湖東三山に続き、滋賀県湖南市の「湖南三山」の紅葉を観て来ました。
「善水寺」、「長寿寺」および「常楽寺」の3ヶ寺は、いずれも創建が奈良時代と古く、まさに古刹の部
類と言えますが、いずれも天台宗の宗派で、その歴史的存在感はとても大きいものがあります。
3ヶ寺とも本堂が国宝のほか、常楽寺の三重塔も国宝で、これらが紅葉と絶妙に絡み合っており、紅
葉の名所としての存在感を大いに高めていました。
< 滋賀県湖南市 岩根山 善水寺 / 2014.11.24 >
「善水寺(ぜんすいじ)」は、滋賀県湖南市岩根にある天台宗の寺院で、山号は岩根山、本尊は薬師
如来。創建は和銅年間(708~715)で、開基は元明天皇。
< 滋賀県湖南市 阿星山 長寿寺 / 2014.11.24 >
「長寿寺(ちょうじゅじ)」は、滋賀県湖南市東寺にある天台宗の寺院で、山号は阿星山、本尊は地蔵
菩薩。創建は奈良時代後期と伝わり、開基は良弁及び聖武天皇と言われています。
< 滋賀県湖南市 阿星山 常楽寺 / 2014.11.24 >
「常楽寺(じょうらくじ)」は、滋賀県湖南市西寺にある天台宗の寺院で、山号は阿星山、本尊は千手
観世音菩薩。創建は和銅年間(708~715)と伝わり、開基は良弁及び聖武天皇と言われます。