あぁ~、
とうとうドラマ『Q10』が終わってしまった・・・。
ほんとうにいいドラマと視聴率は決して正比例ではないというが、
やっぱりそうだった・・・カナ!?・・・・かも。
でもね、
毎週、毎週、楽しみに見ていた私。
久々の秀作に出会った喜びに満ち溢れ、幸せな3か月間だった。
佐藤健クンと前田敦子チャン演じる、
平太とQ10の可愛い恋物語を中心に描かれる青春群像劇。
これといって派手な事件が起こるわけでもなく、
ものすごい悲しみに包まれるわけでもなく、
ただ、いつもどおりの毎日がある・・・そんな淡々としたお話なのだけど、
平太とQ10の恋物語が気になるのはもちろんのこと、
好青年久保クンの病気とロッカー山本さんの赤毛、そして二人の恋
オタクな中尾クンのロボット製作の夢
優しい藤丘くんの家族への思い
今は恋していられない影山クンと河合さんの恋の行方
ちっちゃい小川先生とハンサムウーマンなヤナギ教授の心の交流
校長先生も・・・、月子も・・・・。
どこにでもいそうでいなさそうな登場人物たちが、気になって、気になって。
ちょっぴり苦しくて、ちょっぴり切なくて、ちょっぴり愛おしい。
音にするならキュン!(あのハーモニクスみたいな音♪)
・・・そんな世界が、私のハートを毎週クギづけにしたのだった。
一緒に見ていた18才の長男が言う。
「これはバイロンの詩だな・・・。」
“ほんとうのきもち”なんてよくわからないけれど、
『そなたのために、たとえ世界を失うことがあっても、世界のためにそなたを失いたくない』(by バイロン)
ただそれだけで人は心動かされ、もう一歩踏み出してみよう!と思うのかもしれない。
…ママも18才のときにこんなドラマに出会いたかったよ。
ありがとう!『Q10』!
できればもう一度、会いたいなあ~。