米国の「不動産王」のトランプ次期大統領が、代理業者らを通じて約80件の商標登録の申請を中国で行っていることがわかった。
中国紙「北京青年報」などが伝えた。大統領選では中国批判をしていたトランプ氏だが、ビジネスでは中国での事業展開を重視しているとして注目されている。
報道によると、中国では2005年ごろから、トランプ氏が代理業者などを通じて商標登録を申請したとみられる記録が78件あるという。
申請している商標は英語の「TRUMP」のほか、トランプ氏の名前の発音を漢字で表記した「川普(チョワンプー)」「特朗普(トーランプー)」や、「川普国際ゴルフクラブ」「川普国際ホテルビル」など。
想定する業態は不動産のほか、保険、金融、娯楽など多岐にわたる。さすが商売人の次期大統領!