さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

MATTHEW BOURNE'S SWAN LAKE

2014年09月10日 | 劇♪場♪



待ちに待ったマシュー・ボーンの「白鳥の湖」本公演の初日が開幕した。


日本公演は全て拝見しているので、私の中ではこのバレエは「菅原伝授」と同じくらいの古典(笑)


アダム・クーパーに心を鷲掴みにされたのもこのバレエだし、


2010年の来日は3度も観に行ってしまった(笑)





今回のお楽しみは、日本公演限定キャストとして


この白鳥とストレンジャーを踊ることが夢であったABTのマルセロ・ゴメスのデビュー!


世界を魅了するプリンシパルだけあって、しなやかで、繊細でそして雄々しく力強い白鳥であった。


王子は2005年の時にも拝見したクリストファー・マーニー


確かなテクニックと見事な感情表現で王子を好演、マルセロ・ゴメスとの息もあって素晴らしかった。


昨日がお誕生日だったようで、カーテンコールの観客たちの興奮と熱狂がいいプレゼントになったであろう。


女王のアンジャリ・メーラも素晴らしかった。


グランドオープンということもあって、マシュー・ボーンをはじめとして関係者たちの姿も客席にみられた。






シアターバーにはSWANK BARのオリジナルドリンクもあった。


ドリンクを頂きながら月を探したが、方向がちがうのか?観ることはできなかった。







ストーリーもスリムアップされて、ますます魅力的で見逃せない公演である。