炎のクロージング続編!

目指せ!トップセールスマン!

営業で充実感を得る時は?

2006年05月15日 | Weblog
昨日スポーツニュースを見ていたら、サッカー日本代表の中田英寿選手が自分で企画したW杯のジュニア親善大使の任命式をやっていた。
その中で少年少女からの質問を受けているときに答えていた内容を紹介したいと思います。

少女からの質問:「サッカーで充実感を得る時は?」

中田英寿の回答:「勝ったり、いいプレーができることも重要だけど、まず自分の中でこういうプレーをしようと頭の中で思い浮かべて、それができた時は充実感を感じます。ただ流れに任せて勝った負けたでは、面白くもないし充実感もない。W杯では試合に勝つことも大事。でもそれ以上に、自分がどういうプレーをしたいと思ってやることが大事です」

それを聞いたとき「仕事でもそうだよな」と思わず口に出して独り言を言ってしまいました。

【考え方はこうです】
自分で思い描いたものが形になって表れたときの喜びや感動。そこに充実感がある。その喜びや感動をもっと味わいたいから創造を膨らませる。そういったことの繰り返しが良い結果生み、面白さが増す。
与えられた環境においても同じ。「自分が何をしなければいけないのか?」「何を求められているのか?」というところから答えを見つけ、それを実現する為の方法を頭の中に思い描く。描けたらそれを形にする為に行動を起こす。

特に営業職というものはそういった創造力が重要です。商談の際、お客さんに言われたこと、自分の目で見たこと、感じたことから提案する。それが1手だとすれば、2の手3の手まで考えられる創造力を身に付ける。トップセールスマンはそれが自然に出来ています。
営業の世界、商談の世界は「勝負の世界」です。契約が取れれば勝ち、取れなければ負け。如何にお客さんを納得させるか?そこの強さで営業マンとしての差が出る。
何も考えずにお客さんの言われるがまま流れに任せた形で契約をもらったとしても、後で面倒臭いこと(追加事項や残務処理など)が多く出て来る。1つのことに時間ばかり掛かってしまって次へ行けなくなってしまう。そういうのって面白くないと思う。
上記のような考え方で仕事をすれば、結果的にダメだったとしても納得感があると思う。そしてその結果に繋がった原因を掴むことで自己成長がある。1から10まで自分で描いたものだから気づくのも早い。
「こうしてみよう」と思ったらまずやって見る。但し、その先まで考えなきゃダメです。1手先、2手先、3手先とね。
そういった考え方が失敗しないことに繋がると思います。創造を膨らまして見てください。