」より)

わかりますか、この感覚?つまり、何かの話をしていて(あるいは書いていて)、「もういいかなこの話…」と思い始め、「あ、そうそう、それよりもこっちの話が大事だな」と気持ちが固まり、「でもまずはこの話題を止めないと」ととっさに思い、「まあ、まあ、それはともかくも…」と言って新しい話題の方に持っていきたい時、その時に使うのが「be that as it may」という表現です。なので、その使う時の気持ちは、ちょっと「わがまま」かな?自分で勝手に「そればもういいから」って話を勝手に切るってこと、ありますよね、ときどき(じゃない?…)。そんな時に使う表現だと思うと、使う機会を見つけられるかも。ともかく、まずは一度使ってみてください。では、なぜそんな変な単語の集まりになっているのかをちょっと考えてみましょう。

これから書くのは僕なりの分析で、正確とは限りませんのであしからず。僕としては、皆さんがそれに納得してこの表現が少しでも頭に入り易くなれば、それで成功と思ってますので。では、分析です。

この文章「Be that as it may」、ちょっと単語の並び方がおかしいと思いません?主語は?動詞は?まず主語を探すと、「it」(それ)ですよね。それしかない。次に動詞は…「be」(ある状態である)しかない。「may」(~してもいい)「助動詞」。「that」(それ)は「代名詞」。「as」は「接続詞」。では、それらを使って「普通の文」を作ってみましょう。

「it may be that」(それ(it)は、それ(that)の状態(be)でいい(may))
(それはそんな感じ(状態)のままでいい)

あ、「as」がない…。ですよね。「as」は接続詞なので、接続するものがなければ存在できない、ですね。なので、ちょっと置いておきます。

ここで、問題の表現が入った文章と、その「普通の文」を比べてみましょう。

 Be that as it may, I am not going.
* It may be that, I am not going. *は「非文法的」を意味します。

上の文章では、「be that as it may」(いずれにしても)は「I am not going.」(行かないわ)を修飾していますよね。つまり、全体の文の中では、いわゆる従属節になっているわけです。そして、それは文法的。ところが、下の文は「it may be that」のままで、非文法的。つまり、「普通の文」は、その後に続く文(節)を修飾できない。しかし、「普通じゃない文」はそれができる。なぜか?

「普通の文」がどうなったら上のような文になるか?答えは、文の「動詞句」(be that)をそのまま文の頭に持って来る、いわゆる、「倒置」(この場合、主語(主部)と動詞(述部)の順序をひっくりかえすこと)をすることです。そうすると…「Be that it may, …」になりますね。しかし、ただ語の位置を変えただけでは非文法的になるので、その分割した部分を繋ぐ役目をする妥当な接続詞「as」を入れて文を整え、文法的にする。その結果が…、

「Be that as it may,」になるわけです。「倒置」をすることで、その文全体がその後に来る文の条件や仮定を表す修飾文になることがよくあります。また機会があればそのことについて話しますね。でも、今日はここまで…。

いや~、きょうは長くなりました。ここまで付き合ってくれて、どうもありがとうございました(ペコリ)。え、ちょっと長過ぎたから何という表現を勉強したか忘れちゃた?「まあ、まあ、それはおいといて~」って、それは困りますよ!いや、いいのか?それを英語で言いたかったら、「Be that as it may,」って言うんですよ。それが今回の表現でした、でしょ?ふ~、よかった。最後に出てきて。では、今日はこの辺で。See you tomorrow, guys! nao(N.N.)(C)2006

「使える英語表現」(No. 21)

2006-12-04 | Weblog
表現21)How much do I owe you?(いくら払えばいいの?)

誰でもハウマッチが「いくら?」ってことは知ってますよね。海外旅行の必須表現ですね。でも、上の表現は知ってるかな?買い物で「How much?」って言うのは、実際には「How much is it?」とか「How much is this?」の意味で、その後の主語と動詞を省略して疑問文にしている。もちろん、上の表現も同じ状況で文脈が違ったら使えなくもないですが、ニュアンスがだいぶ違うので同じように使うとかなり不自然になりますね。では、それがなぜかを考えてみましょう。

まずこの文章の中心の動詞、「owe」([ou] )から。この動詞は面白いですね~。なぜって?だってその発音が、その日本語の意味と同じですからね。「え!?」その発音は、カタカナで標記すると「オウ」かな。そしてその意味は「負う」。「一緒だ!」ですね~。もう少し言うと、「何らかの義務、責務等を負っている、借りがある」っていう意味の「何かを負っている」ということです。つまり、物理的あるいは心理的に誰かに何かを「負っている」っていうのがその語感になります。そして、それがお金の場合は、冒頭の表現になるわけです。

次にその文の作り方、構造について。「負っている」は「何かを、誰かに負っている」わけなので、「負っている」は「誰か」あるいは「何か」という言葉(目的語)なしには存在しない。そう、一人(?)では存在しない言葉(語)であるので…もうわかりますよね。そうです、他動詞なので~す!(パチパチパチ…失礼…)

ということで、「I owe you」は「I owe you something」ということで、「私はあなたに(何らかの名詞)を負っている」わけで、その負っている物がたまたまお金で、しかも、その額がわからなくて知りたい時は、「How much do I owe you?」と聞くわけです。ね、買い物でいきなり言う「How much!」とは感じがかなり違うでしょ。ではどんな時に使うのか?会話をどうぞ。

(at the restaurant)
Naoki: Okay. We got to go. Are you ready, Bill?
Bill: Sure.
Naoki: I will go ahead and pay the bill and let's split it, okay, Bill?
Bill: No problem. I will see you outside.
(Naoki paid the bill and got out of the restaurant.)
Bill: Naoki, how much do I owe you?
Naoki: Come to think of it, you took me to lunch the other day when I had no money. So I owe you a meal. It's on me this time.
Bill: Thanks, Naoki. I should have ordered more expensive ones. Just kidding!

(Note)
* split the bill→割り勘にする
* Come to think of it,→考えてみると、そういえば
* It's on me.→(それは)僕のおごりにするよ
* I should have ordered→注文すべきだったなあ
* Just kidding.→ほんの冗談さ

お金払おうと思った時に払わなくてよくなるって、結構うれしいものですね。上の状況からわかるように、自分がいくら払わなくてはいけないかがわからない時に使う表現。それが「How much do I owe you?」です。ついでながら、他の「owe」の使い方を少し紹介しておきましょう。

I owe everything to you.(I owe you everything.)
(うまくいったのはすべてあなたのおかげです(お礼の言葉として))
I owe him my life.
(彼は僕の命の恩人です。)
I owe you nothing!
(あなたに借りは一切ないわ)

つまり、「owe」(負う?)は物理的にも気持ち的にも、誰かに、何かを「負っている」「借りがある」って気持ちを伝えたい時に使う表現、と理解してくださいね。では、今日はこのへんで。Come to think of it, I owe you a lot, guys. Because of you, I keep writing and I can leave something behind. Thanks and I will see you tomorrow (hopefully). nao(N.N.)(C)2006


「使える英語表現」(No. 20)

2006-12-03 | Weblog
表現20)How am I supposed to do?(僕にどうしろと言うんだい)

「僕にどうしろと言うんだい」っていう日本語で、「How am I supposed to do? 」
なんていう英語、出てきませんよね~。え、出てくる?おっと…そんな人は今日は読んでくれなくていいですよ。また明日~。では、その英語が出てこなかった人たちのために…。

まずは動詞からみていきましょう。「suppose」は、「思う」とか「想定する」「推定する」って意味ですね。「思う」というと、他に「think」「guess」とかありますが、まあ、一般的には「think」が多いですね。「think」は「思う」、でもちろんいいわけですが、この場合の「思う」は、「考える」から来る「思う」で、「suppose」は、「そういうことになるのかなあ」て感じの、類推的な感じが入った「思う」です。ちょっとした語感の違いを感じてもらうために以下を見てください。

I suppose so.(私はそうだろうと思いますよ。)
I think so. (私はそう思いますよ。)
I suppose you are right.(あなたは多分正しいでしょう。)
I think you are right.(あなたは正しいと思います。)

どうです?「think」の方がちょっと重く「思う」ように響きません?僕だけかな~?もちろん、「think」も軽く発音すると同じように響くのは響きますけどね。ともかく、若干の違いを感じてもらえたら、それでいいです。

さて、次です。「be + -ed」ですから「受け身形」ですよね。すると、「be + supposed」で「思われる」「そういうふうに類推(推理)される」という感じになり、それに「to」がついて、「be + supposed + to (do)」で、「~するように人から思われている」→「することになっている」「しなければならない」「するはずだ」(約束や任務といった感覚と繋がることが多いです)といった意味になるわけです。わかりにくい?では、その感覚を理解するために、以下の文を何回か読んでみてください。

You are supposed to go see the doctor tomorrow.
(明日きみは医者に会うこと(予定)になってるよ。)
He is supposed to be here by now.
(やつはもうここにいなければいけないんだけどなあ。)
You are supposed to say the truth.
(あなたは真実を言わなければなりません。)

また、映画の口論のシーンでよく聞く表現です。相手の言った一言にカッとして、こう言います。意味を考えてみてください。

What is that supposed to mean? もう一度…
What is that supposed to mean?

わかりますか?答えは、「それはどういう意味なんだ!」「どんなつもりでそんなことを言うんだ!」等の意味です。よく使われる表現なので、映画なんかで気をつけて聞いていれば耳に入ると思いますよ。また、自分でも使ってみてくださいね。

遅くなりましたが、冒頭の文章に戻ります。「How am I supposed to do?」ですから、「僕はどのようにすると思われているの」→「僕はどうすることが期待されているの」→「僕はどうすればいいの」そして「僕にどうしろと言うんだ」になるわけです。では、会話の中でその表現を確認してください。

(at the office)
Nao: What are you doing here, Jim? You are not supposed to be here.
Jim: I know. But, I wanted to help you out.
Nao: What is that supposed to mean? You don't trust me?
Jim: I do. But I am more experienced.
Nao: All right. Then, tell me. How am I supposed to do?

一体何を?それは皆さんで想像してください。「How am I supposed to know about that?」ん、確かに…。ま、内容はともかく、今回の表現についてははっきりわかったみたいですね。結構、結構。それでは今日はこの辺で。By the way, am I supposed to write up a new article tomorrow too? Seems like it. Okay. Cool. See you all, guys! nao(N.N.)(C)2006


「英文の構造を理解する」(No.5/Part 2)

2006-12-02 | Weblog
あ、今日は「使える英語表現」ではない?ですよね~。実はブログを見ていたら、前に「英文の構造を理解する」シリーズのNo.5が中途半端になっていたことに気づきました!これはいけない!読者を裏切った…(大げさですんません)と思い、急遽、それを終わらせることにした次第です。これまでの表現ものと違い、少し理屈っぽいですが、しっかり読んで理解してもらうとうれしいです。また、構造をしっかり理解していないと、どんなに単語、表現を知っていても、意味がないですからね。能書きはこれくらいにして、それでは英文構造の話に入りますよ~。

これは、No.5/Part1、「助動詞」の続きです。忘れちゃった人は前のも読んでくださいね。そして、すこし長いですが、よろしく…です。前回は「助動詞」の中でも「法助動詞」(modal auxiliary)と呼ばれるものの英文の中での位置について話をしました。「え、「法助動詞」?」って思ってる皆さんのために、それらの語を再度列記しますと…。can, will, must, should, would、mayなどなどですね。「あ~、あれね…」わかりますよネ。それらの意味、使い方はまた別の機会にお話するとして、前回はそれらが話し手の気持ちから出てくるものであること、また、その文中における位置を確認しました。

位置は、主語のNP(名詞句)のすぐあと、主動詞(V)のすぐ前でしたね。では、今回は「法助動詞」も含めて、少し助動詞全般について話をしたいと思います。以下の文を見てください。

(1) Kenta wrote a book.
(2) Kenta should write a book.
(3) Kenta has written a book.
(4) Kenta is writing a book.
(5) Kenta is going to write a book.

どこに「助動詞」があるでしょう~か?まずわかるのは、(2)にある「should」ですね。他は…?では、答えです。以下を見てください。

(1)’ 過去時制+write=wrote
(2)’ 法助動詞should+write=should write
(3)’ 現在時制+完了形HAVE…EN+write=has written
(4)’ 現在時制+進行形BE…ING+write=is writing
(5)’ 現在時制+迂言助動詞be going to+write=is going to write
(Celce-Murcia and Larsen-Freeman, 1983,The Grammar Book)

(*「迂言」とは、「まわりくどい」くらいの意味と理解してください。短く言うのではなく、「ながくした」って感じですかね。)

「え、何のこと?」ですよね。つまり、英語の文における「助動詞」、つまり、「動詞を助けるもの」とは、基本的に主語の名詞句(NP)と主動詞(V)の間に存在し、その動詞の性質を決める、その内容を意味的にはっきりすることで動詞を助けているもの、すべてのことを指すということです。ですから、「時制」(現在、過去)も「助動詞」だし、「法助動詞」も、また、その長いバージョンである「迂言助動詞」も(例:「will」が「法助動詞」で、その「迂言助動詞」が「be going to」…なんとなくわかるでしょ?)、また、「完了形」も「進行形」も、すべて「助動詞」の仲間というわけで、すべて、英文の中の「AUX」という位置に来るのです。では、一例として以下を見てください。

S=NP(Det+N)+AUX+VP(V+NP+PP)
(文=名詞句(限定詞+名詞)+助動詞+動詞句(動詞+名詞句+前置詞句))

この例文としては…
The boy is going to visit his friend in Miyazaki.
The boy will meet his uncle at the station.
The man saw a cat on the train.
John has been watching the baseball game for 3 hours.

「それは何となくわかったけど、だから何なの?「助動詞」のことを知ってどんな得があるの?」ってですか?それはいい質問です!何の得になるか…?以下、「助動詞」の特徴をまとめました。文章を作るとき少しでも役に立てば、との思いです。

1)英文には必ず「AUX」助動詞)がなくてはならない。
2)主動詞は原則として時制(現在、過去)という「AUX」を持たなければならない。
2)それは動詞が持つか(現在→V+(e)s/過去→V+ed)
3)あるいは、助動詞が持つ(has, had, is, was, etc.(上記文章参照))ことになる。
4)ただし、法助動詞がある場合については、動詞は時制を持たない(例えば、「should wrote」とは言わない)。
5)しかし、法助動詞は他の助動詞と一緒になることができ(「will have to」等)。
6)法助動詞を使っても、完了形を使うことにより、過去の気持ちは表現できる(例えば、「should have finished」(should+have(原形)+ -ed等)。
8)また、助動詞は、主語の名詞句(NP)の前に来ることで、Yes, No疑問文を作る。
9)しかし、時制(現在、過去)を動詞が持っている場合(V+s, V+ed)は、DOという助動詞が時制を持つことになり、主語の名詞句(NP)の前に来ることで疑問文を作る。

いかがでしたか?できるだけまとめたつもりでしたが、「よくわからないな~」って人、多いかな~?要は、英文の深層には、つまり、ベースの文(構造)には、主語のNP(名詞句)のあと、必ず助動詞が主動詞の前にあることをわかってほしかったんです。

もちろん、ベース(深層)に、ってわけですから、表層(実際の文)に現れる時にはそれなりの変化(「現在時制」と「動詞」が一緒になってV+s、「過去時制」と「動詞」が一緒になってV+edとか)が頭の中で起こるわけですけどね。助動詞についてはまた触れることもあるかと思います。今回は「何となくわかった」だけでも大成功だと思います(ホントかな~?)。では、次回まで、みなさん、ごきげんよう!さて、次回は何になるのかな…。ご期待ください(…)。See you very soon! Nao (N.N) (C)2006

「使える英語表現」(No. 19)

2006-12-01 | Weblog
表現19)What' the catch? (???)

 さて、上の表現の意味は何でしょう?わかった人は次の会話で確認を。わからなかった人はこの会話から答えを考えてくださいね。

(at the college cafeteria)
Nao: Am I hungry. Oops, I don't have any money left. What shall I do?
Micheal: Hi, Nao. How're you doing? I have something....
Nao: Micheal! Good to see you. Would you do me a favor?
Micheal: Sure, what is it?
Nao: I kind of short of cash. Could you lend me, say, 10 bucks?
Micheal: Oh, no problem at all. We're good friends, aren't we?
Nao: Are we? We have met only yesterday...
Micheal: Here's 50 dollars. You can return the money any time. No worries!
Nao: Ah, thanks, Micheal. But, what's the catch?
Micheal: I have a small favor I'd like to ask of you. Could you tell Jane, your classmate, that I would like to go to the dance party with her on Sunday?
Nao: Well, ah, sure, ah...(I need this money badly, but...she is my girlfriend!)

(Note)
*Am I hungry.→お腹へったなあ!(強調文)
* do one a favor→誰か(one)に頼み事をする
* kind of→ちょっと、なんだか、やや、まあ等、断定を避け、表現を和らげるいい回し
* short of→~が足りない、不足している
* no worries→心配ご無用!、気にしない!
* ask a favor of→~にお願い(頼み事)をする(e.g. I would like to ask a favor of you.)

 すみません、ちょっと長くなり過ぎましたね。答えは…そう、「何か(裏が)あるんじゃないの?」とか、「何をたくらんでいるの?」とか、「狙いは何?」とか、かな。この表現は、何かうますぎる話しとか誘いを持ちかけられた時に使う表現です。「catch」が「つかまえる」という意味は誰でも知ってますよね。この場合は名詞なので、「捕まえること」から「捕まえるためのもの(道具)」、「わな」といった意味になります。また、「問題点」「欠陥」「まずいこと」って意味に使われることもありますよ。例えば…Here's the catch.(ここが問題でね)という感じです。
 では、今回のまとめ。誰かが急にやさしくなって「変だな~」と思った時。いつもけちな人が急に気前良くなって「きみが悪いな~」と思った時。どんな表現を使うんでしたっけ?「何かあるの~?」「裏があるんでしょ、言ってごらん!」ですか?いやいや、英語でですよ…。「What's the catch?」そう、そのとおりです。No problem! では今日はこれまで。See you very soon, guys. Have a nice evening! nao(N.N.)(C)2006