ワールド・ビジョン・ジャパンという、国際協力NPOがある。
ワールド・ビジョンのビジョンは、世界中で飢餓・貧困・災害・紛争に
苦しむ子どもたちを支援すること。
財政的、医療的な援助のみならず、困難な環境の中で生きる子どもたちが
成長していく過程で知恵と能力を身に付け自立できるように
長期にわたり支援していくことを基本理念としている。
ひと頃から、私はそこのチャイルド・スポンサーになった。
私が紹介されたのは、もうすぐ5歳になるウガンダのL君。
クリクリした目がキュートな写真を見て胸が熱くなった。
チャイルド・スポンサーシップは同NPOの主要な財源となっており、
スポンサーは毎月4,500円の支援金(一口)の寄付で
世界中の過酷な状況の中で生きる子どもたちに教育、保健衛生、水資源開発、
農業などの支援活動をおこなう。
日本では現在約28,000人がスポンサーとして登録されている。
月々4,500円。多いか少ないか。
一人の支援で学校や病院が建つわけではないけれど、
何かはできるはずではないか?
3秒に1人、命を落とす子どもたちのために。
「私、人助けしてます」なんて尊大に宣言するつもりは毛頭ないし、
そもそも微々たる寄付にすぎない。
でも、私がスポンサーになったのは、自分のためでもあるのです。
ワールド・ビジョンでは今年初めから「ワールド・ビジョン・カフェ」という会合を
定期的に開催し、活動内容や海外派遣スタッフの支援活動などを紹介している。
参加する前にこうした席で生の声を聞いてみるのも支援参加への第一歩かと思う。
先日参加した際には20代の若者を中心に60代くらいまで200人余りの参加者で
盛況でした。質疑応答も活発で、なんだか頼もしいものを感じました。
ひと昔前、留学生のお世話役をしている頃から何らかの関わりを持てたら、
と思いながら足を踏み入れることがなかったので、
何かのきっかけで接点を持つようになったのも巡り合わせであろうと思う。
ボランティアにはさまざまなスタイルがある。
単に滅私奉公することがボランティアの意義ではないし、
より過酷な状況に対して手をさしのべることだけが尊重されるものでもない。
打算や利害のない世界で自己と社会との接点を持つことは
きっと大いに学ぶところが多いだろうし、それがリターンでもあると思う。
それ自体が目的ではなく、結果として得られるべき実感だとは思いますが。

ボランティア総合情報サイト
◆
国際協力プラザ (財団法人国際協力推進協会)
情報満載。
◆
NHKボランティアネット
さまざまな種類ぼボランティア情報。
◆
東京ボランティア 市民活動センター

CCつれづれ日記
出勤中、近所の交差点で信号待ちをしていたら、
向い側の歩道近くでおじさんがバイクごと転倒。
幸い交通事故には至らず、おじさんはバイクを起こそうと奮闘していたが、
目の前の信号待ちサラリーマン衆は知らん顔。
そこへ尻の途中でスボンがとまっているようなファッションの若者が
しなやかにバイクを起こし、おじさんにケガがないか気遣っていた。
この場合、棒立ちサラリーマン衆はマンホールに身を投じていただきたい。
見てくれで人を判断してはならんなー、ほんと。