Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

11月の花のアルバム ①

2022-12-03 | みんなの花図鑑
11月に出会った植物の花や実と、鳥の写真を整理してみました。よく知られている花や鳥ばかりですが、その数が100種類近くあります。5回に分けて投稿しますので、お時間が許せばご覧いただけると嬉しいです。

今回も、10月の花のアルバム同様、花の名前や分類(科名、属名)は写真の後に表記しました。まず、写真と説明を見ていただき、花の名前を考えていただけるようにしました。

今回投稿した花や木も樹名板が無いものが多く、グーグルレンズを参考に名前を記載しています。間違いがあれば、ご指摘いただけると助かります。



大山桜(オオヤマザクラ)と小彼岸桜(コヒガンザクラ)の交配種で、イギリスで作出された品種です。名前は「称賛(しょうさん)」という意味の英語に由来してます。



日本では、秋と春の2季咲きになります。花は淡紅色の大輪で半八重咲きで、特に春先は濃く美しい花を咲かせます。



<アーコレード(Accolade) 八重咲小輪> 11/9 あけぼの山農業公園



フロリバンダ・ローズを代表する最高傑作のひとつ、名花中の名花です。雪が積もったように株いっぱいに咲きます。



世界ばら会連合(WFRS)で殿堂入りを果たしたバラです。1976年のピースから始まり1983年に4品種の受賞を受けました。



<アイスバーグ フロリバンダ 四季咲き 1958年ドイツ> 
11/8 アンデルセン公園



1つの花の大きさは1㎝強ですが、枝の上の方にたくさん集まって咲き、大きい穂状になります。 遠くから見ると、黄色い大きな花が咲いているようにも見えます。



晩夏から秋にかけてキリンソウに似た黄色い花を咲かせる多年草。日本全国の日の当たる山野に自生しています。



<アキノキリンソウ(秋の麒麟草) キク科アキノキリンソウ属> 
11/30 あけぼの山農業公園



和名のカッコウアザミは葉っぱのかたちが薬草のカッコウ(シソ科の多年草)に似ていて、アザミのような花が咲くことから付けられました。



中央アメリカ、メキシコを中心に約60種が分布する一年草、または多年草です。大半の種は雑草ですが、美しい花を咲かせる2種が観賞用として栽培されています。



<アゲラタム(霍香薊) キク科カッコウアザミ属> 11/8 アンデルセン公園



梅雨時の花の少ない時期に庭を彩る、古くから広く知られた落葉低木です。花後の姿かと思い、よく見てみると花が咲いているようです。



5~7月に開花し6月上旬~7月上旬頃に見頃を迎える花が、初冬になっても咲いているのは不思議です。



<アジサイ(紫陽花) アジサイ科アジサイ属> 11/30 あけぼの山農業公園



メキシコから中米原産の観賞用のセージの一種です。メキシカンセージ、メキシカンブッシュセージともいわれます。



とても丈夫で植えっぱなしで年々大株になります。花は秋から開花し、大株になると紫色の長い花穂が株一面を覆うように咲き誇り、秋の庭を美しく彩ります。



<アメジストセージ シソ科アキギリ属> 11/8 アンデルセン公園



観賞用に世界中で広く栽培され、アフリカ、南北アメリカ、オーストラリア、トルコなどで野生化が知られています。



太く垂直に伸びる茎に直径約2(~4)cmの花が密に集まり咲くボリューミーな花穂が魅力です。別名ストックの名前で知られています。



<アラセイトウ(紫羅欄花) キャベツ科アブラナ科アラセイトウ属>
11/8 アンデルセン公園



アセビを大きくしたような濃い緑色の葉をもち、白い壺形の小さな花を、晩秋に咲かせます。果実は年を越し、翌秋に、緑色から黄、オレンジ色、赤へと変化しながら晩秋に成熟します。



さらに、成木になると赤くなる樹皮が美しく、花と果実が少ない時期でも観賞できる、貴重な花木です。果実は食べられますが、ほとんど味がありません。



<イチゴノキ(苺の木) ツツジ科イチゴノキ属> 11/8 アンデルセン公園



中国原産の樹木で、生長すると30mもの高木になります。晩秋に葉っぱが黄色く色づき、冬は落葉します。雄木と雌木があり、それぞれ雄花もしくは雌花のみを咲かせます。



一つの木に両方の花は咲きません。雌花は花後に種子を付け、秋になるとオレンジ色に熟して落ち、悪臭を放ちます。



<イチョウ(銀杏) イチョウ科イチョウ属> 11/11 柏の葉公園



春には若葉と小さな花、夏は青葉、秋には紅葉と、四季を通じて美しい姿を見せてくれる庭木です。日本庭園には欠かせない庭木と言っても過言ではありません。



和名は葉が手のひらのように5 - 7つ裂片があり、この裂片を「いろはにほへと」と数えたことに由来します。





<イロハモミジ(伊呂波紅葉) ムクロジ科カエデ属> 11/11 柏の葉公園



200種以上が世界に広く分布しているキク科の植物で、特にメキシコに多くの種が自生しています。キクザキセンダングサの和名を持ちますが、この和名よりも流通名のほうが定着しています。



種子が衣服につく、所謂「ひっつき虫」がセンダングサ属の植物で、同じ仲間になります。



学名の「ビデンス」の名前は、ラテン語の「bi=数字の2」と「dens=歯」から来た合成語で、種子に歯のような2本のトゲがあることに由来します。



<ウインターコスモス(菊咲栴檀草) キク科センダングサ属> 
11/8 アンデルセン公園



シソ科の常緑低木で、別名をオーストラリアンローズマリーと言い、木立性のローズマリーに良く似た形状をしています。



違いは、この花の方が葉の色が淡く枝も華奢で柔らかく、触れても香りがしません。花はローズマリーに良く似た薄紫の小花を咲かせます。



<ウエストリンギア シソ科ウエストリンギア属> 11/8 アンデルセン公園



北海道を除く日本各地に自生するアサ科の落葉樹。山地や雑木林の縁、川沿いなどで普通に見られる木です。葉は森の生き物に人気が高く、黄葉期まで形をとどめていることは珍しい。



葉は長さ4~10㎝、幅3~6㎝ほどの長楕円形で枝から互い違いに生じる。表面に多少の光沢があり、上半分のみにギザギザがあること、葉脈が葉の付け根付近で3本に分かれることが特徴です。



<エノキ(榎) アサ科エノキ属> 11/9 あけぼの山農業公園



樹形がまとまってコンパクトな、明るい黄色の丸弁カップ咲きのバラです。



19世紀末から20世紀のドイツの画家エミール・ノルデにちなんで付けられました。



<エミール・ノルデ(バラ) フロリバンダ 四季咲き 2002年 ドイツ> 
11/8 アンデルセン公園



クリーム色のボリュームある大輪花で、丸弁高芯咲きの花は上品な趣を持ちます。



2006年開催の第14回世界バラ会議「大阪大会」において殿堂入りしました。



エリナ(バラ) ハイブリッド ティー 四季咲き 1984年 イギリス>
11/8 アンデルセン公園



草丈は1~2.5m程で、河川敷などの湿地に群落を作る身近な多年草です。日本全国や朝鮮半島、中国大陸に分布しています。



ススキに良く似ていますが、オギは地下茎で広がるために株立ちになりません。また、ススキが生えることのできる乾燥した場所には生育しませんが、ヨシよりは乾燥した場所を好みます。



<オギ(荻) イネ科ススキ属> 11/25 手賀沼湖畔



尾花ともいい秋の七草の一つです。日本には全国に分布し、日当たりの良い山野に生息し、ごく普通に見られる多年生草本です。



夏から秋にかけて茎の先端に長さ20から30cm程度の十数本に分かれた花穂をつけます。花穂はオギ(荻)に似ていますがススキは株立ちになっており区別できます。



<ススキ(芒) イネ科ススキ属> 近所の野原



南アメリカに分布するカタバミ科カタバミ属の多年草です。美しい葉を持ち栽培が容易なことから、世界で広く流通している球根植物です。



<オキザリス・トライアングラリス(三角片喰) カタバミ科カタバミ属>
11/8 アンデルセン公園

江戸時代末期の文久年間(1861-1864)に観賞用として導入され、各地に野生化しています。小さくてきれいな花を咲かせるとともに、生命力が強く初心者でも育てやすい植物として知られています。



<オキザリス・ボーゥイ(花片喰) カタバミ科カタバミ属>
11/9 あけぼの山農業公園



北海道から九州まで日本各地の山野に自生するブナ科の落葉高木で、樹高は最大20mほどになります。また、大きな葉を柏餅に使うことで知られます。



落葉樹だが、新葉が揃うまでは古い葉が枝に残り、絶え間なく「葉(覇)を譲る」ため、家族の繁栄を象徴する木、あるいは「葉守りの神」が宿る縁起の良い木として、端午の節句に使われようになりました。



<カシワ(柏) ブナ科 コナラ属> 11/11 柏の葉公園



涼しげな葉模様やカラフルな葉模様がトロピカルな雰囲気を醸し出す、夏に楽しめる春植え球根として欠かせない植物です。熱帯アメリカ、西インド諸島に約15種が分布しています。



<カラジューム(錦芋) サトイモ科ハイモ属> 11/8 アンデルセン公園


最後までご覧いただき、ありがとうございました。次回「11月の花のアルバム ②」に続きます。