フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

ニーバーの祈り

2021年03月15日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

ニーバーの祈りというのがあります。

1940年代に、マサチューセッツ州の小さな教会のニーバーという牧師が始めた祈りだと言われています。

第二次世界大戦の中、この祈りの言葉が兵士たちに広まり、

今ではアルコール依存症のための団体のモットーとして、採用されているそうです。

神よ

変えることにできないものについては、穏やかに受け入れられますように。

変えることのできるものについては、変える勇気を持てますように。

そして、この二つを見分ける知恵をお与えください。


この言葉の中には、なかなかの叡智が含まれています。

人間の持っている力を、正しくかつ無駄なく使うための知恵です。

たとえば、自分の身長は変えられますか?

変えられないとしたら、穏やかに受け入れましょう。努力は無駄です。

では、太っていたとして、体重を減らすことは?

これは変えられますね。

自分の力を、変えられる物事と変えられない物事に振り分けます。

変えられないなら、その努力はやめます。

変えられる物事に自分の力を正しく使うのです。

人生は短い。勝ち目のない戦いに挑むのはやめましょう。

自分のできることに、力を集中していきましょう。

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