大阪・兵庫巡拝の旅その3は、西国薬師霊場「昆陽寺」です。
「昆陽寺(こやでら)」は、兵庫県伊丹市寺本にある高野山真言宗の寺院で、山号は崑崙山、本尊は薬師如来。天平3年(731)に行基が創建した寺で、行基が創立した畿内49院の一つとされます。西国四十九薬師霊場第19番札所。
この寺は創建後、第45代聖武天皇の勅願寺として伽藍が整備され隆盛を極めました。その後戦乱から伽藍の焼失などあり困難の時代がありましたが、再興され今日に至っています。
さて西国四十九薬師霊場参拝についてですが、平成26年11月17日の第44番札所神護寺から始めた霊場巡りは、他の霊場巡りと並行したため大変時間を要しましたが、今回無事に結願に至りました。
多大な時間と費用を要した旅も、無形ながらとても大きなものを収穫として遂に区切りを得ることが出来ました。
< 兵庫県伊丹市 西国四十九薬師霊場第19番札所「昆陽寺」 / 2018.10.18 >
ところで、けつがん、けちがん?
なんて読むんですか?
私、子供の頃知らない事はおじいさんに聞いたら
直ぐに答えてくれてて生き字引だって思っていました。
先生もまさに生き字引だって思っています!
また色々教えてください
「結願」は 「けちがん」と読みますが これは仏教用語であり
「期間を定め 法を修する場合 その修行を完了すること」と 国語辞典に示されています
言わば 「満願」と同じ意味と言えます
今回は「西国四十九薬師霊場」の満願だった訳です