フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

日常のニヒリズム

2012年08月28日 09時02分53秒 | 社会・政治・思想哲学

 最近、ブログの更新が遅れがちだ。理由は単純で、あんまり書くことが無いなぁという精神的なブレーキである。
 それを書いたら、「だから?」「それで?」「どうなるの?」という自分自身に対する冷めた視線である。
 このような精神状況になってしまう原因は、物事を知りすぎてしまった、否、物事を知りすぎてしまったという幻想を持ってしまったからだと思う。
「これって、結局、こういう事だよなぁ」と先を読んでしまうからである。そうすると、物事に対する好奇心が失われてくる。
 これを、日常におけるニヒリズムというのだろう。

 山に行って死にそうなくらいきついことをしたくなるのは、死を感じれば感じるほど生が浮かび上がってくるからで、それがこのニヒリズムの克服になるからである。
 しかし、これは食べ物に香辛料をふりかけるような生き方で、だんだんエスカレートしてくる。

 だから、この日常の倦怠感を克服するには、別の方法が必要である。
 とりあえず、ブログに関して言えば、何を書くべきかという内容は置いておいて、なんでもいいから、一行でもいいから、書き続けるということだろうと思う。
 

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