基隆から東へ10kmほど入った山間の小さな町九份。19世紀末に金の採掘がされたことにより発展し、1970年代に金鉱が閉山したことにより衰退したそうです。中華圏の町並みに、日本統治時代の雰囲気が残る独特な町並みが魅力です。
寂れた炭鉱の町が再び脚光を浴びるのは、1989年に公開された台湾映画「非情城市」の舞台となったことによります。スタジオジブリの大ヒット作「千と千尋の神隠し」のモデルになった町並みでは、なんて語られたりもします。
九份へは、オプショナルツアーが組まれていたり、台北からの直通バスもありますが、台湾鉄道に瑞芳まで乗車して路線バスに乗り継ぐのがお奨めです。交通費の安さもさることながら、「ちょっと遠くまで来た」感を演出してくれるからです。
九份を訪ねるのは午後がいいですね。(台北への復路の混雑を覚悟すればですが)日が暮れるにつれて紅い提灯が点灯していく、昼間とは違ったレトロな美しさが増していきます。なるほど「千と千尋の神隠し」の世界に浸ることができそうです。
若い頃?行ったので頑張って鉄道とバスで行きました。
鉄道は勝手がわからず大変でしたしバスも酔いそうになりました。
うまく表現できないけど映画のセットの中に入り込んだような独特な雰囲気の場所ですよね♪
メッセージありがとうございます。
九份、ノスタルジックで不思議な町ですね。
でも本当は乗換えの瑞芳の町角の臭豆腐の匂いの方が、強烈に覚えているんですよね。
ところで、みちのく潮風トレイル、始めるのですか?壮大ですね。