今日は仕事を空けて写真整理と水換えでまったり過ごしてました。
ずっと張り詰めていた仕事から一時的にでも解放され、のんびりした時間を過ごしています。
過去の写真を整理していると、秋水の礎になった初期繁殖の幼魚や、ショップ導入の懐かしい魚達が
沢山出てきます。
昔は種親を探して奔走したのですが、最近、新しい魚を買ってないなあと…
初期の幼魚写真を見ていると、同じ血を分けたコバルトでありながら、秋水の幼魚とはだいぶ趣きが
違うことに気付きます。
いったい、過去の幼魚たちと最新の秋水がどれだけ変わったのか?
画像で比べてみます。
ブルーベリー6 copy
ブルーベリー6同士を掛け合わせた自家産のコピー。
色、体型の良いソリッド表現がブルーベリー6の真骨頂ですが、幼魚期は上のように虫食いが
見られる個体も出現します。…が、虫食いファンとしては残念なことに成魚になる過程で虫食いは
ほとんど消えていきました。
ソリッドとしてはこの上ない良い魚だったと思います。
オリジナルコバルト
オリジナルコバルト幼魚。アクアショップオリジナルに出向いて買い付けた幼魚です。
成魚サイズに成長するまでバッチリ虫食いが残っていたのですが、それも2年、3年と経つと消えたり
擦れたりで、ソリッド化していきました。
ソリッドと掛け合わせてもほとんど虫食いが出る、強い遺伝子を持った魚です。
グリーンxBV6
ちょっと前に紹介したグリーンxブルーベリー6クロス個体の幼魚期。
やはり中途半端ですが、体側の上部に見られる強い赤のラインが魅力的です。
こうした初期繁殖魚の血を使って系統立てた改良を試みているのが秋水になります。
以下、最新の秋水幼魚を連続で。
上の4個体は秋水乙と呼んでいるグリーンクロスの血を入れたコバルトです。
今までになく育成に力を入れたので成長が早いですね。
ブルーベリーやオリコバの幼魚と比べると虫食いラインにメリハリがあるのが判ると思います。
代を重ねて固定率もだいぶ高くなり、12匹残した幼魚も全部こんな感じです。
淘汰した幼魚もたくさんいましたが、青ベタになりそうな魚はほとんどいませんでした。
虫食い回帰プロジェクトを始めて、ようやく秋水の繁殖の方向性が間違っていなかったと確信できた
世代です。
写真で見るとたった3世代で幼魚期から別物のようですが、やってる事は地道な選抜と交配の
気の長い繰り返し…
上の2個体は秋水甲タイプと呼んでいる、グリーンの血を入れずに改良を重ねたコバルト。
グリーンクロスより若干、虫食いがあまい感じもしますが、まだ劣化は見て取れません。
先で劣化の兆しが見られたら秋水乙と統合するかもしれません。
上の写真は今の秋水の成魚達で、すっかり虫食いラインが定着しましたが…
最初に3種のの秋水プロトを作った時に思ったものです。
ここから先の掛け合わせと選抜次第で、この魚は青ベタにも虫食いにもラインにもなるなと。
選抜交配は、最初の礎になる種親選びと同等に重要だと、改めて実感した次第です。
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hide と申します。
1本ズバッと筋の通った業を成すあたりは流石ですね。
何に於いても有言実行を遂げるには人知れぬ努力も必要な筈!
見る者を魅了する力強さと強いインパクト、そして昔の"ターコイズ時代 "を思い出させてくれる秋水は素晴らしいディスカスに仕上がっていると思います。
今後も楽しみに拝見させて頂きます。
併せて日光岩魚さんのブログをリンクさせて頂きたいと思うのですが、了解をお願い致します。
芸術作品ですね(^^)
妥協は許さない感じが伝わります。
こんばんは。こちらでは初めましてですね。
ありがとうございます!でも、私自身1本筋が通ってるとかそんな事は全然無くて
モチベーションが上がったり下がったりしながらなんとか持続してこれただけです(笑)
この趣味は多くの人が途中でやめていってしまうのも事実ですが、
hideさんのように高い目的意識を持って持続されてる
方もいらっしゃいます。
そういう方に出会えるのは本当にうれしい事ですね。
ブックマーク、こちらからも登録させていただきました。
これからもよろしくお願いします。
こんばんは。
いや、芸術作品は言い過ぎですって(笑)
生き物ですからなかなか思うようにならず、形質の維持も難しい…
だから品種改良はのめり込むのかも知れませんね。
初期のグリーンクロスを見ていただければ解ると思いますが、私のブリーディングはなかなかに妥協が激しいです(笑)
ブックマーク、勝手に登録させていただきましたが、お許しください。
先日教えていただいた方法でえひめAI作ってみました。35℃でだいたい5日、。3日目ぐらいから発酵しなくなってもー使っても良いのかな?と思えるのですがどんなふーになったら使い頃ですか?匂いとか見た目とかよろしければ時間があるとき教えて下さい。
使った簡は教えていただいた方法以外で作ったのがありまして、外に置いてる金魚水槽(浴槽)は上部にスポンジのせてるだけの濾過槽ですがいつも緑色で底の様子が全く分からなかったのに5日頃から透明になりなんと底が丸見え。後ペア水槽は上部に濾過材入れてスポンジのせてるだけのですが曇ってた見た目が透明になり偶然か卵の数も多くなって昨日孵化しました。けど水槽の表面に白いこけ?みたいなのが付着してます。ただ120水槽は効果が分からないですね。入れる量が少ないのかも知れません。金魚とペア水槽は効果があったと思います。次は教えていただいたのを使ってみます。
こんばんは。
コバルトとひとくちに言っても、血統やブリーダーによってやはり色合いは違いますね。
ただ、照明やカメラのホワイトバランス、魚体の角度によっても色合いは変わって来るので、
写真だけでは判断が難しいのも事実です。
えひめAIの完成判断はズバリ匂いですよ(笑)
発酵しはじめは強烈にくさいですが、醸成されるとお酒のような甘い匂いがします。
あ、そうそう3日目くらいで私は発酵が促進するように一度ペットボトルをガシャガシャ振ります。
水槽の表面に付着するのは多分、醸成時に出来る沈殿物じゃないですかね?
水槽に入れる時は上澄みの透明な物を入れるようにしています。
うちも、睡蓮鉢で金魚を飼っていますが、夏場はえひめAIを入れるとアオコが発生しません。
冬はエサを控え青水で越させるために、えひめAIの投入はやめてます。
ひとつ確認させていただきたいのですが、いたたたたたさんはいい年こいた大人の方ですよね?
素人が…てまさかあなた、プロな訳ないですよね。
びっくりしたなもう(笑)
えーそれでは…
秋水はコバルトです!オナニスト上等!ブログはやめません!これからもディスカス道に邁進して行く所存であります!
以上…いたたたたた様のご希望に沿えなくて大変申し訳ございません(´Д`;)/トホホ…