花満DAYs

趣味パチDiary

祖母の訃報 悔やみきれない傷

2011-12-13 20:53:46 | 日記
突然の訃報。父からのメール。
御年97歳。もうそんな年だったのだなぁと見て改めて感じる。
死因は老衰で突然の事だったらしい。

これでもうおばあちゃんおじいちゃんと呼べる身内はいなくなってしまった。

・・・いつからだろうか。最後におばあちゃんと呼んだ日は。

上京してくる6年前、いや、帯広に住んでいた頃か。
もはや10年前位前になるだろうか。
札幌の専門学校を卒業し、地元で就職をしていた頃、一緒に住んでいた記憶。

その頃から老化現象は始まっており、いろんな所で世話になっていたらしい。
良く勝手に台所に立って、おふくろから注意されていたっけ。

その翌年あたりから老後施設でお世話になるようになった。
車で2時間。湧別の施設らしい。
たぶんそれからだろう、それ以来一度も会いに行く事が出来なかった。

家族の悩みやおばあちゃん本人の悩みなどいろんな場面を見てきたから、
素直に会いに行こうとは思えなくなっていた。

いや、ただ単に忘れられていたらどうしようという思いが強くて、
どうしても会いにいく事が出来なかった。

帰郷する度に、機会を伺っていた。
その気になれば一人で会いにいく事も出来たハズなのに。

帰る度に今度こそはと葛藤するけど、結局自分が傷つくのが怖かった。

そして、今日の訃報。
もう、悔やんでも悔やみきれない。
何で、会いに行ってやれなかったんだろうか。

会う事さえ、話す事さえもう出来なくなった。
いくらでも返す恩はあったハズなのに。

今となっては返ってくる返事はもうない。
結局やろうとしていた事がもうかなわぬ夢となってしまった。

一緒に住んでた頃は良く早く嫁さん連れて来なさいとか言われていたっけ。
考えるだけ意味はないが、別の人生を歩んでいればひ孫の顔を見せてやれる機会もあったのかもしれない。

どう思っていられたんだろうか。
自分の事は覚えていてくれたんだろうか。

おばあちゃんの人生にとって、自分はどんな存在だったのだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする