鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

賑わっていた、広瀬川

2012-09-15 15:56:22 | 広瀬川

  午前中どちらかというと曇り空、そんなに暑さを感じなかったのですが、午後からはまた例によって陽が差し始め暑くなりました。

 異常渇水の中、広瀬川に入りました。 多分これが今夏最後の広瀬川での鮎釣りとなるでしょう。 今年もなんだかんだ言いながらも広瀬川で竿を出すことができました。 釣れない釣れないと言いながらも、しつこく通いました。 ときにはいい感じで釣れたりもしたのですが、如何せん解禁日が解禁日です。 広瀬川の解禁日というのに全く掛かりませんでした。 果たして今日の釣果は如何?(乞う、お楽しみ)

 例によって八幡町でオトリ鮎を2匹購入しました。そのときお上さんから、さっきいわきの釣り人が来たばかりだったとのこと。 いわき市からは2時間とのこと。 今年は広瀬川が一番よかったと言いながらオトリを買っていったといいます。 この後10時半頃にももう一人やってくるとのこと。 

 いわき市の人というと、広瀬川の解禁日に川で会いました。がまかつのブロック大会で同じ部屋に泊まった関係で知り合いになったのですが、その後も別の人と広瀬川で会って話しています。 福島県は原発事故で太平洋側の河川はいずこも釣りができないでしょうから、広瀬川に来てもらって、少しでもいい思いをしてくれればこちらとしても嬉しいです。

 

    

 この写真のちょうど真ん中の白波が立っているところ、そこにオトリを入れたのが午前10時5分でした。 竿は古い古いオリンピックの9メートルの竿にハカマを履かせて8メートルにした竿です。 結構役に立ちました。 ハカマは便利です、渇水には。

 最初はそのちょっと手前のトロっぽいところに入れたのですが、そこから引き戻して白波の手前に入れました。 もう面倒くさいから空中輸送です。 まさかすぐに掛かるなんて思ってもいませんでしたので、注意散漫でした。 というのも上流側を見たらなんと何とナント投網の人が二人ばかり見えるではありませんか!!こっちに下って来られたら嫌だな、来る前に何とかこの付近には竿を出してしまいたいな、とか考えていたからです。

 そしたら、それなのに、野鮎が居てオトリを追ってくれたのです。 オトリは川底から一気に水面近くまで逃げてきました。 逃げたのか?、掛かり鮎がそうさせたのか?分かりません。いずれにしても一瞬の出来事で、結局はきちんとハリ掛かりすることなく、逆バリが外れただけという結果となりました。 

 ここで1匹掛かっていれば、その後の展開は大きく変わっていたことでしょう。なんて大きなことが言えますが、所詮はタラ・レバの話しです。 お聞き流しください。

 その後釣り下りましたが掛かりません。 澱橋の真下まで右岸側から下っていきましたが、駄目でした。(というのも、左岸側から一人竿を出していたからですが。)

 それで心機一転、再度上流を目指し、まずは美術館下の岩盤の溝にオトリを入れてみることにしました。 今年はここで1匹も掛かりませんでした。

     

 中央の流れが岩盤の溝になります。右側が上流側です。 小さいオトリを深く背バリを打って入れました、第一投目。 ポチャンと音がしてオトリが潜ったと思ったら、一気に竿が下流側に持って行かれます。 久しぶりな広瀬川での強烈な当たりでした。 やったあ!と喜びつつ、背中に回していたタモを左手で手繰り寄せ、抜く準備に入ろうとしたら、 あろうことか、一気に竿が軽くなってしまいました。

 そうなのです、またしてもハリ掛かりしなかったのです。 これで2度目。ついてない。

  2回もハリ掛かりしなかったのは、きょうに限ってハリを7.5号の4本イカリにしたからでしょうか? 後半は8号か8.5号の3本イカリにしていたのですが、きょうはなぜか掛かりやすいからと4本イカリにしてしまいました。 初めから大きめの3本イカリにしていれば・・・。後の祭りです。 その後は8.5号の3本イカリに交換しました。

 きょうで広瀬川とはおさらばするつもりでしたので、気を取り直してこの岩盤の溝を攻めてみるももう二度と追っては来ませんでした。 こういう時の鮎の心理状態はどうなっているのでしょうか??ハリ掛かりの怖さを一回学習しているので、もう追わないということなのでしょうか。

 西道路のトンネルが切れている下に向かいました。ここも岩盤で、下流に大きなトロ場があります。 ガラガケの人といつもいる最初はルアーの人がいましたが、その上の釣り辛いところに入りました。 水があったときにはここで2,3匹は採れたところです。

    

 こうやってみると何ということはないでしょうが、この上には木があるのです。

        

 最初は柳の木が邪魔にならないところでオトリを泳がせます。 小さいけどよく泳いでくれます。元気です。健気です。 よくよく見ると、ここでもあの最上川で見た忌まわしい現象、たくさんの鮎の食餌行動が見られたのです。 鮎はいるのです。 かなり大きそうな鮎も見えます。でもチビ鮎には目もくれません。 悔しいですね。 美味しい料理をじっと見ているだけ、食べるのは許されない状態です。

 下の写真の明るくなっているところで食餌行動を見てしまった、見せられてしまったのです。 人間が馬鹿にされた感じでもあります。

          

 そこで仕方がないので柳の木の下の瀬に何とかオトリを送り出し、竿を寝かせてじっと待つばかりです。

 何分くらいそうしていたでしょうか? 何か引き戻そうとすると軽い抵抗が感じられ、もしかすると掛かっているのかもしれないと思い、竿を泣かせたままオトリ鮎を浮かせようとしたところ、オトリ鮎の下で何かが動いている、何かがくっついているではないですか。

 そうなのです、掛かっていたのです。野鮎が。 でも竿を立てられないので、寝かせながら徐々に竿を左岸に寄せて、掛かり鮎は右岸側に居たのですが、引き抜きました。 やりました!!24センチくらいのまだ錆は入っていない鮎です。 時に12時35分ころです。 写真を撮ろうかなと思いましたが、終わってからまとめて撮ろうと思い直し、早速オトリを代えて集団で食餌行動をしていたところを泳がせるのですが、掛かりません。

 現実は厳しいですねえ。まったくうまくいかないものです。 そのうちあろうことか根掛かりです。その野鮎で まだ1匹も掛けていないのに。 渇水のため入っていけないことはありませんが、竿を軽く煽っていると、何となんとナント今度は天井糸が柳の木の枝に引っかかるではないですか。 弱り目に祟り目。 根掛かりに木掛かり なんですか、これは!!こんなことってありですか?!まるで鮎釣り師のヨブ記です。

 いろいろ竿を引っ張っていたら、天井糸の上の方から切れてしまいました。 でも水中糸は川の中にあるはず、何と言っても根掛かりしているのだから。 竿を河原に置いて、水中糸を探しに行きました。 目印が目に入り手繰り寄せていって、根掛かりのところまでたどり着き、面倒なので足で根掛かりしているだろう付近をこすりました。 そしたら、水中糸とハナカンハリスの接続部分で切れてしまいました。

 こうして、THE END  12時55分

 解禁日の釣果はゼロ、きょう納竿日の釣果も結果としてゼロ。 これで丁度いいのかもしれません。 変なバランスがとれているのかも。 

 

 これは放流する前の2匹の養殖アユです。 いたって元気です。

                 

 感謝しながら放流しました。 ありがとう!! 鮎に感謝、非常感謝です。

 広瀬川、たくさんの鮎が産卵し、毎年少しずつでも天然遡上の鮎が増えてくることを心から願います。

 

             広瀬川、永遠なれ!!

                                      ・・・・ by  newone

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幕引き間近、広瀬川

2012-09-14 21:31:43 | 広瀬川

  しかし、この暑さというか真夏日、最高気温30度以上の日、6日が28.6度、8日が28.9度であった以外、連日30度を超えています。 まだしばらくは続くようですが、家の周りでは昆虫の鳴き声が凄いです。 コオロギでもないし、スイッチョンでもないし、スズムシでもなく、チィチィチィとかなり高音かつ元気のある、夜の鳴き声としては強すぎて相応しくないというか、そんな虫の鳴き声が聞こえてきます。

 

 きょうは9月14日金曜日です。 豊齢学園の開校日ですが、午前中は江戸時代の参勤交代制度と仙台藩の様子、午後は仙台藩の町割りと商業というとてもおもしろい内容の講義でした。 学園の終了後の広瀬川です。 午後3時半ころの撮影です。

 今年の広瀬川のアユ漁は17日月曜日までしかできません。18日火曜日からは禁漁となります。あしたから三日間でお仕舞となりますので、十分ご注意ください。

 写真は美術館下の岩盤の様子です。自転車にまたがっての一段高いところからの撮影ですので、いつもとはちょっと異なります。 

 下流側(澱橋側)から上流側へという流れとなります。

 

 こうして見ると、ますます減水している広瀬川の惨状が伝わってくるようです。

 

 いつもならこれらの岩盤はほぼ水没しているか、見えても頭だけなのですが、現在は水面の面積よりも岩盤の面積の方が広い感じさえします。

 

 

 クラブ活動かなにかなのでしょうか、ティーンエイジャーたちが川に入って遊んでいます。 川と戯れている状況でしょうか。 女生徒の方が圧倒的に?多かったようです。

 

 裸足で入っているのかどうかは判明しませんが、裸足は危険です。必ず靴かサンダルを履いたうえで川に入ってください。 素足は滑るし、川底のとんがった小石やガラガケ等のハリもある可能性がありますので、・・・・。

 

 

 ずーと上流へ向かうと二人の釣り人が居ました。 一人はガラガケ(コロガシ)釣りのようです。 西道路のトンネルが途切れてるところの真下です。この辺では一番深いトロ場です。

                    

 

 そして下の人はこのところ毎日ここにやってきているようです。 暇があるということはもちろんでしょうが、そこそこ釣れているからこそやってくるのでしょう。 バイクでやってきます。 初めはガラガケでオトリを確保してから友釣りに移ったりしていたのですが、写真を撮っていた時点ではどちらかは不明です。

                    

 竿を傷つけないように、鉄製の竿置きに架けています。 場所を移動しない釣りだからこそできることですが。

 

 

 どうなるかは分かりませんが、あしたは最後の広瀬川の釣行にしようかなと思っています。 もうここまでくれば、釣れても釣れなくてもどちらでもいいです。(とは言っても釣れた方がいいのは当然ですよねえ~) 

 7月1日解禁日には広瀬川に入りました。 釣果はなし!ゼロでした。 あした9月15日も最後を飾るべく広瀬川に入るつもりです。 広瀬川で最後を飾ろうかなと思っています。オトリがあればですが。


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なんだ!?この濁りは

2012-09-13 14:33:53 | 広瀬川

  午前中、これが最後かなという気持ちで準備をして、オトリを購入しに八幡町へ。 その前に電話したところまだオトリはあるとのことでした。

 大きな生簀の前にオトリ缶を置き、ふたを開けたところで、I さんが登場し、泥濁りはとれたかなといいます。 何のことか全くわからなかった。 きのう夕方の時点では濁りは全く問題なしでしたので。 そしたら今朝6時に牛越橋に行ったら、三居沢の方から凄い濁り水が入っていると言います。

 それで、いくら濁りには強い広瀬川とは言え、念のため川の様子を見に行くことにして、オトリ購入はしばし取りやめとしました。 牛越橋経由で澱橋も通ってみましたが、実際凄い濁りでした。三居沢発電所の放水路から泥濁りに近い水が流れてきます。 これはひどい! いくらなんでもこれは無理!と判断しました。

 その濁りの様子です。 写真撮影は午後1時前です。 牛越橋から撮りました。

       

 左側の大きな石と白波が見えますが、そこが発電所からの放水路となっています。 左手前の大きな濁りのプールは流れではなく、右岸からの濁り水が拡散してできたものです。

 左上の濁りが入っていない流れは、上流から流れてきた広瀬川の流れです。 水力発電ように取水されるために貧弱な流れとなっています。

   

 発電用に使われた水が放水されて合流することにより、牛越橋下流の水量がある程度増えてくるということになります。

    

 一体上流側で何があったのでしょうか? 広瀬川自体よりも発電用に取水した後の流れのどこかで濁りが入ったということでしょう。 緊急の工事が入ったとか、がけ崩れみたいなものがあったとか、・・・。

 何にしてもいつまで続くのか? いつ治まってくれるのか? 広瀬川は17日までしか竿を出せません。 あしたは豊齢学園があるし、日曜日は大崎八幡宮のお祭りがあるし、できるとしたら15日の土曜日だけでしょうか。

 釣れても釣れなくても、広瀬川でもう1回は竿を出したいものです。広瀬川での最後の鮎釣りを心行くまでじっくりとやりたいです。

 

 ショウリョウバッタの死骸です。 

 

 

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最上川(最後の)釣行

2012-09-12 16:27:48 | 最上川

  実はきのう一人で寒河江の最上川に行ってきました。 天気はもう沢山といいたいほど暑い一日でした。 それでも朝方は20度ちょっとの気温だったりして、何度も書いていますが、朝夕はすっかり秋の気配です。

 例によって寒河江川で2,3匹の野鮎を掛けて、それをもとに最上川で大鮎を狙おうかなと思っていたのですが、いざ寒河江川の様子を見ているうちに、寒河江川で掛かる気がしなかったものですので、どうせなら直接最上川で竿を出してやれ! その結果芳しくなくてもそれはそれで仕方がないと思い、オトリ2匹と日釣り券を購入して、”湯~チェリー”向かいの最上川に入りました。

 一番の問題は水温の差なのです。 オトリを購入するときにも思ったのですが、寒河江川の水温は低いのです。月山からはるばる流れてくるのですが、7月の解禁日でもゆきしろで水温が低く釣りにならないことがしばしばです。 ここのオトリ店も水は寒河江川から引いて来ています。 計測したら22度でした。

 そして最上川です。水温は何度あったと思いますか? 朝の8時台です。 26度もありました。 その水温差はナントなんと何と4度もあるのです。 この温度差に慣らしてから引き船やオトリ缶を最上川に入れなければなりません。 きのうは引き船に2匹を入れて、川のそばに持って行き、両手で曳舟に水を掛けて何とか調整しました(そのつもりです)。

 最上川は相変わらず減水ですが、水はとってもきれいでした。 下の写真で小魚が分かりますか? 小さい魚はいっぱいいました。 それはそれは元気なもので、水面近くの目印に果敢に攻めてくるのです。ピョンピョン跳ねて、元気な奴になると15センチ以上もジャンプします。

 

 右上の方に見える橋が平塩橋です。そこからトロ場が続き、橋の下流ではよく鯉釣りをしています。 きのうも一人竿を出していました。

 

 右岸の様子です。

 

 トロ場の下流は広大になり、右岸側は一部トロ場から浅いチャラ瀬が続き、左岸側は惚れ惚れするような平瀬から早瀬、急瀬、そして荒瀬へとつながります。

 

 下の写真はやや右岸よりから左岸上流域を撮ったものです。

 

 上の写真の下流域が下の写真となります。

 

 8時30分から竿を出しました。 最初は例によって左岸から竿を出し、釣り下ります。 この前タモを忘れたときも、左岸からの釣り下りで、2匹確保しました。 

 養殖オトリはそれなりに頑張って泳いでくれます。健気でさえあります。しかし、全く掛かりません。追う気配さえ感じません。 どうしたのでしょうか? 元気なのはオトリとチビハヤ(多分?)ばかり。 目印は5つも着いていたもので、水中から目印めがけてジャンプしてくる小魚!!

 途中で下流から上ってきた地元のコロガシの人に会い、釣果を聞いたところ、下流でたったの1匹!!とのこと。 コロガシでさえ掛からないのでは、これはもしかしてもうここに鮎はいないのではないか?!秋の気配を先取りして産卵のため早々に下流域に下ってしまったのでしょうか?!どうしても考えは悲観的になってきます。

 最初は左岸から竿を出して釣り下り、次は右岸側のトロ場を攻め、それでも掛からないので川の中央から左岸側に竿を出して釣り下ろうと、それでも掛からなければきょうはもうお仕舞!というつもりでした。 午前10時過ぎですね。 いい天気です。 眩しいです。 左岸から竿を出したときは眩しくて川底は見えにくかったのですが、右岸側からは川底がはっきりと見えます。(見えなければよかったのかも・・・)

 

 こんな川底です。 深さは40から50センチくらいです。 必然的に川底を見ることになりますが、何か川底に動きがある、鮎がヒラを打っているように見える? 時々川底の石でキラッキラッと白い魚体のようなものが見える! 最初は信じられませんでした。 それだけ鮎がいれば掛かってくれてもいいのにと思ってしまいます。

 時間の経過とともにヒラをうつ頻度は多くなり、至る所で白い魚体が見えます。 見たくなくても目に飛び込んできます。 これは群れ鮎の集団食餌行動ではないか?!と考えました。 こんなにもこの最上川に鮎はいるんだ! まだこんなにいてくれるんだ! そう思うと嬉しさやありがたさも出てくるのですが、如何せんオトリ鮎を追ってくれないのです。全く見向きもされないようです。

 食餌行動中の鮎のところにオトリを持って行っても掛かりません。 完全に無視されています。 悔しいけどどうすることもできない!!この苛立たしさ、腹が立ちます。 1匹でもの鮎が、交通事故でも1匹掛かってくれれば、もう完全にこっちのものになり、入れ掛かりモードに突入ということになるだろうに、たった1匹、1匹が欲しい、焦っても掛かりません。

 そんな中、先ほどのコロガシの人が私の下流左岸から竿を降り始めました。 ここでやれば掛かるだろうなあとおもって見ていると、掛かりました。続けて2,3匹は掛かりました。3匹目はかなり大きいように見えました。 それをみて矢も盾もたまらず、私は彼の下に直行しました。もうこうなれば恥も外聞も関係ない! ただひたすらお願いするのみ。 そうです、彼のところに行ってこんなことを言ったのです。

 『オトリを貸していただけませんか? 掛かったら全て差し上げます。 それがだめなら売ってください。』

 そしたら気前がいいというか、鮎に対する愛着が薄いのか、OK してくれました。 後で、釣れた鮎とともに持ってきますからと言ったら、『いらねえ』 とのこと。 このとき私は彼の曳舟の前にタモを出したのです。 曳舟の鮎をタモに出してくれるのではないかと思ったわけです。 そうしてくれれば元気な鮎を選択できたのですが、彼の行動は、自分の曳舟の中に手を入れて鮎を探しています。そして掴んだ鮎をタモに入れてくれました。 見たところどこにも異常はないようだし、まあまあ元気かなとその時は思いました。 

 そしてすぐに上流域、食餌行動が盛んな所に向かい、借りた(もらった)鮎をオトリにして沖に出しました。その時は何とかなるように思ったのですが、よく見ると潜ってくれない、浮いている感じがします。 引き戻して背バリを深く打って、再度沖へ。 

 しかし、人間の気持ちなんかこれっぽっちも分かってくれないこの”野鮎”、鮎と人間との共生は一体どこに行ってしまったのでしょうか??お互いがいい思いをしたかったのに・・・・。この鮎はもうグロッキー気味でした。 オトリとしてはもう無理です。 その後曳舟に入れておきましたが、間もなく亡くなっていました。

 性懲りもなく養殖オトリに代えてみましたが、駄目です、追いません、掛かりません。

 悔やまれるのは、借りた鮎がもっと元気な野鮎であったならば、・・・・。後悔先に立たず、その通りです。 タラ、レバ、タラ、レバ、タラ、レバ、・・・・・悪循環 奈落の底

 何と人間は、とくに男は弱い存在なのでしょうか!! 12時に納竿です。 もうこの川に来ることはないでしょう、今年は。惨憺たる結果の最上川でした。 北上川にぞっこんとなってしまったためでしょうか?! イジケテイルのかもしれません、最上川。 川は生きています。魚も生きています。川の感情はどうなのでしょうか?(変な話しになってきました)

 1匹も釣れないのに長々と書いてきました。 こういうブログでいいのでしょうか??自問せざるを得ません。    読んでいただきまして感謝申し上げます。

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あの日から

2012-09-11 21:37:07 | 思いつくまま

  

                              あの日から (時は春) 

     一年半が 

 

               過ぎた今

 

       一年半が 

 

                               一年半も (時は秋)


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広瀬川の(珍しい)生物たち

2012-09-10 20:47:59 | 広瀬川

  日中は暑かったですが、午前中前半はそうでもなく、風もあり曇り空で過ごしやすかったです。 とくに朝夕は涼しさも加わり、こうして確実に季節は秋になっていくのですね。

 今このブログを書いているとき、テレビのCMでは”スタッドレスタイヤ”のCMをやっていました。 考えてみれば、あと2か月余もすれば、タイヤ交換が待っているのです。 今年の冬はどんな天気か分かりませんが、夏暑く、冬寒いとなるのか、何事も程々が肝要かと思います。

 

 きょう夕方5時前後のいつもの広瀬川です。 きょうはとっても珍しいものを発見しました。次男がこれを見たらまっさきに捕まえてしまったことでしょう。 ただ私も一時捕まえてみようかなと思ったのですが、それにしては敵は動きが素早かったので、無理だったでしょう。

 ここまで書いて来て想像がつきましたか? そうです、蛇です。 このブログで蛇を見せるのはきょうを入れても3回くらいではないかと思います。 生きているのを見てよかったです。一連の流れ、動きをご覧ください。

 シマヘビ(ですよね)を見つけました。

 

 こちらの動き、人の気配を察知したのか動き始め(逃げようとし)ました。

 

 どこかに隠れるところがないかどうか探しながら動き回ります。 岩盤の上ですので、いい隠れ家は見つかりませんが、

 

 岩盤の溝にある大小の石の間に隠れようとしました。 隠れたとしても鎌首は見えるのですね。

 

 しつこく追い掛け回すと、この隠れ家では隠れきれないとみたのか、また動き始めました。 かわいい顔をしています。

 

 なぜか川の方に逃げていきます。 逃げるのはそっちではないだろうと言ってやっても聞いてくれません。

  (上が首の方です)

 そしたら全くためらわずに川の中へ入ってしまいました。 きれいに泳ぎます。 泳げない私としては全くもって羨ましい限りです。

 

 中洲の本流側に向かって泳いで去っていきます。 見事です。

 

 

 分流では二羽のカモが泳いでいました。 親子や夫婦ではなく、兄弟カモと思います。

 

 そしてこれも分流ですが、カニが死んでいました。

 

 分流では親子(父と息子)が石を積み重ねて流れを変えようとしていました。

 

 最後は背の大きな白人の青年です。分流の本流側にどんどん進んでいき、ここで屈んでいます。 何をしているのかは不明です。

 


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どんとロード八幡

2012-09-09 22:34:26 | お知らせ

  きょうは午後から4時まで八幡町のR48で、どんとロード八幡開催。 交通指導隊の一員として道路の真ん中に立ってきました。 疲れました。 I'm tired, very very tired.

 そして夜は第9の練習へ。2時間半 立ったままでの練習。10分の休憩はありましたが。

 もうクタクタです。 そして眠くなってきました。

          

 雀踊りの乱舞?です。

 

           

 

 そして次週16日は大崎八幡宮の神幸祭です。 そのとき境内では流鏑馬(やぶさめ)も行われます。 下の写真はその流鏑馬の的です。 的に当たってくれるとその企業にとってはいいことがあるとか。 そして、その当たった矢はとっても重宝されるようです。

 

 Good Night !!!・・・・・・・


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鮎釣りできず、ジャズフェスへ

2012-09-08 15:29:55 | お知らせ

  たまには解禁日を思い出し、朝早くから地元の川に入ってみるのもいいかもと思い、6時前に準備を整え広瀬川へ。 きのう夕方オトリが2匹健在だったのを確認していたので、アユルアーの準備はしていきませんでした。

 またしても減水している広瀬川。 これはもしかして駄目かもと悲観的になってしまいました。現実もその通り。2匹ともお亡くなりになっていました。 なんか鮎に対して、とっても申し訳ない気持ちでいっぱいです。 どうせなら食べてやるべきだったと思っても後の祭りです。 活けておく場所が悪い、活けて置く容器が悪い、活けて置く数が悪い、原因はいろいろあるかと思います。 来年に向けて何とかしないといけません。

 

 というわけできょうの鮎釣りは急遽中止とし、午前中ゆっくり定禅寺通りに行ってきました。 今、午後3時40分くらいですが、風に乗って音楽が流れてきます。 西公園で行われているジャズフェスティバルの様子が聞こえてきます。

         

 もう22回になるのですね。参加バンド数は760以上、ステージ数は48ステージできょうとあすの二日間行われます。 きょうも暑い一日でしたが、あしたも何とか天気がもってくれればいいなと思います。 明日は地元の八幡町で ”どんとロード” が行われます。 R48号線を片側通行止めにして、雀踊り等が練り歩きます。 その交通指導のためにあしたは午前中を中心に出動しなければなりません。 ジャズフェス、どんとロード、両方のためにも雨は降らないで欲しいものです。

       

 これは11時開始10分前の市民広場前のステージの様子です。 「東北大学 JAZZ ORCHESTRA」がトップバッターで、念入りに音出しをしています。 11時開始。 全員で ”ラ” の音を出して、黙祷です。

 生ビールが美味かった。 そして広島焼を買ってきました。

  焼きそばを卵等で包んだもの

 下のピアノとベースの演奏はメディアテーク1階で行われていました。

 

 これは定禅寺通りのグリーンベルトでの演奏の様子です。 これだけ身近に出演者と聴衆が顔を突き合わせる演奏会もいいものです。 ジャズフェスならではのものです。

 

 下の2枚の写真は西公園での演奏の様子です。 コケシ塔の前ではゴスペルをうたいながら踊っていました。

 

 ヒマラヤシーダという木でしたか、その空間を利用しての特設ステージでの演奏、これも自然との共生による演奏ではないですか。

 

 また、西公園では下記のような催し物が行われていました。 SMILE TOHOKU PROJECT です。 To 東北(全国からのメッセージ)  と From 東北(東北からのメッセージ) 

 写真とメッセージがたくさん貼られています。

             

 間もなく11日がやってきます。 あれから1年半が経過します。 早いです。 

                 3・11を忘れない!

 

              

 またこんなユニークなものが売られていました。

  ふくろうです。

            シーサーです。 

 

 そして最後はやはり広瀬川です。 市民会館の西側の様子です。

 

 急瀬で竿を出している人の姿が見えます。 掛かっているのでしょうか。

 来週は最後となるかもしれませんが、寒河江川と最上川に行ってきます。 かかればまた行くかもしれませんが、掛からなかったらもう山形釣行は終わりかも・・・・。 さびしいです。

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また渇水状態に、

2012-09-07 20:51:25 | 広瀬川

  そうそう仙台ではきのうの最高気温が28.6度にとどまり、真夏日の連続日数記録は5日までの18日で途切れてしまいました。 暑すぎるのも大いに考えものですが、連続記録が途切れたと聞くと、何かもったいないことをしてしまった、惜しいような変な気持ちになってしまいます。

 

 ようやくきのうまでで広瀬川の水量も増えてきて落ち着いてきたかなと喜んだのですが、それは甘かったようです。

 朝、豊齢学園の授業に行くとき堤防から見えた分流の様子、ヤバイ、水がない!!きのう活けておいた4匹の鮎はもうだめか??打ちひしがれた気持ちで学園に向かいました。

 授業が延び、終わったのが3時、それから班長会が4時前まであり、それからきょう9月7日はおやじの命日でもありますので、お墓参りをしての帰宅となりました。

 そして、帰宅後カメラを持って川へ。 もう駄目だろうなあという気持ちで活けておいた場所へ直行。 容器から見えてきたのは大鮎の白い腹を見せている様子。 25センチクラスとちょっと小さい大きな鮎、2匹が死んでいました。 なんで大きい鮎は体力がないのだろう、生命力に乏しいのです。

      

 そして分流です。 上流側です。 こんなにも貧相な流れになってしまいました。

           

 おとといは下のような状況でした。

 

 そして下流がの状況です。

           

 おなじく一昨日の状況です。

 

 また元のような渇水の広瀬川に戻ってしまうのでしょうか? これからは産卵のために下らなければなりません。 そのためにもせめてもう少し多い水量の中、下流に下ることを願っているのですが。

 

 あと10日で広瀬川の鮎釣りも終わってしまいます。 17日までしか竿を出せませんのでご注意ください。 念のため。

 


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きょうの広瀬川、釣果

2012-09-06 16:04:54 | 広瀬川

  きょうも午前中すぐ近くの広瀬川に入ったのですが、カメラを持って行くのを忘れてしまいました。 水温計も忘れました。 おとといの水温は26度でした。 きょうは水の冷たさを感じてしまいました。 ヤバイ!ですね。 水が冷たくなるということは、そこに住む鮎は秋を感じ、産卵行動に入る準備をし始めるということです。 いよいよ下り始めるか?!いよいよ釣り期間も終盤も終盤となります。 まだ広瀬川で何とか鮎釣りをしたいと思っている人はお急ぎください!!18日を待たずに、間もなく幕引きとなります。

      

 ということで、写真は全てきのうの夕方のものです。 まずは分流の様子から。

     

           

 こんなに水量がある分流は久しぶりですね。 川が生き返っています。 喜びにあふれています。 流れがあるということはいいことです。 ”行く川の流れは絶えずしてしかも元の水に非ず”(でしたっけ?)

 

 ”イギリス海岸も”ほぼ全体が水に覆われています。

                     

 分流が本流と合流するところです。

 

 そして本流の流れです。 美術館下岩盤下流の流れです。

                      

               

 いい流れとなっています。

       

 どうです、この流れ! 4日はこの流れの下流の方で掛かりました。

 

 ここからが本題です。 天気予報では午前中は晴れ、午後からは夕方まで雨ということでしたので、午前中に川に入ることにしました。 

 心配は活けておいた2匹の養殖アユです。 無事でいるか?すでに昇天しているか?天のみぞ知るですが、きょうはこの前の轍を踏まないように、アユルアーもベストのポケットに忍ばせておきました。

 天は半分我に味方せり、でした。 きのう使わなかった小さい養殖アユが元気だったのです。1回使ったやや大きい方の鮎はもう昇天状態でした。 1匹でも、小さくても本物の鮎の方がルアーよりましなのは当たり前のことです。 この1匹を大切に扱いました。

 場所はうちから一番近いところ、直線コースの中洲の本流側の上流です。 おととい2匹が入れ掛かりだったところから鮎を入れましたが、ウントモスントモ言いません。 スタートは10時15分です。 20メートルくらい釣り下って、次の瀬や瀬の開きに入れますが掛かりません。 きょうは駄目かな?と弱気になりかけて、さらに釣り下ったところ、いままで1回も掛かったことはないところだったのですが、何となんとナントそこで軽い当たりがあったのです。 

 ヤッタア~!慎重に抜きました。 10時35分でした。 20センチクラスのオトリとしてちょうどいい感じの鮎です。普通ならそこからオトリを交換してさらに泳がせたり、掛からなければ釣り下ったりするのですが、きょうはその20センチの野鮎でもう一度上流側から釣り下ってみようという気になったのです。 4日に2匹入れがかった場所よりは下流ですが、瀬から瀬の開きになっているところです。

 そしたら、居たのです! 追ったのです! 掛かったのです! しかも三連荘でした。掛かるたびに大きくなっていきます。 たまりません。 もう嬉しくって嬉しくって、予感が的中じゃないですか!!1匹は対岸に逃げようとしましたが、この前も書いたように今の広瀬川のアユはあまり力がありません。 強烈な引きが感じられないのです。 これが残念なところです。 以外と簡単に浅い方に引き寄せることができるし、引き抜けるのです。

 型は大きいのです。きょうも25センチクラスがかかったと思います。カメラ不携帯につき記録できず。 30分で4匹も掛かってしまいました。こんなことでいいのでしょうか? こんなに楽して釣っていいのでしょうか? 

 さらに下って惚れ惚れするような急瀬にオトリを入れました。 オトリはいずれも元気です。 11時15分くらいか、急瀬の右岸よりを泳がせていました。 竿を立ててみると動きません。 あれっ、根掛かりか? これはヤバイ!取りに行けない! そこで竿を前後にあおってみました。 すると少し持ち上がります。 これはガラガケの糸かハリに引っかかったなと思いました。 でも違ったのです。 掛かっていたのです。 掛かり鮎がじっとしていて動かなかったのです。 その後は急な流れに乗って下りましたが、何とか左岸に寄せて半ば強引に引き抜きました。 態勢が悪かった、私の真正面に2匹の鮎が飛んできます。 タモを正面に持ってきて何とか衝突は避けたのですが、掛かり鮎は取り込んだものの、オトリ鮎はタモの外、そしてショックで水中へポッチャン。 ハナカンがハナカンハリスからなくなっていました。 ハナカンをつけたまま逃げて行ったことになります。

 これも取り込めば5匹となったのですが、残念ながらマイナス1となりキープは4匹となりました。

 天気はパッとしません。 曇りでいつ雨が降ってもおかしくない天気。おまけに雷鳴が聞こえてきました。 ポツポツ雨だれが川面を打ちます。 短時間なれど結構楽しめたので、きょうはここまでとすることにしました。 諦めも肝心です。 11時45分終了です。

 竿とか仕掛けは4日と全く同じです。9メートルの引き抜き急瀬(オリンピックのインテグラ鮎)です。水中糸はナイロンです。4号前後。 

 そして4匹はすべて活けてきました。 あしたは夏休み明けの豊齢学園の再開の日です。 2時45分まで授業があって、その後班長会がありますので、夕方から竿を出せるかどうか難しいところです。 あさって土曜日まで生きているかどうか??確信は全くもてません。 よくて1匹残っていればいいかなと思っています。

 回りくどい文章に長々とおつきあいくださいましてありがとうございます。

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漁協になり代わりまして、お知らせです。

2012-09-05 15:11:35 | 広瀬川

   きょうも仙台は最高気温が30度を超えて、18日間連続真夏日という新記録を樹立しました。 これを喜んでいいものか悲しむべきものか、功罪相半ばというところでしょうか。 

 さる3日にこのブログでお知らせというか、おかしいことを指摘した 『広瀬川と名取川の鮎漁の禁漁』 の件ですが、組合の理事に電話して確認したところ、18日が正しいということでした。 牛越橋左岸たもとに貼られていた下の告知が正しいということになります。 お間違えのないようにくれぐれもご注意ください。

 平成24年度、広瀬川と名取川の鮎釣りは9月17日(月)までしかできません

  

 去年と今年、こういう形で鮎の産卵保護を実施していますが、この取り組みが少しでもうまくいって、毎年徐々にではあっても天然鮎の遡上が増えてくることを願っています。

 

 ということで(?)第4回目のスーパーカーのご紹介です。 これはスーパーカーというよりは、馬鹿長い車ということです。 およそ日本にはふさわしくない巨大な長さの車です。

 ドアは4つしかなかったと思います。長さは優に10メートルを超えているでしょう。そんなに低床にして、人がたくさん乗っても大丈夫なのでしょうか? 他人事ながら気になります。

           

 

 内部の様子です。一部だけ。 お酒を飲みながらテレビが見られます。 椅子は細長~くなっています。

        

 

       

 

        

 

 昔々新婚旅行でハワイに行ったとき、街中を走る左右に4つのドアがある長い車を見て圧倒というか、呆れたというか、そういう気持ちになったことがあります。 いかにもアメリカ人だなあ~と、改めて思いました。

 どうでもいいことですが、購入するとするとどのくらいの金額になるのでしょうか?

 

 きょうは川には入りません。 鮎も休ませてやらないと。 きのう降った雨で、きょう一日おけばあしたはさらにいい条件になってはいないかなあ~なんて勝手に思ったりしています。 (ブログ「チーム・ポテト」の文章はおもしろいですね。いつも感心しながら見ています。 釣れなくても、”きょうはこのくらいで勘弁してやりませう” という表現がとってもいいですね。見習いたいものです。)

 

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大鮎が!、広瀬川

2012-09-04 21:07:55 | 広瀬川

  仙台はきょうも最高気温が30度を超えて、これで17日間連続となり、観測史上トップタイとなったとか。 あしたも暑いようなので、18日間の30度越えとなるようですが、果たしてどうなるか? 夕方からの雨は夜まで降り続きましたが、これで広瀬川の水位はどのように変化するか、興味があるところです。

 暑い暑いといいますが、朝夕の気候は清々しくなってとっても過ごしやすくなっていますし、時折吹く風は猛暑酷暑を忘れさせてくれそうです。(まだ無理があるかな?) また、何となく日中の蝉の鳴き声が少なくなり、蝉しぐれはもう聞かれないようです。というか、もうセミは鳴かなくなったかのようです。 やはり蝉は敏感に夏の終わりを感じ取っているのでしょうか。とすればすごいことです。

 かといって、トンボの数が一気に増えたとは思いませんし、コスモスも咲いているのはまだ少数です。

 

 そんな中、午後から広瀬川に入ってきました。竿を出した時間は、午後1時30分から3時45分までの”2時間15分”です。

 オトリを2匹購入して、入ったのは下の写真のところ(①)です。 中洲の本流側の上流です。 水位は全体にきのうの夕方よりも少なくなっています。 せいぜい2~3センチくらいでしょうか?

 ①

 嬉しかったのは、小さい養殖オトリだったのですが、第1投目から20センチくらいの鮎が掛かり、早速オトリを交換して送り込む途中でデカイ鮎が釣れました。 24,25センチくらいかなあと喜びも絶頂に。

      ②

 この順調な友釣り! こんなことがあるのか? あり続くのか? 今の時期、こんなことがあっていいのか? そして開始から10分後、またしても目印が前後左右に振られます。開始から10分ほどで、釣果は3匹。

 雨による水位の上昇が、川に住む鮎にどういう指示を与えているのかはっきりとは分かりませんが、とっても嬉しい入れ掛かりが続きました。 この分では軽くツ抜け達成かと思ったのですが、・・・。

 でもどういうことなのでしょうか?鮎 の型は大きいのに、大きいからかも、抵抗が少ないのです。掛かり鮎は前後左右に逃げようとはしますが、簡単に左岸の浅瀬に寄ってくるし、引き抜くのもそんなに力が要らないのです。 力が必要でクタクタになってしまうことがなかったのは嬉しい反面、強い引きに鮎釣りの楽しさを感じている自分にとっては物足りなさを感じてしまいます。 産卵が近付いているということもあるのでしょうか? 

 最初から①(②)の瀬で掛かったので、きょうは瀬での勝負と思い、その後瀬を中心に釣り下って行ったのですが、さっぱり掛かりません。 いつもなら2~3匹は掛かる急瀬でも全く追う様子はありませんでした。 最初の3匹はまぐれだったのでしょうか??

 

 美術館下の岩盤の溝のところでも全く掛かりません。 ようやく掛かったのは③と④の付近です。 ここは澱橋上流の平瀬からトロ瀬のところです。 岩盤がたくさん露出していた急瀬から下流の流れで掛かりました。

 ③

 よく見ると、川底の石にはハミ跡だらけの大きめの石も結構ありました。それでも多分掛からないだろうな思っていました。 川の中央から右岸よりでは鮎がジャンプしています。至る所でのジャンプです。

 ④

 最初は軽いハリとの接触が1回、これはハリ掛かりせず底バレ。 次はドンという当たりで背掛かりでした。もちろんキャッチしました。 3回目4回目は、どちらかというと流芯よりは右岸よりで掛かったのですが、1回は引き抜くところでバレテしまい、もう1匹は何とかキャッチしました。

 ⑤

 ⑤の手前まで下って、ここでの鮎釣りは終了としました。 結局ここでは4回掛かって、取り込み2匹ということになりました。 合計5匹のキープです。上出来です。 そうそう水温は26度でした。

 その後もう一度という思いで、最初のところで竿を出したのですが、ウントモスントモ言いませんでした。 3時45分で納竿しました。 後半からは空は曇ってきましたし、おまけに雷鳴がずーと聞こえていました。 釣りに集中できなくなっていました。

 養殖アユ2匹は、性懲りもなくあるところに活けてきました。 すぐに死んでしまうか、2日くらいは生きてくれるか、何とも分かりません。

 

 きょうの釣果です。左側の2匹の大きさは25センチです。 大きいとは思っていましたが、そんなに大きかったのか?大鮎は見慣れていたので、そんなに大きいとは思いませんでした。 死んですぐに測ったからでしょうか? 25センチが2匹、24センチが1匹でした。全体にスマートな体をしています。 右端の鮎は20センチです。

 

 北上川の鮎と比べるとスンナリしていますよね。幅がない。

 

 鮎は町内の知人に持って行きました。

 

 眠くなったために、文章が読みにくくなったり、整合性がとれてなかったりしているところがあるかもしれません。 ご容赦を!


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蘇った!?広瀬川

2012-09-03 21:35:05 | 広瀬川

 きのう夕方結構強い雨が降りました。でも時間にするとそんなに長いことでもなく、この程度の雨ではほんの僅かばかりの干天の慈雨で、渇水の広瀬川の復活まではまだまだ程遠いものと思っていました。(私はちょうど第九合唱の練習に出かけようとするところの雨で、自転車は止めてバスと地下鉄に乗って練習会場まで行くことにしました。でもちょうど地元の高校の文化祭があったりしてバスは超満員、雨の日の混雑しているバスはたまりませんね。ズボンは濡れるし、自分や他人の傘の扱いにも苦労しますし、・・・。)

 でも夕方の広瀬川の散歩で分かったのですが、山の方は結構降ったようです。

 

 夕方でこのような状態です。きのうまでとは10センチ以上は増水してるのではないでしょうか。だからきのうから早朝にかけてはもっと増水していたことになります。濁りが入っていましたが、広瀬川にすれば大したことはない濁りです。

 分流も生き返ったようです。 流れが復活しました。 嬉しいですね。 流れがない白く乾ききった川底を見るのは忍びません。 このまま細々ではあっても流れは続いて欲しいです。

        

 上が上流側で下は下流側を撮ったものです。

 

 下って下の2枚の写真は 分流と本流の合流点付近の様子です。

          

 分流の流れをよくするためか、晩秋のサケの遡上を助けるためか、分流側の川底の石を、ショベルカーで分流の右岸側に集めたようです。 河川敷の草刈り等の作業に小型のショベルカーが2台活躍していました。

 

 さらに下って澱橋が見える上流の岩盤の瀬の様子です。 この強い流れ、白い泡立ち、いいですねえ、川が喜んでいるようです。

          

 右岸側の露出していた岩盤の溝も、露出部分が少なくなりました。

 

 あとはこの増水した流れに居残っていたアユが付いてくれるかどうか?深みから出てきてくれるか? それとももう産卵のため下り始めているか? 

 まだオトリが手に入るのであれば、あした川に入ってみようかなと切に思った次第です。 (お祭りの方の会計の仕事も忙しくなって来たのですが、・・・。それと9日と16日の日曜日は半日は交通整理で出動しなければならなくなりました。朝の定期立哨だけならまだいいのですが、両日とも地域を上げた大きなお祭り(雀踊りと大崎八幡宮の神幸祭)があります。)

 そうそうこういう看板を発見しました。 アユ禁漁の告知です。最初に見つけたのは、西道路のトンネルが途切れているところの下の左岸河川敷です。 そこには去年の禁漁の告知の看板もあったのです。 2枚とも立ってはなくて横になっていました。

  これは今年のことか?

 去年のは、です。

 去年と比べると今年の看板は大層仰々しく、それでいていい加減な内容となっています。 「お知らせ」が「告知」になっているし、今年のものには、何年のことかはっきり書いてないし、禁漁とする理由も産卵保護としか書かれていない。 告知板としては正確性に欠け、相応しくないとしか言えません。

 それだけならまだしも、もっと不可解なことがありました。これが一番よろしくないことだと言わざるを得ません。

 告知板は牛越橋の下流50メートルくらいのところと、牛越橋の左岸たもとにもありました。 下流50メートルに立っていた告知板は最初のものと同じで、『九月十七日より』となっています。

 

 しかし、牛越橋たもとの告知はこうなっているのです。

 

 お分かりでしょうか? 前の二つには『九月十七日より』と書かれているのに、これには『九月十八日(火)より』と書かれています。 開始日が異なっているのです。 これではどちらが正しいのか分かりません。判別できません。

 17日は月曜日です。火曜日は18日です。 一日違っています。 鮎釣りができるのは16日までか、17日までか、いったいどちらが正しいのでしょうか? あした組合に電話してみようかなと思っていますが。

 

 最後はこの生きものでお仕舞です。逃げないようにと注意して近付きズームで拡大して撮ったのですが、何のことはない、左手で捕まえることができました。 そんなに鈍感なバッタだったでしょうか? もちろんすぐ離してやりましたが。

             

 


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北上川釣行 3回目

2012-09-02 14:50:13 | その他河川

 きのうの北上川釣行の報告です。3人の釣り仲間での釣行です。 きのう仙台では何回かに分けて雨が降ったようですが、盛岡市は朝から暑い快晴の一日となりました。

 地元在住の釣り師の案内で、きのうの午前中は「南大橋」の下流のトロ瀬と急瀬に入りました。 奥に見える橋が南大橋です。 ここは地元で大鮎釣り大会が開催される場所のようです。 減水しているからこそ、この河原に降りてこられます。 竿を出せるわけです。

① 

 下流域は下の写真のように急瀬となっています。平水なら荒瀬でしょうか。一見すると急瀬には見えませんが、流芯は釣り人の左の方になります。

 とってもいい瀬ですが、3人は入れません。 掛かればどうしても釣り下ってしまうから。その場に踏みとどまって強引に”振り子抜き”するのは我々にはまだまだ無理な注文です。

② 

 もっと頻繁にこういう大河川で鮎釣りが、気軽にできるというのであれば、振り子抜きや引き抜きも上手になるのでしょうが、それは今後の課題です。

 その急瀬から上流側を撮ったものです。流れが速いのが分かりますでしょうか。

③ 

 下の写真は急瀬の瀬頭の様子です。

④ 

 さらにその上流側はトロ(瀬)となっています。 右岸から左岸に渡れるようです。

⑤ 

 ありがたいことに今回もオトリはコロガシで掛けた鮎をいただきまして、オトリ鮎の確保に頭を悩まさなくてもいいのです。 しかもその鮎の大きさ!でかい!でかすぎる、オトリとしてはもう少し小さい方がいいと思ってしまう大きさでした。 感謝しながらの大河川での鮎釣りです。

 肝心の釣果は5回掛けて取り込みが4回、4匹ということになりました。

 写真④よりも上流のトロ瀬に入ったのが9時20分ですか。 そしたら5分後に待望の大きな当たりが伝わってきます。慎重にためて浅瀬に誘導し、引き抜きました。 5分で1匹です、これはいける!もらった!と内心喜んだのですが、その後が続きません。よくあることですね。最初喜ばせて、あとは地獄を味わうということが・・・。

 その後は瀬頭や急瀬でも竿を出し、また上流のトロに戻るということを繰り返してのキープ4匹の釣果となった次第です。 急瀬でも掛かったのですが、何とか右岸側の浅い瀬に誘導し、引き抜いたのはいいのですが、肝心の掛かり鮎はキャッチミスで川に戻っていきました。悔しいですね。

 急瀬をメインの釣り場にしていた釣り友は結構掛け、苦労して振り子抜きで確保していたのですが、それでも2回も親子丼ぶりをしてしまいました。 鮎は一気にマイナス2になるし、仕掛けもパーになります。 無事キャッチできなかったのは悔しいですが、それでもそれだけ普段は味わえない、経験できない大河川での大鮎釣りの醍醐味を味わうことができたわけで、考えようによっては強烈な思い出として長く心に残ることになります。

 

 午後は場所移動することにしました。 我々としても北上川のいろいろなポイントで竿を出してみたいですし、場所を変われば掛かりだすかもしれないと思ってしまいます。 コンビニで昼食を購入して向かったのは、”都南中央橋”の上流側です。

 超渇水のため川のすぐそばまで砂利道を走って車で行けます。下の写真の中央より左側に小さく車が見えます。 青森ナンバーの車もありました。

 下の4枚の写真は私が立ち込んだ早瀬から急瀬の中央付近から前後(下流と上流)を撮ったものです。

⑦ 

 ⑦は中央から左岸寄りを、⑧は右岸よりを撮ったものです。いずれも下流側。

⑧ 

⑨ 

 ⑨と⑩は上流側の様子です。

⑩ 

 この急瀬では7回掛けて匹を楽しみましたが、確保したのは5匹のみでした。 バレたり、キャッチミスしたり・・・。

 5匹のうちの1匹ですが、流芯よりも右岸側で掛かったのですが、これがなかなか寄ってこない。 浮いても来ない感じ。 そのうち下流に走り出し、竿を伸されないようについて下りながら、少しでも浅い方に寄せようとしました。 でも浮いてこない、オトリ鮎さえ見えない!これは一体どういうことだ! もしかしてとてつもなくでかい鮎ではないのか!とワクワクしながら必死に堪えて抜きの体制に入ります。 ようやくオトリ鮎が見えてきました。 そして強引に引き抜きます。 飛んできた掛かり鮎を見て、?何だこんな大きさか?と少々がっかり。背掛かりでしたが、それにしても強い引きでした。 

 もう1匹は掛かった後、掛かったことをものともせずに上流に悠々と上っていきます。まるで掛かってなんかいないぞとでも言わんばかりに。 上に上りながら自分の方に寄ってきます。 一時は水中糸に手が届きそうにさえなりました。 上流から下流に向かわせて、引き抜きました。

 そうそうここで初めて振り子抜きにも挑戦しました。 二人の釣り友はもうほとんど振り子抜きをマスターしたようで、私としてもせめて挑戦くらいしてみないとよろしくないと思ったわけです。 体の左側に飛ばしましたが、水中糸が長すぎるのか水面すれすれに飛んできて、タモの手前で着水しながら後方に落ちました。 まあ、何とか無事回収することができホッとしましたが、もっと高く飛ばして、ゆっくりと着水させないとバレてしまいそうです。 振り子抜き、今後の大きな課題です。

 ⑦の写真の下流の急瀬でも掛かり、よし、これでツ抜けができると喜んだのですが、急瀬から左岸に浅瀬に寄せようとしているときにバレてしまいました。 実は午前4匹、午後5匹で合計9匹、あと1匹で待望の10匹・ツ抜けとなりますので、何とかしてあと1匹釣りたいと粘っていたのですが、ようやく掛かったと思ったらバラシとなってしまいました。 ここで心が折れてしまい、納棺ならぬ納竿を決心しました。

 

 何にしても猛暑の中広い川で思う存分竿を出すことができて嬉しいの一言に尽きます。午後の方は午前よりも型は少し小さかったのも混じりましたが、少し濁りの入ってきた北上川で竿を出すことができ、TYさんに改めて感謝です。 ありがとうございました。

 

 我々が掛けた鮎の一部です。

               

 

 25センチはいっていると思っていたのですが、死後硬直のせいでしょうか、大きくても23.5センチくらいでした。  そして大きい鮎は3枚におろしたのですが、腹の中はこうなっていました。

   

 もう完全に卵を持ち、白子を持っているのです。 まだ受精する前に採ってしまって申し訳ないような気がしないでもないです。 その分食べてやらないと。

 北上川、来年はもっと大きい鮎を育んでくれることを願っています。数は少なくても、大きい鮎に育てて欲しいものです。 それまでにもっと腕を上げておかないといけませんが。 北上川に改めて感謝です。 TYさん、ありがとうございました。

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9月です、・・・・

2012-09-01 22:05:00 | お知らせ

 早く起きて目一杯竿を持って帰宅後さばいてクタクタに疲れました。

              ・・・・北上川 釣行・・・・

 きょうの報告は宇宙?から、朝と夜のお月様をご覧になっていただき、詳しい報告はあす以降にさせていただきます。

 

 今朝4時30分過ぎに西の空を見上げたら、お月様が低い角度で静かに光っていました。

     

 満月のようです。

 

 そして岩手県からの帰り道、東北自動車道から東に低く見えるお月様です。

 時間は午後6時40分頃かな。 何しろ100キロ以上のスピードで走っているもので、ピントは合いません。

 これだけを見れば一体なんだ?と誰しも疑問に思うことでしょう。 芋虫か??

 

 これも光るピーナッツのようです。そう見えませんか?

         

 そしたら全くの偶然でしょうが、面白い写真が撮れました。 まさに傑作です。

               ハート形のお月様!!!

                       

 こういうお月さんが年に1回でも見られたら、とっても面白いでしょうねえ~。

 

 きょうは月に始まり月に終わりました。

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