花満DAYs

趣味パチDiary

「死」をテーマにしたシリーズ最高傑作

2023-08-27 00:57:07 | ゲーム
ペルソナ3 ポータブル

初代ペルソナ3は2006年にPS2で登場。
その後、クリア後の追加エピソードを追加した「P3F」
P3を遊びやすく改良したり女主人公を追加した「P3P」が発売。
そして今年、PS4でプレイ可能になった「P3P」が定価で2100円と安かったので購入。

ペルソナシリーズは1と2罪・2罰はプレイ済みだが、3以降は全く手を付けていなかった。
学園モノストーリーで悪魔(ペルソナ)を召喚して戦うという基本設定は変わらないのだが、
2までとは全くゲーム性を変え、バトルパートとコミュニティパートをカレンダーに沿ってゲームを進めていくという構図。

主人公に「根性」「知識」「勇気」などのパラメータがあり、
これらを上手く上げていきながら、コミュパートを効率よく進めてゆく。

レベルを上げてボスを倒していく基本的な"RPG"ではあるのだが、
どちらかといえば選択肢を選んで展開を操作する"アドベンチャー"的な要素が強い。

最初は「ときメモ」をプレイしているかのような錯覚を受け少し苦手感があったのだが、
進むにつれ徐々に明らかになっていく人間ストーリーにドハマりしていく。

1週目は男主人公。攻略は見ずにクリアタイムは66時間。




2週目は女主人公。攻略を見ながらクリアタイムは115時間。
最強ボスのエリザベスはチャレンジするも諦め。





このゲームの隠しボスはある特定手順を踏まないと強制全滅する仕様になっており、
シリーズ通しての最高難易度を誇る。


そして最も驚いたのは、
クリアしたときには全く気付かなかったこの作品の"真の"メッセージ性。

学校の屋上でアイギスに膝枕をしてもらいながら、
駆け寄ってくる仲間たちの声を聴きつつ目を閉じたところで、スタッフロールが流れる。

てっきりハッピーエンドで終わったのかと思いきや、
実は全く違った結果になっていたという事実。

このエピソードは後のP3FやP4Gでも一部語られるのだが、
ネットで見た開発者トークを見てようやく本当の意味が理解でき、
それに気づいた瞬間、このゲームの良さが何十倍にも感じられた。

なんでこんな素晴らしいものを今までプレイしてなかったのか、少し後悔。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする