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旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

風を感じて! "浅き夏" 三浦半島へ

2021-05-22 | 単車でGO!

 渋滞をすり抜けて、横浜横須賀道路を飛ばしてきた。三浦海岸交差点から県道215号に入る。
賑わうビーチを左手に沖ノ島を追い越すと、県道は短いワインディングになって台地に駆け上がる。
青々とした畑の先に浦賀水道を見下ろし、房総半島は意外と近くに横たわっている。
大小の貨物船が白い航跡を引いて5月の海を滑って行く。爽風に吹かれて心地いい。

 京急バス「海35」系統が走るルートは、山本コウタローとウィークエンドの『岬めぐり』の世界らしい。
海岸、漁港、入江を巡ってバスは走る。いや水冷4気筒の900ccで岬を廻る、ひとりで僕は ♪

剱埼灯台の台地から下ると215号は西へと針路を転じ、江奈湾、毘沙門湾、宮川港と進む。
風力発電の巨大な風車が回る展望台から城ケ島、その先に伊豆大島、目を転じると富士山まで望む。

眼下にヨットハーバーが見えたので、エンジンブレーキを効かせて細くうねる坂道を海岸まで下りる。
実はこの入江の小さな漁港に面して、おいしいマグロが食べられる隠れ家的民宿食堂があるのだ。

 小一時間待って窓際の小さなテーブルに収まる、ノンアルを呷る。網戸を鳴らして海風が気持ちいい。
人心地ついたころに "中トロ漬け丼" 登場、ご飯を覆う分厚い中トロの「朱」と、タレの香ばしさがそそる。
ひと口運んだらマグロの旨みが口中に広がって、、、なんも言えねぇ。至福。

京急バス「海35」系統はこのまま西へ2.5kmほどの三崎港へ、さらに三崎東岡まで走る。
でも城ケ島・三崎港方面は相当に混んでいるらしい。然らばここでUターン。目的は達したからね。
旨マグロ深く 腹に沈めたら? この旅終えて 街に帰ろう ♪

<40年前に街で流れたJ-POP>
出航 SASURAI / 寺尾聰 1980