少し前の話ですが、朝霧圭太さんのブログに紹介されていました古代蓮(大賀蓮)。
圭太さんの記事http://golgo-yt.air-nifty.com/butsu/2009/06/2000-706c.html
を見てからその美しさにすっかり魅了されてしまい、
近所で古代蓮が咲いている場所を探しておりました。
しかし、近場の池で咲いているのは違う蓮ばかり。遠出も覚悟していたのですが…
ネットで検索してみるとあったんです!その名も「つがの里」。
http://www.town.tsuga.tochigi.jp/kankoukyoukai/tsuganosato.html
さらに調べてみると、蓮の花は早朝に開花し、日中になると閉じてしまうとか。
そこから作品をイメージすると…
明け方の薄明かりの中で浮かぶピンクの大輪。
シャープにキッチリ写したものと、ソフトな柔らかい印象の2パターンで。
そんなイメージを具現化する為に防湿庫に眠っていた60mmマクロとソフトフィルター
を引っ張り出し、いざ「つがの里」へ。朝4時半に現地到着です。
カメラ機種名:Canon EOS 40D AV優先モード
Tv(シャッター速度):1/40 秒 Av(絞り数値):F18
露出補正:-1/3 ISO感度:800
レンズ:EF-S60mm f/2.8 Macro USM
三脚使用 ライブビューにてマニュアルピント合わせ フィルター無し
カメラ機種名:Canon EOS 40D AV優先モード
Tv(シャッター速度):1/60 秒 Av(絞り数値):F8.0
露出補正:0 ISO感度:500
レンズ:EF-S17-55mm f/2.8 IS USM
三脚使用 ライブビューにてマニュアルピント合わせ ソフトフィルター装着
カメラ機種名:Canon EOS 40D AV優先モード
Tv(シャッター速度):1/50 秒 Av(絞り数値):F18
露出補正:-1/3 ISO感度:800
レンズ:EF-S60mm f/2.8 Macro USM
三脚使用 ライブビューにてマニュアルピント合わせ フィルター無し
一枚目と三枚目はマクロレンズでF18まで絞り込んで花全体にピントを合わせました。
ライブビューの拡大機能を使ってピントはマニュアルで追い込んでいます。
二枚目はEFS17-55にソフトフィルター装着。
花の柔らかさが出したくて、少し絞りも抑えています。
それにしても古代蓮って綺麗ですねえ…
現地に到着して池一面に咲く花を目の当たりにしたときは感動しました。
この写真、いかにも朝露が着いた写真のように見えますが、実は違うんです。
この日は夜から曇りで雨は降っておらず、道路も蓮の花も乾いていました…
では何故?
池の蓮の花はどれも背が高くて、このように上から撮影できる花は数株しか
なかったのですが、その数株全てに先行するカメラマンが霧吹きでシューシューと
水を吹きかけて撮影していたんですね。
私の目の前で一生懸命に霧を吹いて撮影している姿を見て唖然としました…
と言うか、後から来て強制的に捏造写真を撮らされる撮影者の身にもなって欲しいです。
良い写真を撮りたい気持ちは解るんですが…
まだまだつぼみの蓮も沢山あって、これからどんどん開花しそうでした。
8月上旬くらいまで楽しめるとのことです。
早朝に咲き誇る神秘的な花…
みなさんも古代蓮に出会いに、早起きして出かけてみてはいかがですか?
最新の画像[もっと見る]
- 趣味の到達点 4ヶ月前
- 趣味の到達点 4ヶ月前
- 趣味の到達点 4ヶ月前
- 趣味の到達点 4ヶ月前
- 趣味の到達点 4ヶ月前
- 趣味の到達点 4ヶ月前
- 山で出会った青年(完結編) 5年前
- 山で出会った青年(完結編) 5年前
- 山で出会った青年(完結編) 5年前
- 山で出会った青年(後編) 5年前
私的には2枚目のソフトフィルターをかけたやつ
何か幻想的な雰囲気が出てて いいです(*´ω`)
先行者の方・・・テクニックなんだろうけど・・・
チョット あきませんよね^^;
綺麗ですね、ピンク好きにはたまりません♡!。
真ん中のめしべでしょうか?。
昔から、蓮って高貴なお花だなって、お釈迦様?、観音様?が立ってるイメージしかなかったのですが、
こうしてお花を画像で拝見すると
凛としてて美しいですね、花弁が器のよう...。
真ん中に立ちたくなるお釈迦様、観音様の気持ちもわかるような(笑)。失礼な話ですけど...(^◇^;)。
でも、2枚目の蓮の画像、いいですね。
お釈迦さまのイメージとも違う...やさしい感じです^^*。
僕が撮影に行く大賀蓮よりこちらの大賀蓮の方が凛とした雰囲気に見えます。
それは兵庫の蓮が栃木の蓮に劣るからではなく、撮影技術と心構えの差ですね。いつもながら丁寧に捉えられた構図と丹念なピント合わせ、それに朝早い時間帯というのも関係しているのかもしれません(冬は暗いうちから出かけていたのに、最近すっかりズボラになってしまっています)。
フィルターはPLフィルターしか使ったことがないのですが、ソフトフィルターも使いたくなりました。
それにしても、霧吹き男許せませんね。
実は僕も昨秋、落ち葉の位置を手で変えたことがあるのですが、その後後悔の思いやまず、それ以後は手を加えることを禁じています。というより、そうしたいという気が起こらなくなりました。
(と、言うことだけは偉そうになりますが、写真の方は…)
本当に綺麗な花ですよね。
自分も、実物をじっくり見たのは初めてで
その美しさに息を飲みました。
ソフトフィルター、なかなか味があるでしょ?
いつもハッキリクッキリな写真ばかり撮っているので
ここらで新境地を開拓しないと(笑)
先行者の方とは価値観の違いかもしれませんが、
全部に霧吹きはちょっと…ですね。
さかいさん
絵でよくあるお釈迦様と蓮の花…
自分も、実物見るまで蓮に対するイメージは
それしか無かったんです。
このピンクのグラデーションが掛かった花弁の色彩は
心底惚れ込みました。
ピンクっていいですね。
桜もそうですが、土から取った栄養分からこの色が
出るなんて…まさに生命の神秘ですね。
やはりソフトフィルターの画像が好きですか?
評判いいと調子に乗って多用してしまう自分です(笑)
でも、確かに柔らかい優しい雰囲気になりますね。
圭太さん
早朝の撮影はしんどいですよね。
これが土日とかなら寝ないで行くのですが…
一度眠ってしまうと起きれなくて、
何回も寝過ごしてしまった事があります。
ソフトフィルターって、なかなか出番が少ないけど
あると重宝しますよ。
星やホタルの撮影では、光源が強調されたりして
違う使い方もできます。
霧吹きはですねえ…
個人の価値観の違いで、本人が良ければいいのかも
しれませんが、全部に吹くのはヤメてほしかった。
でも、そんな自分も岩の上に落ちてた邪魔な枯れ葉を
どかした事もありますし。
何が良くて何がダメなのか、各々価値観が違い
線引きは難しいですが、自分も圭太さんのように
自分の一線を持っていたいと思います。
そうしないと、どんどんエスカレートして
撮影に邪魔な枝を折ったり、渓流で石の配置を
変えたりなんてことも…気をつけたいです。
花びらの脈?まで綺麗にはっきり見えている写真もふんわりと柔らかな蓮もどちらも素敵ですね
ソフトな雰囲気に撮られた写真は、少し幻想的でもあり極楽浄土を想像させられました
私も今度蓮を撮りに行く予定です
圭太さんのところでも、日光岩魚さんのところでも、すばらしい蓮の写真拝見させていただきましたので
思い出しながら頑張ってみたいと思います
私もソフトフィルター使ってみたくなりました
蓮の開花は、ほんと神秘的で魅せられちゃいました。
圭太さんに感謝です。
柔らかい蓮は自分も初めて試みた表現でしたが
思ったより雰囲気が出てくれました。
ソフトフィルターは用途は少ないのですが、
花の写真を多く撮られる方にはオススメですよ。
蓮の撮影、楽しみですね~。
自分の時は、朝5時から蓮の美しさに感動して
夢中になってシャッター切りましたよ。
もう、ドキドキしながら撮影しちゃってください!
なんだかまた撮影に行きたくなってきちゃいました(笑)