銀鮭の南蛮漬け、なすとキノコの煮しめ、里芋のちりめん山椒ねぎソース、
和の惣菜を小鉢や小皿に並べたら、奥丹波の雄町を開ける。
涼しげな透明に近いブルーのボトル、ほんとは盛夏にベランダで開けたかったなぁ。
優美な香りで芳醇な旨味があるオーガニックな純米吟醸が美味い。
抜群にキレの良い酒だから、和でも洋でも料理を引き立ててくれる。
大阪から福知山線を旅するなら、終点の福知山まで2駅を残して市島駅に降り立つ。
竹田川を渡ると日本の原風景のような山間の田園を背景に白い蔵造りの山名酒造が酒林を提げている。
ぽっかり予定が空いた秋の休日は、ローカル線に揺られて酒蔵を訪ねるのも良いかも知れない。
<40年前に街で流れたJ-POP>
月の浜辺 / 岩崎良美 1983