すずが少し落ち着いてきました。
子猫らしいやんちゃ者といえば、聞こえはいいですが、実態はそんなものではありません。二匹の先住猫たちと過ごしてきた経験からいえば、まさに、想定外の乱暴振り を発揮してきたすずちゃん。それがどうやら少しだけ、ほんの少しだけ、おとなしくなってきたようです。

まず、噛み付き癖が少しづつ矯正されてきています。だっこしたり、なでようとしたりすると、とにかく噛み付く。油断しているといきなり飛び掛ってきて、噛み付く。このようなことが少しずつ少なくなってきました。これは「噛み付き矯正」に賭けた私のたゆまぬ努力の賜物だと自負しております。
子猫の歯は細くて鋭いので噛まれると痛いです。しかも猫の習性として噛み付くときは前足の爪で噛み付く対象をしっかりつかもうとするので、噛み付きに引っ掻きが加わるケースがほとんどです。さらに体勢によってはこれに猫キックまで追加されることがよくあります。指先を噛まれたと思っていたら、手の甲が前足で引っ掻かれ、さらに手首から先が猫キックでスキーのあとみたいになってしまうわけです。
思わず振りほどこうとすると、相手の思うつぼで、鉤のように曲がった爪が、ますます深く食い込むことになります。だからといって、空いたほうの手でひっぱたく、というのは、一人の猫飼いとして、ヤッテハイケナイコト、だと思うのです。
そこで、私は、「オラオラ噛んでみい!」という荒技を開発して、以後、徹底的にこれですずちゃんの噛み癖に立ち向かいました。
①すずをつかまえて、仰向け抱っこする
②噛み付こうと狙っているので、あえてこちらから人差し指を鼻先に近づける
③指を噛みにきたところで、逆にこちらから指を口の中に突っ込んでやる
④すごく嫌がって吐き出そうとする
⑤「オラ、オラ、噛めるもんなら噛んでみい」と、さらに口の中へ突っ込んでやる(ついでに舌などいじってやるとなおよい)。
⑥いったん指を出して、鼻先に再度かざす。また噛み付きにきたら③から繰り返す。
これは効きます。さすがに学習するようです。目の前の指を噛もうとするのをぐっとこらえるようになります。辛抱しきれなくなってまた噛み付こうとしたら、すかさず、上記③に戻って下さい。妥協は禁物です。このようにして、すずちゃんに噛まれるという被害報告がめっきり少なくなりました。

すると今度は、やたらぺろぺろ舐められて困るという苦情が増えてきました。
噛み付くのではなく、人の頬や鼻をぺろぺろ舐めてきて困るというのです。私としては「それは実に結構なことではないか」と思うのですが、女性陣の声は違います。「すずに、ぺろぺろ、とやられるととても臭い」 というのです。
本当かどうか、私も試してみました。すずの鼻先に自分の鼻を近づけてみました(ちょっと怖い)。すると大成功、噛み付いたりしないで、ぺろぺろと私の鼻をなめてくれました。努力の甲斐があったと嬉しかったのですが、そういうことではなくて、においが問題だというので、気を取り直してもう一度ぺろりとやってもらいました。
これは猫缶のにおいですよ。さっき食べてましたから。そのにおいがするのは当たり前でしょ。先住猫はそんなことないって?そりゃそうでしょ。彼女たちはここ何年もず~っとカリカリだけで育ってきてんだから。それも去年から「シニア」タイプですよ。いかにも味も香りもなさそなやつですよ。
すずは育ち盛りだからそれじゃまずいだろってことで、猫缶にしてるんです。だからすずが食事のあとにぺろぺろすれば猫缶くさいのは当たり前なんです。
これはこれでいいんです。 私の教育方針が間違ってる訳ではありません!
子猫らしいやんちゃ者といえば、聞こえはいいですが、実態はそんなものではありません。二匹の先住猫たちと過ごしてきた経験からいえば、まさに、想定外の乱暴振り を発揮してきたすずちゃん。それがどうやら少しだけ、ほんの少しだけ、おとなしくなってきたようです。

まず、噛み付き癖が少しづつ矯正されてきています。だっこしたり、なでようとしたりすると、とにかく噛み付く。油断しているといきなり飛び掛ってきて、噛み付く。このようなことが少しずつ少なくなってきました。これは「噛み付き矯正」に賭けた私のたゆまぬ努力の賜物だと自負しております。
子猫の歯は細くて鋭いので噛まれると痛いです。しかも猫の習性として噛み付くときは前足の爪で噛み付く対象をしっかりつかもうとするので、噛み付きに引っ掻きが加わるケースがほとんどです。さらに体勢によってはこれに猫キックまで追加されることがよくあります。指先を噛まれたと思っていたら、手の甲が前足で引っ掻かれ、さらに手首から先が猫キックでスキーのあとみたいになってしまうわけです。
思わず振りほどこうとすると、相手の思うつぼで、鉤のように曲がった爪が、ますます深く食い込むことになります。だからといって、空いたほうの手でひっぱたく、というのは、一人の猫飼いとして、ヤッテハイケナイコト、だと思うのです。
そこで、私は、「オラオラ噛んでみい!」という荒技を開発して、以後、徹底的にこれですずちゃんの噛み癖に立ち向かいました。
①すずをつかまえて、仰向け抱っこする
②噛み付こうと狙っているので、あえてこちらから人差し指を鼻先に近づける
③指を噛みにきたところで、逆にこちらから指を口の中に突っ込んでやる
④すごく嫌がって吐き出そうとする
⑤「オラ、オラ、噛めるもんなら噛んでみい」と、さらに口の中へ突っ込んでやる(ついでに舌などいじってやるとなおよい)。
⑥いったん指を出して、鼻先に再度かざす。また噛み付きにきたら③から繰り返す。
これは効きます。さすがに学習するようです。目の前の指を噛もうとするのをぐっとこらえるようになります。辛抱しきれなくなってまた噛み付こうとしたら、すかさず、上記③に戻って下さい。妥協は禁物です。このようにして、すずちゃんに噛まれるという被害報告がめっきり少なくなりました。

すると今度は、やたらぺろぺろ舐められて困るという苦情が増えてきました。
噛み付くのではなく、人の頬や鼻をぺろぺろ舐めてきて困るというのです。私としては「それは実に結構なことではないか」と思うのですが、女性陣の声は違います。「すずに、ぺろぺろ、とやられるととても臭い」 というのです。
本当かどうか、私も試してみました。すずの鼻先に自分の鼻を近づけてみました(ちょっと怖い)。すると大成功、噛み付いたりしないで、ぺろぺろと私の鼻をなめてくれました。努力の甲斐があったと嬉しかったのですが、そういうことではなくて、においが問題だというので、気を取り直してもう一度ぺろりとやってもらいました。
これは猫缶のにおいですよ。さっき食べてましたから。そのにおいがするのは当たり前でしょ。先住猫はそんなことないって?そりゃそうでしょ。彼女たちはここ何年もず~っとカリカリだけで育ってきてんだから。それも去年から「シニア」タイプですよ。いかにも味も香りもなさそなやつですよ。
すずは育ち盛りだからそれじゃまずいだろってことで、猫缶にしてるんです。だからすずが食事のあとにぺろぺろすれば猫缶くさいのは当たり前なんです。
これはこれでいいんです。 私の教育方針が間違ってる訳ではありません!