もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

少し早いBirthday Present☆

2010-09-21 | myお気に入り
 もうずいぶん前のことになるが・・・、

私が新人の広報ウーマンだったころ
コーポレートアイデンティテイーをより追求した
「社内報」をつくるようにと仕事の命がくだった。

「取材はこれで。」といわれて渡された
重たい一眼レフカメラをかかえ右往左往・・・。

「使い方はここで習いなさい。」
と人事部長は
当時はまだそうあちこちにはなかった
カルチャーセンターの“写真教室”を紹介してくれた。

忙しい仕事の合間をぬって
もちろん会社の研修扱いで、その“写真教室”に通うことになった私。

有名な新聞カメラマンの先生の講義は
とても面白く、魅力的。

カメラの構え方からはじまり、
シャッタースピードと絞り(露出)、ISO感度の選び方、
被写体によって変えるレンズの使い方・・・etc。

最後は参加者の方々と撮影会に行き、
そこで撮った写真を現像するところまでやった。

あ~楽しかった。

少しばかりカメラ熱に浮かされた私、
“写真教室”に通わせてくれた会社に感謝しつつも、
会社のではなく、
自分の一眼レフカメラがほしくなった。

ある日、
勇気を振り絞ってカメラ屋さんのショールームにエイ!と入ってみた。
(当時、カメラはカメラ屋さんでしか売っていませんでした。)

ガラス張りの奥の奥に
欲しいな~と思っていたカメラが並んでいる。

でも
そこにいるピカピカのカメラたちからは、

「22歳、新入社員の君にはまだ早いよ。」

という、
なんだかまだ触れてはいけないようなオーラが
そこはかとなく漂っていたのだった。

・・・そうね、もう少ししてからがいいね。

会社のカメラもまだ使いこなせないくせに
私は何を考えていたんだろう・・・、
・・・・・・と、22歳の青二才はあきらめたのだった。

                              

あれから何年たっただろう・・・。

いわゆるオートフォーカスのカメラを構えていながら
いつも心のどこかで
新宿にあったカメラのショールームに
思い切って飛び込んだ日のことがあった。

いつか自分の一眼レフのカメラで写真を撮りたい。

そう願っていた。

そして、

4○才のバースディー(11月)を前に

ついに買っちゃいました~!

<一眼レフカメラを携帯のカメラで写すの巻・・・。


「一足早いバースディープレゼントだな。」とオット。

よ~し、
一から勉強しなおさないといけないけれど、
がんばっちゃうゾ!

さあ、
どんな写真を撮ろうかな!?

被写体は

もちろんハートがもちもちっとなる瞬間。
 

2010年、秋、
カメラ小僧になる夢が叶いました。













Comments (6)
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