人生散策日記

人生何事も勉強、カメラを持って今日も散策。

「一宮七夕まつり2017」を見学

2017-07-30 13:39:40 | 日記

所用で岐阜市へ出掛けるこの日、折角のことゆえ前日から始まった「一宮七夕まつり」を見学のため、朝一番に足を伸ばして来ました。
祭りの行事の多くは週末の土日に偏り、かつ平日の朝のこと、全く静まり返った会場は静寂そのもの。それでも七夕飾りがこれぞとばかりにその迫力ある装いを十二分に見せてくれました。
滴る汗を拭いながらの見学後は、エアコンの効いた喫茶店での「一宮モーニング」でイベント見学に花を添えました。


 

 

 

 

            

 

 

            

 

            < 愛知県一宮市 「一宮七夕まつり2017」 / 2017.7.28 >


大峯山寺の護寺院・天川村「龍泉寺」へ

2017-07-29 15:45:00 | 日記

奈良県地区巡拝・散策の旅その4(最終回)として、奈良県天川村の「龍泉寺」を採り上げます。
「龍泉寺(りゅうせんじ)」は、奈良県吉野郡天川村にある真言宗醍醐派の寺院で、山号は大峯山、本尊は弥勒菩薩。創建は700年頃、開基は役行者と伝わります。近畿三十六不動尊霊場第31番札所。
この寺は吉野の竹林院、桜本坊、喜蔵院、東南院とともに、山上ヶ岳にある大峯山寺の護持院の一つ。
龍泉寺の境内には、「龍の口」と呼ばれる泉から湧き出る清水が流れていて、修験者たちから「清めの水」とされ、大峯山の第一の水行場とされるなど修験道の道場として著名であります。
それにしても、この寺は奈良県山岳地の最深部に位置し、自己運転での参拝はとても不安のあるところでしたが、結果は何とか辿り着き、本尊・弥勒菩薩と札所像・不動明王に出会うことが叶いました。


 

 

 

 

 

 

 

 

       < 奈良県吉野郡天川村 近畿三十六不動尊霊場第31番札所「龍泉寺」 / 2017.7.19 >


奈良県橿原市・「藤原宮跡」のハスを

2017-07-28 16:03:33 | 日記

奈良県地区巡拝・散策の旅その3は、奈良県橿原市の「藤原宮跡」のハスを採り上げます。
橿原市「藤原宮跡」の大極殿跡東方向にある蓮ゾーンでは、11種類のハスが植栽され、この時期美しい情景を見せています。
どれも淡いピンクで恥じらいの表情に見えますが、日に日に咲き揃いピークも近い感じがしました。
惜しいかな旅の都合で午後の訪れとなりましたが、できるものなら朝一番の鑑賞が望ましいのですが・・・・・。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              < 奈良県橿原市 「藤原宮跡」のハス / 2017.7.19 >

              * 写真⑦は 近くで咲くキバナコスモス


西国観音霊場・「壷阪寺」と「岡寺」へ

2017-07-27 16:17:53 | 日記

奈良県地区巡拝・散策の旅その2は、西国三十三所観音霊場札所の「壷阪寺」と「岡寺」の2ヶ寺を採り上げます。


 

 

            

 

 * ↑(4件) 西国三十三所観音霊場第6番札所 「壷阪寺(南法華寺)」

「壷阪寺(つぼさかでら)」は、奈良県高市郡高取町にある真言宗の寺院で、山号は壺阪山、本尊は十一面千手千眼観世音菩薩。正式な寺名は南法華寺(みなみほっけじ)。大宝3年(703)の創建で、開基は弁基上人。西国三十三所観音霊場第6番札所。
この寺は浄瑠璃「壺阪霊験記」でも知られる眼病平癒の霊験あらたかと言う観音を本尊として、一般に壷阪寺として親しまれています。寺は昭和30年代頃から社会福祉事業への取り組みを深め、目の不自由な人のため老人ホームなどを建設、運営しています。
八角円堂内の本尊をはじめ、インドから送られた大観音像、室町時代の建立である三重塔、それに「沢市とお里の像」など、季節の花と共に境内の見どころの多い、魅力溢れる寺院です。

 

 

 

            

 

 * ↑(4件) 西国三十三所観音霊場第7番札所 「岡寺(龍蓋寺)」

「岡寺(おかでら)」は、奈良県高市郡明日香村にある真言宗の寺院で、山号は東光山、本尊は如意輪観世音菩薩。正式な寺名は龍蓋寺(りゅうがいじ)。天智天皇2年(663)の創建で、開基は義渕僧正。西国三十三所観音霊場第7番札所。
この寺は天武天皇の皇太子・草壁皇子が住まいした岡宮を、皇子没後に義渕がもらい受け、寺に改めたのが始まり。
像高4.85mの本尊の塑像・如意輪観音坐像はわが国に現存する最大の塑像で、とても存在感がありこの寺の魅力の一つ。その他に石で蓋をしたという伝説の池・龍蓋池、昭和に入り再建の三重塔など見どころは沢山あります。
訪れたこの季節はダリアが綺麗でしたが、やはりシャクナゲの季節がこの寺にとって最高でしょう。

        < 奈良県地区巡拝・散策の旅その2 「壷阪寺」と「岡寺」 / 2017.7.19 >


西国観音霊場・「長谷寺」と「法起院」へ

2017-07-26 19:54:04 | 日記

今度は奈良県の名刹巡拝と散策の旅に行き、今回はその1として、西国観音霊場の「長谷寺」と「法起院」の2ヶ寺を採り上げます。


 

 

            

 

 * ↑(4件) 西国三十三所観音霊場第8番札所 「長谷寺」

「長谷寺(はせでら)」は、奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派総本山の寺院で、山号は豊山、本尊は十一面観世音菩薩。朱鳥元年(686)の創建で、開基は徳道上人。西国三十三所観音霊場第8番札所。
ボタンの名所で知られるこの寺は、西国観音札所の中でも代表的な大寺で、四季を通じて参拝者はもとより、観光客の多さが特徴です。
本堂も本尊も国内最大級のスケールを誇り、また五重塔や399段の登廊など境内は誠に風情があり、魅力溢れる札所と言えましょう。

 

 

 

 

 

 * ↑(4件)西国三十三所観音霊場番外札所 「法起院」

「法起院(ほうきいん)」は、奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派の寺院で、山号は豊山、本尊は徳道上人。天平7年(735)の創建で、開基は徳道上人。西国三十三所観音霊場番外札所。
この寺は西国三十三所の創始者と伝わる徳道上人を祀っている寺で、ここを晩年の隠棲地にしただけに、西国霊場のなかでの存在感は極めて大きいものがあります。
西国観音草創1300年にあたることから、上人の存在感を今更のように認識する場でもあります。

         < 奈良県地区巡拝の旅その1 「長谷寺」と「法起院」 / 2017.7.19 >          


絵師の海北友松を描く・「墨龍賦」を読む

2017-07-25 14:50:43 | 日記

今回は、この度読み終えた葉室麟著の「墨龍賦」について採り上げます。
小説・「墨龍賦(ぼくりゅうふ)」は、作家・葉室麟氏の絵師・海北友松を描いた本ですが、なかなか読みごたえのある力作であり、とても感銘を受けました。
海北友松は安土桃山時代から江戸時代初期にかけての絵師で、海北派の始祖です。近江(滋賀県)の浅井氏家臣の家の五男として生まれ、父の死後禅門に入り、京の東福寺で修行し、この時に狩野派に学んだ模様です。
のちに還俗し海北家の再興を目指すも、豊臣秀吉に画才を認められたことから武門を去り、晩年は画業に専念しました。
安国寺恵瓊や斎藤利三(明智光秀の重臣)らとの交流も海北友松の人生に大きな影響力を与え、その後建仁寺や妙心寺などの障壁画などを描くに至りました。
小生にとって絵師と言えば、もともと①伊藤若冲、②歌川国芳、③長谷川等伯が特に贔屓ですが、これまで京都・建仁寺を訪れる都度、海北友松の存在とその魅力はますます高まるばかりでした。
そんな折、この春に京都国立博物館での「海北友松展」を鑑賞し、海北友松への好奇心は本物となり、やっと「ツンドク」棚よりこの本を取り出しての読了でした。
このかったるい世相の中で、この本から湧き出る清涼感がとても素晴らしいものがあり、お人様にもお勧めしたくなって採り上げたものです。
既にお読みになった方には、誠に失礼なこととお詫びいたします。
*本の紹介
 ・タイトル  「墨龍賦(ぼくりゅうふ)」
 ・著 者   葉室 麟
 ・発行所   PHP研究所
 ・発行日   平成29年2月7日
 ・定 価   1,600円


 


各務原市の隠れ名所・「翠池」のハス

2017-07-24 16:11:39 | 日記

今回は各務原市にある「翠池」のハスを採り上げます。
「翠池(よしいけ)」は岐阜県各務原市鵜沼西町にある貯水池で、江戸時代の寛政年間の絵図に描かれていることから、古くより貯水池として使われていたもよう。
元々、この池には葦(よし)が一面に自生していたことから「よしいけ」と呼ばれていたのですが、30数年前に近くに住む桜井さんと言う方が、8本の「蓮根(れんこん)」を植えたことが始まりのようです。
その後、池の改修工事で葦が取り除かれ、ますますハスの生育が盛んとなり、今日のような見事な花を咲かせるようになったとのこと。
朝の散歩途上に訪れてみたのですが、事情を知ってますますこの池とハスの花に愛着が増しました。
(①ハスの花のピークは既に過ぎています。②望遠レンズ+手持ち撮影のため少しピントが甘いです。)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           < 岐阜県各務原市鵜沼西町 「翠池」のハス / 2017.7.23 >


草津市・「水生植物公園みずの森」のハスとスイレンを

2017-07-23 15:12:42 | 日記

滋賀県・京都府巡拝の旅その4(最終回)として、参拝の帰路に立ち寄った草津市の「水生植物公園みずの森」を採り上げます。
「水生植物公園みずの森」は滋賀県草津市下物町にある植物公園で、琵琶湖東岸の烏丸半島の東に広がる日本でも有数な花蓮の群生地にあります。種類多くの水生植物類をテーマにし、この時期の園内ではハス、スイレンはじめとした夏季の水生植物が見られ、夏場の観光スポットとして人気があるようです。
ただ園外琵琶湖に広がるハスの群生地が、一昨年より原因不明の事態で壊滅状態となり、往年の絶景は望むことは出来ません。
その中にあって、特別ハス館では美しいスイレンが期待外れのハスの分まで輝きを見せてくれていました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            < 滋賀県草津市 「水生植物公園みずの森」 / 2017.7.15 >


滋賀の名刹・「石山寺」と「三井寺」へ

2017-07-22 15:12:51 | 日記

滋賀県・京都府巡拝の旅その3として、滋賀の西国観音霊場札所「石山寺」と「三井寺」を採り上げます。


 

 

            

 

 * ↑(4件) 西国三十三所観音霊場第13番札所 「石山寺」

「石山寺(いしやまでら)」は、滋賀県大津市にある東寺真言宗の寺院で、山号は石光山、本尊は如意輪観世音菩薩。天平19年(747)聖武天皇の勅願により良弁が開創。西国三十三所観音霊場第13番札所。
この寺は、古くから女人の石山詣で賑わい、紫式部もここで「源氏物語」を執筆したとされ、また、ライバル清少納言も「枕草子」で「寺は石山寺・・・」とトップに挙げたと言われます。
鎌倉期に源頼朝の寄進で建立された多宝塔は日本最古で、その優美な姿はとても目に映えるものがあります。
国宝の本堂ほか同じく源頼朝寄進の東大門など、この寺には多くの文化財があり、また多彩な花々が境内を彩ります。

 

 

 

            

  

 * ↑(4件) 西国三十三所観音霊場第14番札所 「三井寺」

「三井寺(みいでら)」は、滋賀県大津市にある天台寺門宗総本山の寺院で、山号は長等山、正式寺名は園城寺(えんじょうじ)。本尊は如意輪観世音菩薩(観音堂)。飛鳥時代の天武天皇15年(686)に大友皇子の子、与多王が創建。西国三十三所観音霊場第14番札所。
この寺は普通は三井寺と呼ばれ、歴史的にも文化財の面でも極めて価値の高い寺院で、金堂(本堂・国宝)は豊臣秀吉の正室北政所により再建、また仁王門は徳川家康が寄進したもの。
他に南北朝時代の「三重塔」、「三井の晩鐘」、「御井の霊泉」、「弁慶の引摺鐘」など誠に見どころの多い寺院です。


ハスが美しい・宇治市「三室戸寺」へ

2017-07-21 15:13:05 | 日記

滋賀県・京都府巡拝の旅その2は、この時期ハスの花が美しい宇治市の「三室戸寺」を採り上げます。
「三室戸寺(みむろとじ)」は、京都府宇治市にある本山修験宗の寺院で、山号は明星山、本尊は千手観世音菩薩。宝亀元年(770)の創建で、開基は行表和尚。西国三十三所観音霊場第10番札所。
この寺は平安時代末期に天皇の離宮から寺になったと言われていますが、「みむろ」の意味は、神霊の鎮まる神聖な場所を指すとのこと。
今日では、梅、椿、桜、ツツジ、アジサイ、ハス、そして紅葉と年間を通し折々の花木が境内を彩り、花の寺としても有名で、参拝者よりも観光客が多い感じです。
この時期は、大賀ハス、古代バス、青円寺ハス、陽山紅など、約100種250鉢のハスの花が美しい光景を覗かせています。


 

 

 

 

            

 

 

 

 

 

      < 京都府宇治市 西国三十三所観音霊場第10番札所 「三室戸寺」 / 2017.7.15 >