人生散策日記

人生何事も勉強、カメラを持って今日も散策。

「ぎふ七福神めぐり」を参拝

2014-01-31 17:34:44 | 日記

七福神めぐりについて、今年は従来からの「都七福神(京都)」、「なごや七福神」に続いて、この度
「ぎふ七福神めぐり」を参拝して来ました。
長良の清流ながれる岐阜のほとり、諸願成就を祈る七体の福神様に今年初めて参拝しましたが、さ
すがに15日までの「新春夢めぐり・特別御開帳」には間に合いませんでした。
それでも朝一番に参拝しました、福徳と円満の福神様である「布袋尊」の「林陽寺」では、ご住職ご夫
婦の歓待を受け、お心こもった結構なるお供えや記念品まで授かり、早速に七福のご利益を頂戴す
ることとなり、思い出の七福神参拝となりました。
今回は、ぎふ七福神めぐり・その1として、「布袋尊の林陽寺」について記録します。


    

      

            

        < ぎふ七福神めぐり・布袋尊 / 八幡山 林陽寺 / 2014.1.29 >

林陽寺は、岐阜県岐阜市岩田西にある曹洞宗の寺院で、真言宗の開祖・弘法大師(空海)の草創と
いう古刹。本尊は薬師如来で、前立は聖観世音菩薩。了然玄超大和尚の開山で、幾多の経緯を経
て現在の曹洞宗となり、現住は21世(前9世を含め)と古刹・名刹として寺門は栄えています。また当
寺は、樹齢150年の「枝垂れ桜」が特に有名のほか、「円空仏」三体を寺宝として祭祀されています。
寺の歴史・文化・寺宝や、境内の装い(枝垂れ桜やモクレンなどを含め)などに加え、ご住職ご夫婦の
寺院運営への情熱と心温まるお人柄など、この寺の魅力は誠に尽きないものがあります。

 ①②   「林陽寺」の山門からの風景と本堂。
 ③     「林陽寺」の「なぎまもり」。(なぎの木は熊野権現の象徴として由緒あるもの。同寺に樹
        齢150年の霊木あり、その葉をストラップにしたもの。)
 ④     「ぎふ七福神」のご朱印。
                               < 番号は 写真の上及び左からの順 >    


奈良の古道・「山の辺の道」を歩く

2014-01-30 13:35:46 | 日記

予てより気に留めていた、奈良県の古道・「山の辺の道(やまのべのみち)」について、この度、私鉄
主催のバスハイキングツアーに参加し大いに楽しんで来ました。
「山の辺の道」は、大和の古代道路の一つで日本最古の道。奈良盆地の東南にある三輪山のふもと
から、東北部の春日山のふもとまでの古道で、一般的にハイキングコースとして親しまれているのは、
天理市の石上神宮(いそのかみじんぐう)から、桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ)までの約15
kmの行程です。
この日は、大神神社をスタート地点として北上し、狭井神社(さいじんじゃ)、景行天皇陵、崇神天皇
陵、長岳寺、夜都岐神社(やとぎじんじゃ)などを経て、石上神宮をゴールとする最もポピュラーなコ
ースでした。
生駒山や二上山、そして葛城・金剛の連嶺を背景にした、大和三山を遠望できる素晴らしい眺望の
中、天候にも恵まれ、古代に思いを寄せながら幸せな一時を体験して来ました。


    

    

      

      

           < 奈良・「山の辺の道」ハイキングの模様 / 2014.1.27 >

   ①   「大神神社」の大鳥居 (昭和59年天皇陛下ご在位60年で建立、高さ32.2m)
   ②   「石上神宮」の拝殿 (国宝、大神神社とともに日本最古の神社)
   ③④  「山の辺の道」の風景 (多くのハイカーに出会いました)
   ⑤   「狭井神社」 (病気平癒の霊験あらたか、薬井戸より湧き出るご神水が人気)
   ⑥   「夜都岐神社」 (春日大社から移築の茅葺屋根の拝殿に風情あり)
                                  < 以上 上及び左からの順 >


東海市の名所めぐりのウオーキング

2014-01-29 15:49:55 | 日記

先週末の日曜日(1/26)、私鉄主催のウオーキングに参加し、愛知県東海市の聚楽園からの名所
めぐりのウオーキングに行って来ました。
名鉄聚楽園駅をスタートし、「聚楽園公園(大仏)」、知多四国第86番札所・「観音寺」、「メルヘンの
森」、「大池公園」、同第83番札所・「弥勒寺」、同第82番札所・「観福寺」、「東海市市民体育館(東
海フラワーショウ)」を経て、名鉄太田川駅をゴールとする8.5km。
東海市と言えばやはり「細井平洲」です。「細井平洲」は当地出身の江戸時代の儒学者ですが、かの
米沢藩藩主・上杉鷹山の師として有名で、後に御三家筆頭・尾張藩に招かれ、藩校・明倫堂(現・明
和高校)の督学(学長)を務めた人物。小生も大変興味ある人物であり、「勇なるかな勇なるかな、勇
にあらずして何をもって行なわんや(何をやるにしてもまず勇気が必要である)」との名言を思い起こ
しました。


    

    

      

      

         < 東海市の名所めぐりのウオーキングの様子 / 2014.1.26 >

    ①   聚楽園公園の「聚楽園大仏」
    ②   可家公園にある「細井平洲」の銅像
    ③   知多四国霊場第86番札所・「観音寺」
    ④   同上第83番札所・「弥勒寺」
    ⑤   同上第82番札所・「観福寺」
    ⑥   東海市市民体育館での「東海フラワーショウ」
                                    < 以上 上及び左からの順 >


抹茶の街・西尾市の魅力

2014-01-28 19:53:34 | 日記

愛知県西尾市の「浄名寺・円空仏」と「一色学びの館」を訪ねた後、折角のことゆえ西尾市内を散策
し、西尾市歴史公園を訪ね、「旧近衛邸」で一服して来ました。
「旧近衛邸」は、島津家によって江戸時代後期に建てられましたが、幾度の経緯を経て、平成7年に
西尾市文化協会が建築移転し、西尾市に寄贈されたものです。
ここ「旧近衛邸」の縁側で、かっての近衛家養女としての「篤姫」を想い、西尾城本丸丑寅櫓や、庭園
を眺めての一服は、まさに至福の時と言うべきでしょう。
今回は、西尾市散策・その3(最終回)として、この西尾市歴史公園について記録します。


    

    

      

      

            < 「西尾市歴史公園」と「旧近衛邸」 / 西尾市散策より >

    ①③   「旧近衛邸」縁側より、西尾城丑寅櫓を望む
    ②     「旧近衛邸」茶室より邸内庭園を望む
    ④     「西尾神社」
    ⑤     「西尾市資料館」より、西尾城丑寅櫓を望む
    ⑥     「西尾城鍮石門」
                                    < 以上 上及び左からの順 >  


西尾市一色町の「大提灯」

2014-01-27 20:13:11 | 日記

愛知県西尾市の浄名寺「円空仏」を訪ねた折、同市一色町の「一色学びの館」に立ち寄り、同町自慢
の大提灯(常設展示)を見て来ました。
永禄7年(1564)頃、信濃の国・長野県の諏訪大社から分霊を歓請して、祠を建てて祀ったのが現在
の一色諏訪神社創立の始まりですが、毎年8月この神社の祭礼として、大提灯を掲揚する行事があり
大変な賑わいを見せるようです。
祭りを見ることは叶いませんが、常設展示館で迫力ある雰囲気を味わう事が出来ました。


    

             

      

      

           < 「一色学びの館」の展示もよう / 愛知県西尾市一色町 >

    ①~④   館内の展示物の様子
    ⑤      「一色学びの館」の外観
    ⑥      館内ビデオによる祭りの様子
                                    < 以上 上及び左からの順 >


西尾市・浄名寺の「円空仏・観音菩薩像」

2014-01-26 15:37:25 | 日記

愛知県西尾市の「浄名寺」を訪ね、円空仏の中でも有数な力作「観音菩薩像」を拝んで来ました。
自然の木の量感や木目を生かした、いわゆる「立木仏」で、円空作では荒子観音寺の仁王像に次ぐ
巨像で知られています(270cm)。寺の記録によれば、明治2年に伊勢国奥坂から伝来したとのこと
で、明治の廃仏毀釈の時、その難をのがれてこの地に渡って来た像と言われています。
愛くるしく、なんとも清々しい表情の好感の持てる仏さんです。


    

    

      

          < 愛知県西尾市徳永町・「浄名寺」 / 円空仏「観音菩薩像」 >

     ①②    円空仏「観音菩薩像」
     ③     浄妙寺の「山門」と寺の全景
     ④     円空仏を祀る「観音堂」
                                   < 以上 上及び左からの順 >


京都の「都七福神めぐり」・その3

2014-01-25 09:57:53 | 日記

インド、中国、日本の神々が、うち連れて人々に幸運をもたらすとされる七福神信仰は、今も人々の
心に篤く浸透し、新春には多くの人々に参拝されています。
今回は、京都の「都七福神めぐり」・その3(最終回)として、残る四か所の神々について記録します。


    

    

      

       < 「都七福神」のうち残る四か所 / いずれも本堂とは別の神のお堂 >

①  毘沙門天  東寺      北方の守護神、仏教を守護する神  学業成就・安産信仰
②  弁財天   六波羅蜜寺  水を神格化した唯一の女神      福徳自在・技芸円満
③  寿老人   革堂       中国の老子が天に昇った仙人    福寿吉運・長寿功徳
④  福禄寿神  赤山禅院   南極星の精・泰山府君を人格化   幸福、高禄、長寿の三徳
                < 以上 上及び左からの順 > 


京都の「都七福神めぐり」・その2

2014-01-24 19:45:56 | 日記

新春に巡拝すると七難即滅、七福即生極まりなしと言われ、功徳が大きいとされる「七福神めぐり」。
京都の「都七福神めぐり」・その2として、「布袋尊」の「萬福寺」について記録します。


    

    

      

      

           < 黄檗山 萬福寺 / 写真は境内の情景 / 2014.1.23 >

萬福寺は京都府宇治市にある寺院で、禅宗の黄檗宗の総本山。江戸時代の1654年、中国福建省
から渡来した隠元禅師が、後水尾法皇や徳川四代将軍家綱公の尊崇を得て、1661年に開創され
た寺院で、日本の三禅宗(臨済・曹洞・黄檗)の一つ。
建築物は、中国明朝様式を取り入れた伽藍配置で、日本では他に例がなく独特の建築美を誇って
います。京都における、小生のお気に入りの寺院の一つです。

    ①   天王殿に祀られている、七福神の「布袋尊」
    ②   斎堂前にある「開板(魚梆)」で、時を報ずるもの
    ③   開山堂前の「卍文様の勾欄」
    ④   法堂前の「卍くずし文様の勾欄」
    ⑤   大雄宝殿の明朝様式の「香炉」
    ⑥   威風堂々たる「三門」
                                       < 以上 上及び左からの順 >


京都の「都七福神めぐり」を参拝

2014-01-23 21:05:53 | 日記

今年も例年のごとく、京都の「都七福神めぐり」を参拝して来ました。
古来より信仰の篤い七福神は、京都が発祥の地とされていますが、その発祥とされる「都七福神」は
特に人気があり、多くの参拝者で賑わっています。
今回は「都七福神めぐり」のその1として、七福神の中でも当初の二神とされ歴史の古い、「恵比寿
神」と「大黒天」について採り上げます(当初の二神がのちに現在の七神となる)。
* 「恵比寿神」 ゑびす神社  (七福神で唯一日本の神様)  商売繁盛・旅行安全
* 「大黒天」 松ヶ崎大黒天(妙円寺) (インドの神様に大国主命が合体)  壽福円満・開運招福


    

    

    

      

                 < 「都七福神めぐり」の様子 / 2014.1.23 >

    ①    「都七福神」のご朱印
    ②④   「ゑびす神社」
    ③⑤   「松ヶ崎大黒天(妙円寺)」
                                     < 以上 上及び左からの順 >   


花の寺・「興禅寺」の寺院文化財

2014-01-22 13:00:37 | 日記

仕事の朝(1/21)、時間調整を兼ねて、愛知県犬山市羽黒にある、花の寺「興禅寺」を訪ね参拝して
来ました。
この寺には時々訪れているのですが、花の寺と言われる古刹も、この時期は誠に静かで地味な佇ま
いを見せています。一方で何時もは花の影になってしまう自慢の寺院建築が、逆にこの時期、威厳あ
る様相と雰囲気を境内に漂わせています(本堂は明治31年(1898)建築、文化庁の登録有形文化
財。また、山門は昭和14年(1939)建築で、同じく有形文化財)。
なお、境内には、慶應4年5月14日の入鹿池決壊の折、流されてきた大岩(重さ約14屯)が石碑とし
て祀られています。この決壊で当時死者千有余名と記録されていますが、当地では今や知る人は少
なくなったと聞きます。


    

    

      

                 < 「興禅寺」の風景 / 2014.1.21 >

    ①   入鹿池決壊時の流石 (慶應4年)
    ②   本堂 (明治31年建築)
    ③   山門 (昭和14年建築)
    ④   庫裡 (建築時期不明)
                                    < 以上 上及び左からの順 >