図書ボランティアという出会い

　　　　　　　　　　　　＜きれいな本が好きなだけ借りられるのがうれしい～♪＞

５月のはじめ、
次男の通う中学校から「ボランティア募集」のお手紙が来た。

花壇ボランティア
一輪挿しボランティア
書写ボランティア
園芸ボランティア・・・・などなど。

中学校で活動できるボランティアばかりほんとうにいろいろ、
数名を募集している。

いいな～これ♪

時間も有効に使えるし、
何より学校での子どもの様子がチラリとみられることがうれしい。

ピン！ときた私は、
自分にもできそうな「図書ボランティア」にさっそく応募してみた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

はじめての招集日だった先日。

本の香り漂う中学校の図書室に
集まったのは応募した５名ほどのママさんたち。

「はじめまして。」のご挨拶はどの方も緊張していて
張りつめた空気がビミョーに流れ、

私などは、口の中が乾いてしまうほど。

どちらかというとおとなしそうなタイプのみなさんで、
ちょっと不安になったりしたのだが、
（私・・・けっこう元気娘タイプなので～。）

みなさん、
トツトツと語る中にも「拙者、無器用ですから」的な優しさがにじみ出ており、
ボランティアへの意気込みも感じられ、
決して引っ込み思案な乙女というわけでもなさそうで…、

自己紹介が終わるころには、
図書室に楽しい和やかな空気が流れていた。

…で、ホッとした。


学校支援リーダーさんのご指導のもと
図書ボランティアの活動について説明を受ける。

本の整理やラベルの張り替え、
図書室のデータ管理などが主な仕事のようだが、

図書委員の生徒さんたちと協力して
中学生が好みそうな本選びや
「もっと本を読みましょう～！」といった広報活動にも加われるらしい。

う～ん、楽しみ、楽しみ

ボランティアの特典は
次回の活動日まで好きな本が借りられること！

学校支援リーダーさん曰く、
「（借りる子が少ないらしく…）ほんとに！中学校の本はとってもきれいですよ～。」（笑）

この日は探していた
村上春樹 訳の「The Catcher in the Rye」（J.D.サリンジャー）と
安野光雅 画の「旅の絵本」２冊を借りてみることにした。（画像）

はい！と～ってもきれいな本でした。


一回目のお仕事はラベル張りのお手伝い。

最初の緊張がほどけたのか？
ボランティアのママさんたちともおしゃべりがはずみ楽しい時間。

新しい出会いになりそうです・・・。