猫のやぶにらみ

こよなく猫にあこがれる中年オヤジのブログです

セメダインは優れもの

2006-05-13 | うちの猫
セメダインを買いました。「強力型」で、どんなものにでも使える「超多用途・高機能」タイプです。その名も「スーパーX」という優れものです。











もう大丈夫です。へっちゃらです。セメダインすごい、エライ!おすすめです。


監査法人よ意地を見せろ

2006-05-12 | 経済・社会
中央青山監査法人に大きな処罰が下されたようです。

世間を騒がせた多くの「粉飾決算事件」に関わった中央青山ですが、個別事件の担当会計士個人の責任問題から、ついに「法人」として厳罰を受ける事態に至ったということです。

世間に知れ渡った事件だけではなく、もっともっと多くの不透明な事例があって、このような流れになったのでしょうが、一つだけ気になることがあります。

①決算情報をとりまとめて会計書類を作成する第一義的責任は「会社」にある。

これは自明であり、大前提です。

②会社側が準備した決算情報や会計書類を監査する、というのが会計監査人にの仕事です。③そしてその会計監査人がちゃんとした仕事をしているかどうかを内部でチェックする仕組みと責任が監査法人にあるというわけです。

そもそも粉飾決算というのは①で起こるわけです。法を犯してまで自社の決算情報を粉飾する動機というのは会社側経営陣にあります。そしてそれを押し通すプロセスで会計士による監査という壁をどのようにしてかいくぐるかという核心部分のやりとりが行われると考えるのが普通でしょう。

その核心部分における、会社経営陣と担当監査人とのやりとりは、法廷の場以外では通常、外部からうかがい知ることはできません。

経営陣と結託して監査人も承知の上で粉飾に手を染める悪質なケースも勿論あるでしょう。しかし、監査人は「知らなかった」「騙されていた」というケースだってあるように思います。

監査人に悪意がなかった場合でも、その監査実務に不手際があったり手抜きがあったりした場合は、「知らなかったで済む」話でないのは明らかで、「どのくらいキチンと監査をやったのか」という事実関係が厳しく問われることになるはずです。どのくらいキチンと監査をやったのか、という判断は高度に専門的な事柄なので、まずは当該監査法人内部でのルールや基準、さらには業界ルールなどに照らして評価されるべきでしょう。

その上で、「監査人の監査に手抜かりはなかった。しかし、粉飾は見抜けなかった」というケースがあり得ます。この場合、監査人の責任を問うことはできず、むしろ会社側の悪質さが最も厳しく問われてよいケースだと思います。

このケースを認めないと、「粉飾発覚」という結果責任を一律に会計監査人に追わせることになってしまい、上記①の大前提が崩れます。

何が言いたいかというと、騙す方と騙された方では騙した方が悪い、というきわめて単純なことです。

いろんなケースがあり得る中で、担当会計士はきちんとやるべきことはやった。しかし、結果として騙された、という事例はなかったのかどうか?

そしてこういうケースではその会計士が所属する監査法人は、担当会計士の監査のあり方に落ち度は無かったと判定した上で、敢然と、その相手先企業に対して絶縁状を叩きつけるだけではなく、詐欺罪で訴えるとか、損害賠償請求を起こす、ということをすべきだろうと思います。

会社側が騙そうとしている本当の相手は一般投資家です。その投資家を騙すに当たって、目障りな存在が会計監査人です。会社側に篭絡されたり、手抜き監査で粉飾を見過ごすような監査人は投資家サイドから見れば失格であることは言うまでもありません。

しかし、本当に善意で、一生懸命きちんとした監査をやって、しかも騙されたという会計士だって中にはいるかもしれません。そのような会計士とその会計士を雇っている監査法人は、我々一般投資家サイドに立ち、先頭になって、堂々と会社側を訴えるべきだと思います。

「敵だっ、 伏せろ!」

2006-05-07 | うちの猫
ゴールデンウイーク最後の日曜日、のんびりCDを聴きながらくつろいでいたら、何か黄色い物が通り過ぎて行くのが右目の視野の端っこに映った。

正面を向いて座っている私の右側には居間と廊下を結ぶドアがある。半分開いたそのドアからちらっと見えたのだ。何かが廊下を通り過ぎて行ったようだ。「すずだろうな」とは思った。すずの姿を確認したわけではないが、何となくそう思った。しかし、チラッと見えたあの黄色い物はなんだったろうか?

すぐに、廊下の先、玄関あたりで「ガサガサッ、バタン、バリバリッ」と音がした。「やっぱりすずだったか...」見に行かなくてはなるまい、気は進まないが、椅子から立ち上がって様子を見に行った。



色々と世間では議論もあるようだが、我が家ではスーパーの買い物袋というものを大変重宝している。生ゴミや猫トイレの砂を処理するのには欠かせない。だから大事に、一つ残らずとってある。ちょっと大き目の黄色い袋にまとめて保管してある。私の目にちらっと映った黄色い物体はそのスーパーの買い物袋をしまってある黄色のビニール袋だった。






この程度のことでは、別にこちらは、声を上げたり、怒ったりするつもりもない。ただ、写真を撮ってブログネタに使うだけだ。なのに、この姿勢、この態度。 コンバットごっこでもやってるつもりなのか、こいつは...。

少数派

2006-05-06 | 経済・社会
ブログの世界で大きな支持者をもち、世論形成に少なからぬ影響力をもつと言われる書き手のことを「アルファ・ブロガー」と呼ぶそうだ。そんなアルファ・ブロガーの一人、「かんべえ」氏によると、ポスト小泉は「安倍晋太郎」で決まり、なのだそうだ。理由は簡単明瞭。世論調査で他を圧倒し、ダントツの一位だから。

まあ、面白くも何とも無い結論だが(かんべえ氏もそう言っている)、自民党の総裁選びにおいて、金や権謀術数よりも世論の方が大きな力をもつようになった、ということだ。これは小泉総裁が成し遂げた大きな変化であり、慶賀すべきことであろう。

しかし、やぶ猫としてはここで思いっきり頭を抱えてしまう。

安倍晋三は現行憲法下であっても、「日本は核兵器を所有できる」と公言して憚らぬ人である。

①国家には自衛権がある。
②日本は国家である。
③日本の(現行)憲法は日本の自衛権を当然認めている。
④自衛のために必要な措置・手段は政策によって決められる。
⑤今、わが国が核を持たないのは、政策的にそれが妥当だからであって、自衛のための核兵器や大陸間弾道ミサイルの所有は、それが政策的に妥当と判断されるなら、(現行)憲法上、否定されているものではない。

正確かどうか知らないが、概ねこういう論法だったと思う。要するに、現行憲法下であっても、「自衛のためなら何でもOK」ということだ。だったら、九条が気に入らない、とか、憲法改正だ、なんて言わなくても良さそうなもんだが。。。

靖国神社参拝問題についても、一貫して参拝支持。彼の場合、祖父である岸信介元首相がA級戦犯として巣鴨に放り込まれていたこともあり、多分、小泉さん以上にこの問題に関しては筋金入りだろう。

かれの意見は、それはそれで勿論、結構だ。多くの賛同者がいることも理解できる。私に理解できないのは、次期首相候補としてのその高い支持率である。本当に彼のような考え方を持つ人を、次期自民党総裁=日本の首相としてしまっていいのだろうか?

一見スマートで現代的な風貌だが、実は単純な国粋主義者なのではないか?
こういう人が一番人気になって、日本の首相になる。。。

私にとって、家庭内で少数派になるのはいつものことで、慣れっこだが、こういう問題で少数派になってしまうことは、不安だし、とても残念だ。

All New Listening Experience

2006-05-05 | 音楽
新しいCDプレーヤーを購入して以来、私の、家の中での時間の過ごし方が一変した。

要するにオーディオセットの前に張り付きっぱなし、なのだ。「いい音」というのがこんなにも心地よいものだとは、正直、驚いている。

ここ何年も聴いていなかった古いCDも含めて、棚の中のCDを片っ端から聴き直している。まるで別物だ。今までの印象と評価が見事にひっくり返る。「えっ、このCDってこんなに良かったっけ?」という驚きの連続だ。

まず、ルービンシュタインのショパン。ノクターンバラードだ。この手のやつはどうも甘ったる過ぎて、従来、さほど好きではなかった。同じショパンならまだ横山幸雄の方がましだ、くらいに思っていた。ところがびっくり、圧倒的にルービンシュタインがいいじゃないですか。

ま、世間でははるか昔から当然とされていたことに、ようやく思い至ったというだけのこと、ではあるが、私としては初体験の感動だ。ルービンシュタインの良さが新しいCDプレーヤーによって見事に引き出されたものと思う。

バッハについてはアンドラーシュ・シフのピアノの音色。こんなに素晴らしい音色だったんだと感じ入った。私は元々グールドの崇拝者なので、ずいぶん好みが片寄っている、と奥さんから非難されるのだが、このシフの演奏は素晴らしいと思う。グールド的にではなくバッハを弾くのなら、これに勝るものはないだろうと思う。

それにしても、装置を一つ入れ換えただけで、この違い。戦慄を覚えるほどです。お金をいくらつぎ込んでもキリのない、オーディオ道の世界の入り口を垣間見たような気がします。。。

もちろん、私はこれ以上踏み込むつもりはありません。これで十分です!

無事を祈る...。

2006-05-03 | うちの猫
このトカゲ君は娘がまだ幼稚園に通っていたころ、アメリカで大流行していたビーニーベイビーズのぬいぐるみです。当時、娘はこのシリーズ物を集めるのに夢中でした。もちろん今でも大事にしています。

ウチの三匹の猫の中で、このビーニーベイビーズのぬいぐるみに興味を示すのはすずちゃんだけです。トナカイや、ゴリラ、真っ赤な牛など、色んな種類があるのですが、一番のお気に入りはこのトカゲ君です。

なんとか無事に生き延びて欲しいものです(マウスオンして見て下さい)。

佳き日

2006-05-02 | 
穏やかなゴールデンウィークです。今年は池のツツジが例年に比べて、よく咲いています。

「花が終わったらすぐ剪定しといてよね」と言われているので、毎年、池に落ちそうになりながら、何とか剪定していましたが、去年は、(内緒ですが)、このツツジ、剪定しませんでした。すると、どうですか、この咲きっぷり。下手に剪定しない方が良く咲くではありませんか。


手前の朽木の上で日向ぼっこしている亀さんが、とても気持ち良さそうです。



暖かくなると、鯉も元気になります。一番手前の大きな二匹が両親で、残りの鯉は去年の春に、この池で産まれた子供たちです。成長振りにバラつきはありますが、皆んな、無事に冬を越えました。

池が汚いではないかとおっしゃいますか?ご心配なく。これは「仕様」です。前にも書きましたが、我が家のこれは「池」ではなく、「沼」なのです。今年こそ「カエル」をどこかから連れてきて、住まわせようと思っています(これは内緒です)。。。