真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

弥勒真経~十七、満天の星斗(せいと)都(すべ)て世に降り 五方の列仙(れつせん)天宮を下る

2024-02-22 16:42:46 | 弥勒真経 解釈

天界に満ち満ちる全ての仙仏星斗は白陽の時運に応じ、天命を奉じて人の世に降って来られた。

これは弥勒祖師の世に天盤を助けて九十六億の衆生を救うが為である。

三天の重大事は極めて繁忙(はんぼう)にして少数の人間の成し遂げ得られる業(わざ)ではない。

青陽時代に救われた二億と紅陽時代に救われた二億の真人(しんじん)はこの時に趕(さきが)け、洪誓(こうせい)の大願を立て、世界中到る処に転生して来られ、人の姿と変えて末後の聖事を助けられるのである。

五万とは東西南北中央の方角であり、列仙とはそこに羅列(られつ)した位(くら)いされている神仙諸々である。

つまり五方に列せられている諸仏諸仙の又ひとしく天宮(理天)天界から降ってきて収圓を扶助されるのである。

続く