猫のやぶにらみ

こよなく猫にあこがれる中年オヤジのブログです

犬を飼う場所

2005-04-24 | うちの猫
犬の室内飼育率が年々高まっているという。「ペットフード工業会」の調査によると、犬を飼っている世帯のうち、室内飼いの世帯数の方が多い。外で飼っている世帯は、すでに少数派だ。

我が家のゲンちゃんは庭の犬小屋に鎖でつなぐという、伝統的スタイルで飼っているので、このことがちょっと気になった。ネットで調べてみると、「メインキャスト」という、犬のブリーダー紹介サイトで、次のような記述を見つけた。

「かつての日本では、庭先に犬を繋いで飼うのが当たり前でした。しかし現在では欧米に影響され、 そういった飼い方をするのは 間違いだと言われています。実際欧米では、犬を紐や鎖で繋いで庭に拘束すると虐待とされます。 また番犬という意識は払拭され、犬猫を障害から守り、他の動物が侵入出来ないよう、安全な場所で飼育しなければいけないという法律が出来ている程です」

我が家ではゲンちゃんを虐待していることになるのか!?

何か読んではいけない物を読んでしまったような気がする。庭につないだゲンちゃんを見るたびに呵責の念に捉われてしまう。

確かに、ゲンちゃんは人なつこくて寂しがりやだから、家の中に入れてあげれば、きっと喜ぶに違いない。無駄吠えもしないし、ねこちゃんたちとも仲良しだから、うまくやっていけるかもしれない。

しかし・・・、何と言うか・・・、犬を家に入れるというのは・・・@#%$!&?

ラブラドールやジャーマンシェパードのような大型犬を家の中で飼ってるお宅を知っているが、いずれのお宅も超リッチで、うちの子供部屋より広い専用の部屋を犬に与えている。よくしつけられた大型犬が家の中を悠然と歩き回る姿はなかなか見ごたえがあった。ただし、これをやるには相当お金がかかりそうだと見受けた。一方、「座敷犬」とか「愛玩犬」とか呼ばれる小さな犬を家の中で飼っているお宅は多いが、「これなら猫の方がいいや」というのが私の本音だ。

うちのゲンちゃんのような中型(約10kg)の雑種犬は、庭が一番良く似合うと思うのだが、ギャクタイだなんて・・・。なんか「クジラを食べるな」、というのと似てないですか。

アメリカでは猫の爪研ぎ被害に悩む飼い主の為に、「飼い猫の爪を抜く手術(declaw)」が普及しているそうじゃないですか。その方がよっぽどひどい虐待だと思う。

でも、ゲンちゃんの顔を見ると、ちょっと可哀そうな気にはなってくる。いや、いや、やっぱりちょっと無理だよ。散歩につれてくからな。寂しくなんかないよな。。。