僕の旅と彼方の友と

旅が好きアマチュア無線が好き、そんな僕の呑気な日々を綴ります。

地獄の縦走「両神山」。 前編

2007年07月29日 22時10分28秒 | 岳人倶楽部

 好天に恵まれた2007年7月28日の埼玉県。この日両神山に登りました。今回このブログでは初登場のM氏を含め総勢5名のパーティーです。登山口は落合橋近くの「八丁峠コース」で八丁峠・行蔵峠・西岳・東岳を経て両神山山頂に至ります。近くの看板には「急峻な岩場が多く、クサリ場の続く難コースで、初心者向きではありません。」とありました。

 なにはともあれ登ります。ちなみに看板の他にも「遭難者情報」なる張り紙もありました。遭難してから日数が経っているので、お会いするとなるとかなり怖いです。

 清涼な流れのなかに緩やかな滝がありました。この辺はまだまだ余裕の登山です。

 なぜか鉄塔が崩れ落ちていました。登山道でなくてもこの様なものを見たのは初めてです。

 一行も異様さに少し驚いた様子でした。

 木々の間を通る風の音に清流のせせらぎ、そして何処に居るやら小鳥のさえずりさえ聞こえてきます。しばらく一人でたたずんでいたい気分です。

 この辺りは八丁峠付近です。 両神山山頂まで2.6kmとの標識がありました。たいしたことない等と思っていると大変です。

 先ほどの朽ち果てた鉄塔の基礎部がありました。直線距離にするとたいして落ちてないようです。いったい何のための鉄塔だったんでしょう。

 「クサリ場は一人ずつ安全を確認して登ろう」と書いてあります。当たり前ですが大事な事です。

 
ところで・・・。
 奥秩父の北方に位置する両神山は、標高2000mにも満たない山ですが、鋸歯状の奇岩峰を屏風のように見せている岩稜は、どの方面から見てもすぐにそれとわかる独立したような山容となっています。古くから信仰の山として麓の地域の人々の暮らしと密接に関わりを持ってきました。山頂は展望に恵まれ、条件がよいと北アルプスの一部も望めるそうな。
 さて次回『地獄の縦走「両神山」。中編』は、いよいよ一丁目に入ります。登り降りの登山道にクサリ場が加わり、息絶え絶えの様子をお伝えします。
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