フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

殴られる練習

2021年03月02日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

ロシアの軍隊格闘技に、システマというものがあります。

日本の禅の考え方に近く、わかりやすくて役立ちます。

そのシステマのインストラクターの北川貴英さんが、面白いことを言っています。

「打撃の練習において大事なのは、殴る練習より殴られる練習なんですね。なぜかというと、物理的な打撃だけではなくて、精神的な打撃を含めて、人生において大事なのは、人に打撃を与えることではなく、自分が打撃を受けて大丈夫でいることです

たしかにそうですよね。

これに関連して、アメリカのケンタッキー大学に面白い研究があります。

僕たちの脳は、身体的な痛みと精神的な痛みを、区別できないそうです。

体が傷ついた時も、心が傷ついた時も、活性化される脳の部分は一緒だそうです。

だから、殴られる練習は、タフな精神力を鍛える練習にもなるわけです。

面白いですよね。

肉体的にも精神的にも、

殴られて、それを耐え抜く方法は、

何回も言ってますが、呼吸です。

鼻から吸って口から吐くです。

繰り返します。

鼻から吸って口から吐くですよ。

体の痛みを感じたとき、人に傷つく言葉を投げかけられたとき、呼吸をしてください。


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