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Ayaさんのこと

2007-02-14 | eラーニング

Ayaさんは猫みたいだ、といつも思う。

ネットラーニングの人気コース、「English Aya Pod」のコース制作と
ナレーションを担当しているAyaさんだ。

素顔のAyaさんはとてもきれいな人で、運動神経抜群、語学堪能、
声がきれいでスタイルもよく、バンドのボーカルをこなすエンターテナーであり、
かつ教材制作にあたっては独特の鋭いセンスを発揮したりする、
ほんとに稀有な人だと思う。  

Ayaさんは猫を飼っている。  
その猫は彼女が通勤途中に拾った(救った)迷子の子猫だった(らしい)。
猫の話をするときの彼女を見ていると、前世は猫だったのではと思えてくる。
シャムっぽいしなやかさと、切れ長の目がそう連想させるのかもしれない。

Ayaさんがナレーターをつとめる前述の「English Aya Pod」は
今ではすっかり定着したポッドキャストを利用して生まれた語学教材。

語学を学ぶ方法は実に多種多様で、自分に合ったものをやればいい。
しかし、きっと誰でもこう思った経験がありますね。

「おもしろい教材がない。」

だから挫折するのも早い(教材のせいばかりにもできませんが…)
学校で学ぶ英語は日常では使われていないものばかり。
基本構文を説明するには「This is a pen.」というシンプルさが
便利かもしれないけれど、penをappleにしたってchairにしたって、
そんな英語を話す人はおそらく英語圏にはいない。

構文を理解して、会話へと応用することを学ぶ場が皆無に近い。
「書く」、「読む」よりも、「話す」ほうが欲求もニーズも高いのに。
受験英語のせいもあるだろうし、日本人の几帳面な性格が
災いしていることもあるだろう。

私は昔、NHKラジオ講座の「遠山顕の英会話入門」を1年ほど聴いていた。
毎日10数行の簡単なダイアログと、そこから使える単語とイディオムを
リピート学習し、週末にはまとめて復習するというコース。
いろんな教材を試したけれど、留学中一番役立ったのはこれだった。
「実際にアメリカ人が話している」会話。
ダイアログはシンプルでなかなか楽しい内容だった。
そこが、ポイントだったのだと思う。

Ayaさんはポッドキャスト黎明期に「これを語学教材に活用しない手はない!」
と確信し、このコースを作ったそう。
最初は試験的に無料配信していたところ、人気番組に成長し、
海外にも多くのリスナーを持つようになった。
有料のeラーニングコースとしても、さらに内容を充実させて登場。
もちろん、ポッドキャスト&メルマガ(無料)も継続中。

教材はごく日常的なトピックスで、シナリオを用意せずに
あるテーマについてネイティブに自由に会話をしてもらい、
その中から重要なフレーズを学習していく。

このコースの中では「リピリス」という、「リピート・リスニング」の手法を使い、
繰り返し聞くことで耳が英語に慣れることがまず大事、としています。
そして「唄メモ」という、使えるフレーズを「唱えて覚える(メモライズ)する」
ことで単語力をつけ、さらに学んだことを日本語→英語で読み上げる
練習をする「プロダクション・トレーニング」で会話力をUPすることができます。

「English Aya Pod」はAyaさん自身の英語学習の経験と、eラーニング、
ポッドキャスト、メルマガ、という「いま」のツールを組み合わせて生まれた
新しい学習スタイルです。
自らの経験で「もっとこういう教材があったらなあ」という思いが形になったもの。
そこには複雑な理屈は何もなく、ごく自然な、一学習者としての視点が
入っているからこそ、教材として生きてくるのだと思います。

丹精こめて作品をつくる職人のような。
ネットラーニングは自社制作コースがのべ1,000コースを突破しましたが、
これからも「あったらいいな」、「あってほしい」をカタチにしていけると
いいなあと思います。

English Aya Podの登場人物の1人のアニータは、NHKラジオ英会話入門の
ナレーター(上半期担当)と同一人物だったことを発見
アニータとピーターの会話はほんとに毎回楽しみです。

*写真の猫は本文とは無関係です。


CCつれづれ日記

会社帰り、駅に降り立つと、バス停付近でカメを散歩している人がいた。
しかも手のひらサイズではなく、ウミガメサイズのカメだった。