にせ悟空の麻雀道中記

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字牌、端牌のドラの扱い

2005年07月28日 05時13分13秒 | 戦術・守備編
これも絞りと関係してくるけど、使う気が無いのなら少しでも早く切った方がいい。ドラは順目が過ぎれば過ぎるほどチャンス牌から危険牌へと変わっていく。
現実的には、字牌、端牌の処理が終わり、面子構成が見えてきたあたりに処理することになるかな。

特に誰かが役牌を鳴いて、自分の手の中に端牌、字牌のドラが浮いている時。
この場合、あがりへ向かうなら即ドラを処理すべきだ。もう一鳴きされたら、ドラは切れなくなる。
握りつぶすつもりならいいけど、さんざんドラを引っ張ったあげく、えいっと切ってロンされていては何をしているのか分からない。

ドラをポンされたらどうするの?という人もいるかもしれない。
心配しなくてもそこでドラを鳴かれるなんてのはめったに無い。
むしろ、役牌を鳴いた他家がドラを対子にする前、ドラ待ちでテンパる前にドラを使うチャンスを封じることの方が多い。
他の他家がドラを合わせ切ってくれば、刻子にはできないし、二枚切れのドラなんてもう使い道はない。

もし鳴かれてもベタオリすればいいだけ。ここで責任取って攻めるなんてのは考えなくていい。
麻雀は個人競技なんだから、自分の利益だけを追いかければいい。他家の迷惑は自分の利益。
ここで押して振り込む奴がアホなだけだから。

高目安目がある場合のリーチ

2005年07月27日 21時02分43秒 | 戦術・攻撃編
二萬三萬四萬六萬七萬八萬九萬九萬六索七索八索六筒七筒 ドラ四萬
23467899m 678s 67p ドラ4m

ここではダマなら安目2000、高目7700になる。
判断が難しいところではあるが、ここではリーチを打ちたい。
リーチで安目3900プラスアルファ、高目で跳満まで見える手である。
安目の2000で流してしまうのはもったいない。
ただ、5pが2、3枚切れている等、高目あがりが濃厚な場合はダマに受けた方がよい。


五萬六萬六萬七萬七萬二索二索三索四索五索六筒七筒八筒 ドラ三索
56677m 22345s 678p ドラ3s

このケースはさらに難しいが、現時点ではリーチを推奨する。
7700を確定させることが大切と判断してだ。
下のケースについてはまだまだ考察の余地があると思う。
また、他の人の意見も聞かせてもらえれば幸いだ。

点棒状況を考慮した押し引き

2005年07月27日 18時24分08秒 | 戦術・全般
麻雀にはウマによる収支への影響がある。
そのため、常に順位を意識した打ち回しをするべきである。

わかりやすいところであれば、自分ダントツ時のダンラスからのリーチ。
これはほとんどの場合ベタオリでよい。
万が一放銃すれば点数が平たくなり、全員を喜ばせることになるからだ。

他にはトップ争い時のライバルからのリーチ。
この場合、全ツとまではいかなくても、普段よりは押した方がよい。
その一局が勝負を決める一局になる可能性があるからだ。
まあ、トップ争いについてはいろんな意見があるだろうし、押し引きの見極めも難しいだろうとは思うけどね。

ドラポンへの対処

2005年07月27日 18時02分04秒 | 戦術・守備編
他家がドラをポンした場合、鳴いた人にとってはチャンスだし、それ以外の人にとっては大きなピンチとなる。
ここでは鳴いた人がいる場合にどのように打ち回すべきかを説明する。

結論から言うと、ドラポンに対してはオリることを前提に打つべきだ。
ドラポンで高打点が確定するので攻めるにはリスクが大き過ぎる。
自分があがれないような手牌なら、役牌も含めて、完全に牌を絞るのがよい。
親でツモられれば大きいからと押す人もいるが、そこは我慢すべきだ。
ツモられると限ったわけでもないし、なによりツモとロンでは点棒状況が違いすぎる。
ツモなら他の二人とは点差は開かないが、ロンなら自分一人が大きく沈むことになる。
こうなれば挽回は難しい。

では、自分が蹴れる可能性のあるときはどうするか?
これは極力蹴る努力をすべきだ。とは言っても、危なくなればすぐにオリる勇気も必要だが。
この場合、スピード優先なのでバックも有効となる。
ただ、いつでもオリられるように1フーロ、最悪でも2フーロまでにしておきたい。
順目にもよるが、ドラポン者が2フーロしたらテンパイの可能性あり、
そこから中張牌を2枚手出ししたらテンパイ濃厚くらいの判断でオリるのがよい。
蹴れたらラッキーくらいに思って深追いしないことが大切だ。

ては、自分が面前でテンパったときはどうするか?
ここは打点との兼ね合いだが、リーチで3ハン程度の打点があり、良形ならリーチでよい。

理由はまず第一にリスクに見合うリターンがあるからだ。4ハンと勝負するのに、自分が同じ打点である必要は無い。
相手のあがりは自分からのロンあがりだけとは限らないからだ。
相手のツモなら押そうが押すまいが関係ないし、支出も少ない。
一方自分はロンでもツモでもそれなりの収入がある。

また、相手が必ずテンパっているわけでもないし、こっちがリーチしてもまずオリてこない。

押すべき時に押せるか否か、これが守備型の強者とチキンとの分かれ目である。

あがり牌は一枚あればよい

2005年07月26日 21時13分03秒 | 戦術・攻撃編
中盤以降だと、好形ではあるが、残り枚数が少なくてリーチをためらう場面がある。
これについてはそれほど気にすることはない。
残り3枚もあれば普通にリーチでよい。
順目が進めば、必要牌が場に出ることは当然だし、見えてない牌が他家に使われているとも限らない。
自分は残りツモが4回で、あがり牌が4枚残っていればリーチを打つくらいのつもりでやっている。
流れたところでテンパイ料が入ってくる。オリずに押してもらえればあがりも十分ある。
また、終盤なので他家が押してきやすく、一発、ハイテイの可能性も上がる。
あがり牌が少なくても、見た目ほど不利ではないのである。

ベタオリが上手な人になろう

2005年07月26日 18時04分28秒 | 戦術・守備編
他家のリーチに対しては回しながらなんとかあがろうとする人がいる。
こういうのは基本的にやめた方がいい。
リターンよりもリスクの方が大きいからだ。

大体、回しながらあがれることなんてごく稀ではないかな?
たまたまうまくいった時は俺って上手いと自己満足に浸れるが
反面、それ以上に放銃しているのではないか?
回し打ちでは打点が低くなることが多いので、リーチに同じように放銃していては割が合わない。

オリるならオリる、押すなら押すでメリハリをつけることが大切だ。
特に、一旦面子を崩してオリながら、手が伸びてきて、欲が出て不完全な手牌から押してしまう。
これだけはやってはいけない。
まあ、終盤形テンが取れそうな状況なら話は別だが。

ベタオリは卑怯でも恥ずかしいことでもない。
リーチ者にしてもイヤな最強の戦術なのだ。

強い待ち

2005年07月25日 21時24分19秒 | 戦術・攻撃編
他面待ちであれば当然強いが、ごく普通の待ちでも強い待ちになる状況がある。
簡単に言えば、「壁」をまたいでいるケースだ。


四萬五萬七萬八萬九萬一索二索三索五索五索五筒六筒七筒
45789m 12355s 567p

で、3-6m待ちでリーチをかけても普通ならそう強くはない。
しかし、4が場に2枚切れているいわゆるワンチャンスなら、とたんに強いリーチになる。36が他家の手の中で浮く可能性が高いからだ。
特に45が各2枚切れていたり、4が場に3枚切れていたりしたら最強とも言える待ちになる。
これらのケースなら、残り2、3順でリーチにいくのも面白い。
他家が押せば出やすいし、ツモれる可能性も十分にある。

染め手は急がば回れ

2005年07月24日 21時38分31秒 | 戦術・攻撃編
東1西家
二萬二萬三萬五萬七萬九萬九萬二索七索三筒五筒北中中 ドラ三萬
2235799m 27s 35p 北中中 ドラ3m

ここではホンイツが本命だが、本気であがりたいなら北から切ろう。
面前で仕上げるのは難しく鳴いていくことになる可能性が高いが、第1打2s!次に7s!では他家にマークされる。
北から切って、最初に中から鳴ければホンイツの匂いを消しつつ手を進めることができる。もちろん切った北をツモってくることもあるが、それ以上にあがりやすさのリターンは大きいと感じる。
特に面子のレベルが高い時にはこの北切りが後から活きてくる。

ただ、マンズがもっと整っていて、面前でもいけそうな場合。
この時は2sから切って少しでも早くテンパイを目指したい。