真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

弥勒真経~五、雲雷戌己の土に震い開けば 天下の神鬼(しんき)も安寧(あんねい)ならず

2024-06-27 22:47:07 | 弥勒真経 解釈

雲雷とは明師(めいし)の鍵を言い、戌己(つちのえつちのと)の土(とち)とは玄関のことであり、震い開けばとは点破(てんぱ)することである。

つまり、三期の世に明師が現れ雲雷一閃(うんらいいっせん)、霹雷(へきらい)すれば六万年間縛られていた鎖(錠前)に震いちぎれて、古い真人(本性)が出現する。

天下の神鬼(しんき)も安寧(あんねい)ならずとは三界の神鬼諸霊(甄姫諸霊)も恐れ驚くことである。

一点を点破された者は静かに深く宮中(玄関)に坐(ざ)して微動だにもしないが、明師の鍵を受けないものはすべて天宮(理天)に帰ることを許されない。

この句は三期末劫、天盤が変動する時には天下の神鬼も安間(あんかん)としていられなくなることに言い及んでいる。

続く

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