単語3)preposterous(プリポスタラス/ばかげている)
今回の単語はドラマではよく聞くのですが、実際の会話では聞いたことがないですね~。「ということは、自分でも使ったことがない…?」その通りです。そのため、実はつい最近までそのスペルさえ知らなかったというのが現実です(お恥ずかしい話です…。)そこで、このままではいけないと奮起し(?)、音を頼りにチェックした結果を皆さんにご報告することにしました。
意味は会話を聞いているとよくわかります。その発声が、驚いたように、また、「なんじゃそりゃ!」(すみません、ちょっと下品で…。)といった具合に、顔の表情を大げさに変えてされるので、その状況から、「ばかげている、冗談じゃない、そんなばかな」と言っていることは容易に想像されます。ただ、それがどんな単語なのかが…わからなかったわけです。
この単語は二つの部分から成っています。一つ目は最初のpre-(プリ)。これは単語を作る形態素の一つで、単語の始めにあることから、接頭辞と呼ばれます。あ、皆さん、pre-は知っていますよね。意味は、「前」ですね。pre-examination(予備試験/日本語ではプレテストかな?)とか、pre-school training(就学前教育)とか、pre-が入った単語はたくさんありますね。
次の部分が、posterous。これは、それ自体でsubsequent(その後の、後に来る、続いて起こる、等)という意味を表しますが、それだけではちょっとわかりにくいですよね。そこで、この部分もさらに細分化します。すると、post+rousになります。postは、「後」を意味します。例えば…the post-World War II(第二次世界大戦後)とか、post-9-11(ナインイレブン後の=同時多発テロ事件後の)とかに使われますね。そして最後のrous(ラス)は、単語を形容詞にする時に使われる接尾辞(最後に来る言葉)です。これは説明する必要はないですよね。glamorous(魅力的)とか、ludicrous(ばかげた、おかしい)、スペルは少し違いますが、ridiculous(ばかげた)も同じルートからできています。「で、その間にあるeは?」これは、postとrousを結合する時に自然に出てくる音を文字にしただけで、意味はありません。
「え?だから何???」つまり…(冷汗)、簡単に言うと、preposterousは、[pre(前の)+posterous(その後の)]という構成でできているわけです。その二つの意味を合わせると、「その後の前のような」になりますよね。何言っているかわからないでしょ?だから、「ばかげている、わけがわからない」等の意味になるわけです。ある辞書は、「後ろにあるべきものが前にある」…だから、「おかしい、ばかげている」の意味になるといった解釈をしていましたが、まあ、後ろにあるべきものが前にあっても、それはそれで、それほどばかげているとも言えないかも知れないので、私たちは、preposterous(プリポスタラス)は、「その後の前のようなことを言うなよ」と言うことで、相手に「わかんない。ばかげている。」と言っていると理解したいと思います。ちなみに、この言葉を他の英語で言い換えると、absurd(アブソード/ばかげている)、あるいは、contrary to nature(自然に反している→不自然→ばかげている)になるそうです。
ということで、今回は、僕にとってもよく聞く言葉なのにその正体がわからなかったミステリーな単語、preposterous(プリポスタラス)の正体についてお話しました(「ちょっとおおげさ…」)。ん!ともかく、この単語、映画やドラマを見ていたら、出てきますよ~結構。その時は一緒に言ってくださいね。プリポスタラ~ス(preposterous)てね(笑)。では、今回はこの辺で。Goodbye, guys! nao
今回の単語はドラマではよく聞くのですが、実際の会話では聞いたことがないですね~。「ということは、自分でも使ったことがない…?」その通りです。そのため、実はつい最近までそのスペルさえ知らなかったというのが現実です(お恥ずかしい話です…。)そこで、このままではいけないと奮起し(?)、音を頼りにチェックした結果を皆さんにご報告することにしました。
意味は会話を聞いているとよくわかります。その発声が、驚いたように、また、「なんじゃそりゃ!」(すみません、ちょっと下品で…。)といった具合に、顔の表情を大げさに変えてされるので、その状況から、「ばかげている、冗談じゃない、そんなばかな」と言っていることは容易に想像されます。ただ、それがどんな単語なのかが…わからなかったわけです。
この単語は二つの部分から成っています。一つ目は最初のpre-(プリ)。これは単語を作る形態素の一つで、単語の始めにあることから、接頭辞と呼ばれます。あ、皆さん、pre-は知っていますよね。意味は、「前」ですね。pre-examination(予備試験/日本語ではプレテストかな?)とか、pre-school training(就学前教育)とか、pre-が入った単語はたくさんありますね。
次の部分が、posterous。これは、それ自体でsubsequent(その後の、後に来る、続いて起こる、等)という意味を表しますが、それだけではちょっとわかりにくいですよね。そこで、この部分もさらに細分化します。すると、post+rousになります。postは、「後」を意味します。例えば…the post-World War II(第二次世界大戦後)とか、post-9-11(ナインイレブン後の=同時多発テロ事件後の)とかに使われますね。そして最後のrous(ラス)は、単語を形容詞にする時に使われる接尾辞(最後に来る言葉)です。これは説明する必要はないですよね。glamorous(魅力的)とか、ludicrous(ばかげた、おかしい)、スペルは少し違いますが、ridiculous(ばかげた)も同じルートからできています。「で、その間にあるeは?」これは、postとrousを結合する時に自然に出てくる音を文字にしただけで、意味はありません。
「え?だから何???」つまり…(冷汗)、簡単に言うと、preposterousは、[pre(前の)+posterous(その後の)]という構成でできているわけです。その二つの意味を合わせると、「その後の前のような」になりますよね。何言っているかわからないでしょ?だから、「ばかげている、わけがわからない」等の意味になるわけです。ある辞書は、「後ろにあるべきものが前にある」…だから、「おかしい、ばかげている」の意味になるといった解釈をしていましたが、まあ、後ろにあるべきものが前にあっても、それはそれで、それほどばかげているとも言えないかも知れないので、私たちは、preposterous(プリポスタラス)は、「その後の前のようなことを言うなよ」と言うことで、相手に「わかんない。ばかげている。」と言っていると理解したいと思います。ちなみに、この言葉を他の英語で言い換えると、absurd(アブソード/ばかげている)、あるいは、contrary to nature(自然に反している→不自然→ばかげている)になるそうです。
ということで、今回は、僕にとってもよく聞く言葉なのにその正体がわからなかったミステリーな単語、preposterous(プリポスタラス)の正体についてお話しました(「ちょっとおおげさ…」)。ん!ともかく、この単語、映画やドラマを見ていたら、出てきますよ~結構。その時は一緒に言ってくださいね。プリポスタラ~ス(preposterous)てね(笑)。では、今回はこの辺で。Goodbye, guys! nao