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聖なる国 日本

ジェロニモの聖地・パワースポットのプログ。

海の女神【宗像三女神】Ⅰ.宗像大社*市杵嶋姫*多岐都姫*多紀理姫 *

2013-10-25 | スピリチュアル

 宗像大社

福岡県宗像市にある。 宗像三女神の市杵嶋姫(イチキシマヒメ)を祭り、辺津宮という。

宗像三女神はスサノオの娘3人姉妹の神様で、九州福岡県の宗像市から沖ノ島にかけて一直線上に宗像大社が三社あり、それぞれ祭られている。

   * 市杵嶋姫  宗像大社【辺津宮】  福岡県宗像市
   * 多岐都姫  宗像大社【中津宮】  大 島 (~宗像市神湊より船で20分程)
   * 多紀理姫  宗像大社【沖津宮】   沖ノ島(50キロ沖の海上)

  (※古事記ではイチキシマ姫が中津宮に祭られるとされる)

入口

 
        鳥居           太鼓橋

 
        狛犬           神門


          手水舎

           拝殿

拝殿は現在修復工事中で仮の拝殿が横に供えられていた。

仮拝殿

古式ゆかしい。

           
          摂社。

          摂社神額

北九州地域に鎮座されていた108神が摂社に祭られている。


拝殿の他、多岐都姫、多紀理姫、を祭る二宮・三宮と祭場の高宮の三か所があり、
二宮三宮へ向かう参道は、拝殿の右へと進む。
          



二宮

船で行く大島と、50キロ沖にあり通常参拝が禁じられている沖ノ島までゆかなくとも、
こちらで参拝させて貰うことができる。 
三宮の前で女性が三名、祝詞フルコーラスで参拝されていた。(三姉妹?)

三宮

          

          高宮へは二宮三宮から徒歩5分程、参道を登る。

          

社殿がない、樹木を依り代とした古代の祭場

伊勢神宮や春日大社の様に、まだ拝殿が建てられる以前の【庭上祭祀】を継承している神社は全国でも珍しい。

元来、自然を依り代として神が降りるとされる木や山で祭祀を行っていたが、

やがて雨を避ける為に拝殿が設けられ、社殿が造られる様になり、

仏教建築が入ってきて礎石の上に建てられる現在の建築様式へと変化していったらしい。



神籬(ひもろぎ)



                  とても、心が洗われる。



  ~ここでお守りを買った。
箱にお金を入れ、木製の札の右側に自分の名前と住所を書く。札は真ん中に切込みがあり二つに割れる様になっていて、左側をお守りとして持ち帰り、住所氏名を書いた右側の札をおさめてくる。

             


                 次は、中津宮大島



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恵那神社 天照大神誕生の聖地 ~伊那路

2013-05-27 | スピリチュアル

恵那山、【恵那神社】 御祭神 イザナギ イザナミ

          


恵那山は岐阜県と長野県の境中央構造線のうねる日本のヘソの様な所に位置するパワースポット。
役行者(役小角)による山岳信仰の開山とも云われ百名山の一つ。

恵那山

  

恵那神社本宮入口

恵那山西側に恵那神社本宮があり、恵那山登頂(2190m)に奥宮がある。
 


鳥居



低くかけられたしめ縄は、頭を低くして通らなければならない意味らしいが、

この場合は横から入ってしまった。 (…何れにしろ真ん中は神様のとおり道) 

さすがパワースポットだけど、それにしても低すぎる…


拝殿


時が止まった様に静けさが深い。



恵那山の由来は、イザナギとイザナミが天照大神の【恵那=(へその緒)】を

この山に納めたことによるとの伝承がある。

恵那山の南、血洗神社下の血洗池で、産穢を清めたとされる。


参道の夫婦杉 安産祈願の神社としても知られる。



古事記では、イザナギがイザナミと死別した後に、

イザナギの禊による滴から天照大神が生まれたとされているので、

イザナミが出産したという由緒だと話しが異なる。

東国の旧約聖書ともいうべき、「ホツマ・ツタエ」による伝承のようだ…  

(このホツマという古代日本語=言霊は難解で私にはなかなか理解出来ない)

        (=ア イ ウ エ オ)

ホツマ・ツタエによると天照大神は男性神らしい。



古来、東国は【アズマエビス】の地で、

中央政権から離れた、正史とは異なる別の歴史がある。

南北朝時代には、南朝の御所もあった。(恵那山浪合村)

ヤマトタケル命も正史では遠征をした皇子のままだが、

東国では【倭武天皇】として即位した天皇となっている。


恵那山は、東国の古代先住民の歴史を感じる聖地だ。

思い切って登ってみることにした。標高2190m …(+_+) 往復5時間以上




【恵那山奥宮】

恵那山広河原ルートより、登頂の本宮を目指す。

百名山の為、登山客が多いが人が引ける日没ぎりぎりの時間を狙って行く。


 岩と根の道に顕れたオーブ=画像右中央あたり

前半は、これでもかという程険しく岩と木の根がうねる心臓破りのハードコース。

「無謀だったか…」と後悔がよぎるが、

登れと言われている気がして休まずに一気に上がった。

全行程の1/5にも満たない区間で体力の半分を使ってしまったが、

一度休んでしまってたら逆に登れなかったかもしれない。



中央アルプス

中盤は、笹の葉が繁るなだらかなコース。途中、景色も開け穏やかに行ける。



次第にまた道が険しく後半コースとなる。

雪が見え始めたら頂上まで少し。

【雪道】


2時間半かけてやっと頂上へ到着。

最後の登山客が下ってゆき、1人だけになった。

心細くはなく、ホッとした気持ちになる。

【頂上の奥宮】



奥宮摂社

頂上周辺には、国つ神様たちの社がいくつも祀られている。


【磐棚】

誰もいない山でひとり、

登頂の岩棚で少し瞑想をしようと上がった。

とたんに、霧がもうもうと立ち込めてきた。




まるで、峨眉山の仙人にでもなった気分だ。


  山の気を存分に感じて、下山した。


  人の中にいるより、自然の中にいることが楽しかった子供の頃を思いだす。



【伊那路】

(伊那路~恵那⇒天竜川⇒駒ヶ岳⇒諏訪湖辺りまでのエリア)

伊那路のあちこちに立ち寄りながら帰った。

画像がないのが残念なのだが、恵那山東側にある浪合村は星空日本一(環境省)だけあって、星が降る夜空は最高に素晴らしかった。  天然のプラネタリウム

天竜川


飯田市風越山 白山社登山口



駒ヶ岳登頂


バスとロープウエィで一時間ほどで頂上付近まで登ることができる。
往復4000円くらい…


尾根


駒ヶ岳神社



諏訪湖



山梨方面の、釈迦堂遺跡館に立寄る。

(中央道の釈迦堂PAに駐車し、側の階段を登ってゆく) 

古代の縄文集落で、「縄文王国」を謳う山梨県の中でも最多遺物。

石器時代から平安時代迄の足蹠があり、

5000年以上前から人が住んでいたという歴史を

確かに感じることができる。

釈迦堂の桃



筋肉痛になったが、また何度か足を運んでみたい。



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天橋立

2013-04-28 | スピリチュアル

京丹後 【天橋立】


日本三景の一つ天橋立は、元々は籠神社の参道だったとのこと。


イザナギがイザナミに合うため天に上がる梯子を架けたところ、

倒れてきてしまい天橋立になったとの伝承がある。


北側にある籠神社までは、3.6kmの松並木のロングビーチが続く。

ロングビーチ


南側(文殊)にあるビューランド下の駐車場に車を止めてゆく。

一日¥500(セルフ)。ビューランドのリフト代(700)より安い。


ビューランドからの橋立


殆どの観光客はレンタルサイクルで天橋立を渡ってたが、持参した折畳み自転車で渡ってみた。


【智恩寺】

天橋立へは駅前の智恩寺の手前を右に入る。すぐ橋があり船が通るときは回転する。


【回転する橋】


天橋立の南側最先端まで行ってみた。特に何もなく、海鳥がこちらを見ていた。






こちらへ足を運ぶ人もなく、


まるでプライベートビーチの様にのんびりしている。




ここの静かな景観だけで、充分満足してしまった。


天橋立は毎年70㎝くらい伸び続けているらしい…

若狭湾を望む原発群を包もうとしている様だ。



ビーチから戻り、並木道を自転車で進む。(ややジャリ道…(-_-;)

中ほどの天橋立神社


横にある磯清水


名水100選の名水で、左右が海にも関わらず淡水が湧く不思議な井戸。


天橋立を渡るとすぐ籠神社がある。

籠神社 

京都府宮津市字大垣430


籠神社の創建は比較的新しく8世紀だが、奥宮の真名井神社は、

もとは真名井原と云われ神代より豊受大神が祀られていたとのこと。

紀元前1世紀、第10代崇神天皇頃に天照大神が大和からこちらへ遷ってこられた。


その後、第11代垂仁天皇の皇女である倭姫が天照大神を祀る場所を探し続け、

今の伊勢神宮へと遷っていった。

籠神社は伊勢神宮の故郷として知られ、元伊勢籠神社ともいう。

参道

一の鳥居

拝殿





伊勢神宮と同じ唯一神明造りの屋根

灯籠も伊勢神宮と同じ六芒星=ダビテの星(籠目紋)。

奥宮真名井神社もまた六芒星=ダビテの星(籠目紋)で知られ、

伊勢神宮にも祀られている豊受大神(外宮)が祀られている。

豊受大神の神紋が六芒星なのだが、真名井神社の由来には、

聖書に出てくる「マナ」が語源であるとの説もある。





真名井神社 二の鳥居

真名井神社こそパワースポットだったらしいのだが、

自転車で坂を登るパワーがすでになく(?)、

諦めて引き返し傘松公園へと向かう。


籠神社の奥からケーブルカーで傘松公園へとあがる。



傘松公園からの一文字

帰りは自転車ごと観光船に乗って帰る。

レンタルサイクルと観光船の往復セット(¥800)より少し高くなってしまった。



ローカルの海鮮レストランより対岸。



天橋立の西側 阿蘇海



宮津湾対岸の黒崎



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富士山  北口本宮富士浅間神社 と 富士山本宮浅間大社

2013-01-02 | スピリチュアル

富士山北側

【北口本宮富士浅間神社】

 御祭神 木花之佐久夜毘売命(コノハナサクヤヒメ)

     瓊々杵尊(ににぎのみこと)   (=夫)

     大山祇神(おおやまづみのかみ) (=父)


創建紀元1世紀。東征時の日本武尊(ヤマトタケル)による。

日本武尊は、崇神天皇の曾孫、応神天皇の祖父で、関東には、

武蔵御嶽神社 三峯神社などが数々の由緒が東征説話と共に残っている。

鳥居

参道


本殿

現存する社殿は、武田信玄、浅野氏重、鳥居成次の創建など比較的新しい。

庇がカーブしている唐破風の様式(16世紀頃流行)をみると、

近世の新しさを感じてしまう。



富士山を初めて登ったのは役小角とのこと。(7世紀の修験道開祖)

社殿奥には~富士吉田登山口がある。


たくさんの摂社が祭られている。



高天原奥にある諏訪社

河口湖 富士急ハイランドより御殿場方面に車で10分ほど下ったところにあり、

近くに新屋山神社がある。

駐車場は無料だが、いつも大勢の外国人観光客でにぎわっている。





【富士山本宮浅間大社】

 御祭神 木花之佐久夜毘売命(コノハナサクヤヒメ)
     =浅間大神として全国の浅間神社の起源となっている。


     瓊々杵尊(ににぎのみこと)
     大山祇神(おおやまづみのかみ)

創建 紀元前 富士山の噴火を鎮めるため、第11代垂仁天皇により創建。



二の鳥居駐車場(ワンコイン)に車を停め道を渡り~、一の鳥居~参道~楼門へと向かう。

国道139号線沿い。富士山の南西側にあり、富士山登頂に、本宮を戴く。



参道


200mくらいだろうか…敷地は左右に広く、のびのびと歩ける。



一の鳥居



楼門


本殿 徳川家康造営

浅間造りという二重の社殿。

一般的に女神を祭っていると千木が水平に切ってあるが、

ここでは垂直に切ってあり、しかも、出雲大社の様な置き千木。

鰹木も5本。 (奇数=男神、偶数=女神)

拝殿



湧玉池


富士山の雪解け水が何層にもなった溶岩の間を通り湧出する。

鏡の様に澄んでいて美しい。

不思議と切り離された空間の様に静かだ…



池の横の水神社に、水飲み場がある。

特別天然記念物に指定されているだけあって、洗われる様に美味しい水だ。

こんな水が飲めることを幸せに感じる。



登山前の禊に使われていたとのこと。

水を頂きつつ、暫しこの場所の空気をいっぱい吸い込む。

ここを離れたくなくなるほど穏やかな気持ちになる。





富士山


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静岡 三保の松原

2012-12-15 | スピリチュアル


ファントム富士

静岡県 三保の松原


海岸に「天女の羽衣」の説話に出てくる羽衣の松があり、その横に羽車神社が祭られている。

職場の近くなので、帰りに寄ってみた。



羽衣の松
(この地に降立ち水浴びをしていた天女が羽衣をこの松に掛けていたが、漁夫に奪われてしまう…)




羽車神社


参道

海岸の羽衣の松から、松並木に囲まれた板張りの参道が500mほど続き、

御穂神社に至る。



神の道と云われている。



御穂神社鳥居


【御祭神】 

大己貴命(大国主命) 三穗津姫命

      そして、羽衣の切れ端が収められているらしい…。



境内



天孫降臨の後、出雲で国を譲った大国主命は三穂津彦命と改名し、

妻三穗津姫命と共に羽車に乗り、この地に降臨したとのこと。

日本最古の新婚旅行。

御穂神社

拝殿


静岡県の「御穂神社」と島根県(出雲)の「美穂神社」は別の神社の様だ。


しかし故郷と似た様な土地に移り、同じ地名をつけることは古来からあるようだが、静岡県の「三保」と島根県の「美穂」の地形はどことなく似ている。

 

「中海」こそ無いが、並べて比べるてみると、まるで日本列島の背ビレと胸ビレの様だ。三つの崎とはこのことだろうか。


静岡の御穂神社は人影もなくどこか閑散としていた。


パワースポットというよりも、創建を偲ぶ静謐な地。

あまり手入れされておらず、よく伸びた雑草に囲まれた摂社が切ない。

この土地の人々はどんな思いでいるのだろうか…



ハート







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