京都冬の特別公開の第2回目その3(最終回)として、建仁寺「開山堂」と、「六道珍皇寺」について採り
上げます。
* ↑ (5件) 建仁寺「開山堂」
建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山で、建仁2年(1202)の創建、開基は源頼
家、開山は栄西禅師。京都五山三位。特別公開の開山堂は、開山・栄西禅師
の廟所。客殿には加藤文麗筆の水墨画「龍虎図」はじめ江戸時代の障壁画が
多く残り、栄西禅師を祀る霊域となっています。
* ↑ (4件) 「六道珍皇寺」
六道珍皇寺は臨済宗建仁寺派の寺院で、承和年間(834~848年)の創建で
開基は山代淡海。この寺は六道詣り、小野篁が冥界に通ったと伝わる井戸で
知られます。今回の公開は、この「冥土通いの井戸」、「黄泉がえりの井戸」の
ほか、江戸期の地獄絵など寺宝の数々が公開。
< 京都市東山区 建仁寺「開山堂」と「六道珍皇寺」 / 2016.1.31 >