鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

あの日から9年6か月、

2020-09-11 20:44:12 | 思いつくまま

今日はきのうよりも低い気温となっています。といっても最高気温は、きのうの29.0度に対して28.3度と0.7度しか違いはないのですが。きょうの最高気温は午後0時44分の記録です。でも過ごしやすい日となっています。

 

明日はもっと低い25度が最高気温とか。天気予報士は、熱中症の予防から風邪をひかないようにと言っていました。ただ空模様は気まぐれというか、かなり変わりやすいようで、降ったり止んだりの繰り返しでしょうか。

 

そういえばきのうの夜は雷鳴がすごかったし、雨脚も強かったですね。雷様は避けようがない、じっと我慢して雲が行き過ぎるのを待つよりほかはないです。各地ではかなり大きな雹(ひょう)も降っているようですが、私はここ何年も雹が降るのを見たことはありません。

 

異常気象としか言いようのない天気がいたるところで起きていますが、稲作地域の穏やかな春夏秋冬がめぐる日本になることはもう無理なのでしょうね。”よくなることはない”と言わざるを得ないでしょう。

 

よくなることはないと言えば、こちらもそうです。政治の世界も今自民党の総裁選挙期間中ですか、菅・石破・岸田、3人の争いですが、スタート前から本命が決まっている出来レース、しかも地方創生とか言っている割には、地方の票を大事にしていないし、やりかたを党大会ではなく、両院議員総会の535票で決めるとか。

 

言い訳として、少しでも空白期間を少なくするとか言っていますが、空白期間はどこにもないですよね。ちゃんと長州の独裁者は、何のかんのと言っても現に総理大臣ですし、辞任表明の後すぐにでも入院治療するのかと思いきや、まったくそんな気配はないし、それどころか院政を敷いてやろうと虎視眈々と策をめぐらしているのではないかと推察仕ります。

 

今は元気に、肩の荷が下りたのでお気楽に総理大臣の職務を執行しているのではないですか、もしかして。辞任会見の持病の悪化というのはちょうどいい口実で、実はもう嫌になった!もう総理大臣はたくさん、もうやっていられない、いや実はもうどうしようもなくなったから、持病を口実に無責任に総理の仕事を放り投げた、というのが正しいのかもしれません。何と言っても在任の最長記録を更新したのですからね。

 

そういう無責任極まりない前任者の継承者を名乗る菅とかいう輩、これでは誰がどう見てもこれから日本は良くなるなんて言えるわけがない、悪くなるばかりではないですか。まあ、首相と官房長官として、いわば切っても切れない関係、一心同体で長期にわたって続いてきたわけですから、今更何か新しい施策を打ち出すことなんかできるわけないわけです。

 

と今までは思ってきたのですが、何ですか、まだ総理大臣になっていないのに、もう消費税をアップすると言い出す始末です。行政改革をしたうえでの消費税率のアップとはいいますが、日本の公務員の割合は外国と比べても決して多くない、いや少なくなっているというじゃないですか。これ以上公務員を削減してどうするというのですか。コロナみたいなパンデミックがまた起きたらどうするのですか。それでいいのですか。

 

どうするのかと言えば、東北電力女川原発、地元の女川町議会は再稼働に合意しました。町長が議会に反旗を翻すなんて考えられないし、石巻市も、そして宮城県も再稼働GO!となるのは目に見ています、何と言っても原発の地元がOKしたのですからね。

 

あの日からまだ10年も経っていないというのに、まだ福島原発の後始末はできていないのに、汚染水だってどうにもできなくてたまる一方なのに、福島の事故はあくまでも他人事なのでしょうか。

女川原発だって、あの日電源を喪失しているのです。かろうじて1本がつながっていて最悪の事態を避けられただけなのです。たぶんに僥倖といっていい要素が多いです。そして、私は今現在電力は間に合っているわけです。原発を稼働させなくても(今はもう稼働している原発もあるのですが)電力は足りているわけです。

そして世界は原発に頼らない電力を模索しています。本来なら日本が率先して脱原発を唱え、世界の電力事情を、電力事業をけん引していくべきだったのに、2011年のことなんか忘却の彼方ですか、何とかして原発による電力を確保しようと躍起になっています。

ラジオ派の私ですが、一日に2回以上石坂浩二のコマーシャルを聞いています、いやいやながら。電気事業連合会による原発再稼働キャンペーンです。その片棒を石坂浩二も噛んでいるというのは、テレビドラマ”やすらぎの里”のファンとしては非常に残念です。

そのラジオのCMで電気事業連合会は、何とかして原発により電力の比率をあげようと国民の洗脳キャンペーンを地道にじわじわと浸透させています。いろんな電力をバランスよく確保しよう、特に原発による電力はクリーンであるというような感じのラジオCMです。

考えてみてください。今年の全国的な異常の暑さを。コロナ禍もあってステイホームが推奨されています。熱中症にならないために無理をしないでエアコンを使いましょうとみんな上の方の人は言っています。でも、電力の需給がひっ迫しているから省エネにしてくれなんてことは一回も聞いていません。

悔しいのは去年はどうだったかもうすっかり忘れていることですが、少なくとも夏の電力の使用には毎年黄信号赤信号が灯り、節電が姦しいくらい叫ばれていたじゃないですか。その時は原発もほとんど稼働していたのじゃなかったですか。

全原発が休止していた間も代用の電力で何とかしのいできたではないですか。原発がなくてもやってこられたじゃないですか。それなのに何をいまさら原発の再稼働が必要だと言い出すのでしょうか。なんでもっと真剣に知恵を出そうとしないのでしょうか。

それでも原発にこだわるのは、やはり原爆をつくる能力というか、人材、技術を何とかして確保しておかなければ”日本の核武装”という、いざという非常時に間に合わない、と日本の支配者層が考えているとしか考えられません。ゲスの勘繰りであればいいのですが。

 

 (これは外来種(アメリカ?)ですよね、繁殖力旺盛です。軽く2メートル以上伸びます。)

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