日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

そんな人間

2009-01-23 | 心の中にあるもの
私は,小心者だけど,がさつだ。心のひだとか,人情の機微とか,繊細な感情とか,はっきり言って苦手だ。雰囲気を察するとか,その場の空気が読めないというわけではないけど,多分自分の感情が先に立ってしまうのだろう。他人からしたら,何を言ってるのって思うことも,おそらく多々あるんだろうな。多分周りの人は,私よりもいろいろな意味で大人なので,またあんなことを言ってるよ・・ってところで,生ぬるく見守ってくれているというか,しょうがないなとスルーしてくれているのだろう・・・とは思う。

どちらかというと,走った後から考えるというタイプで,実にこれは,中学校くらいのときから気がついてはいたものの,持って生まれた性分というのは,なかなか直すのは難しい。人の話はじっくり聞けよ・・と思うこともたくさんある。そうはいっても,これでも大分聞くようにはなってきているんだけど・・・なかなか信じてはもらえないだろう

まあ,ちょっと仕事がらみでそんなことがあって,年上の方なので,こちらも出来うる限りは気を遣ったんだけど,それ以上に気がつく方なので,こちらの本音も薄々とは分かってしまっただろうなと思う。

まだまだ青春時代と言われるようなころ,学生時代の先輩から,おまえはいつも直球勝負だなと言われたことがある。多分,私と同じ事を思っていても,あえてそれを言わないという選択をする人は,たくさんいるだろうなと思う。そして,もしかしたらそっちのほうが大人の対応なのかもしれない。やっぱり,懐が深くないと,なかなかいろんなものもためてはおけないよなぁ・・・。

あるときから,自分の青春時代は終わったと思うようになったけど,それでもまだ,本当の意味での大人にはなってないということなのだろう。でも,本当の意味での大人って・・・いったい

取りあえずは,今手元にある「大人のいない国」鷲田清一・内田樹著(プレジデント社)読んで勉強してみることにする。ちょっと助けて欲しいような気分だ。

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