タイの言葉って響きがやわらかいですね。
タイ語の文法は極めてシンプルで、
時制も単数・複数も、名詞の男女別もないらしい。
しかし、発音は相当難しく、母音だけで24種もあるそう。
あのサンスクリットのような文字も難解に見える。
語尾の音がもつ勢いやトーンや速度で、かなり話し手の印象が変わる。
私は人の声色を真似てしまうのがクセですが、
TPOによってうまく使い分けられたらもっと人間関係も
変わっていたかもしれない。
中国語の響きは強くて速い。
フランス語はのどの奥から空気が漏れる吐息まじりな感じ。
スペイン語は巻き舌でエネルギッシュ。
タイ語は男女ともにソフトな響きで、音域は高め。
誰もが温和そうに見える。
タイは多くのアジア国が経験した植民地としての歴史を持たない国
らしいですが、そんなお国柄を反映してるのかな。
地球では現在どのくらいの言語が存在しているのでしょう?
5,000とも6,000とも言われているそうです。
21世紀の終わりには半分が絶滅するかもしれないという噂も。
将来的には翻訳システムが発達して、語学を学ぶ必要性が
なくなるかもしれませんね。
文化として言語を存続させることは、民族のアイデンティティ保護として
大切なことだと思います。
最近、簡単な理由で子供をインターナショナルスクールに入れる風潮もありますが、
自国のことばを大事にしながらのバイリンガル、トライリンガル教育が
必要じゃないかと思います。

プーケットから高速船で約1時間のところにあるランタ島の少女。
屈託のない笑顔がなんとも。。。
ランタ島は津波の被害がひどかったらしいがホテル周辺は元通り。
ディカプリオの映画「ビーチ!」の舞台となったピピ島も近く、
静かで美しい楽園だ。