猫のやぶにらみ

こよなく猫にあこがれる中年オヤジのブログです

しつけ

2006-02-20 | うちの猫
すずが少し落ち着いてきました。

子猫らしいやんちゃ者といえば、聞こえはいいですが、実態はそんなものではありません。二匹の先住猫たちと過ごしてきた経験からいえば、まさに、想定外の乱暴振り を発揮してきたすずちゃん。それがどうやら少しだけ、ほんの少しだけ、おとなしくなってきたようです。



まず、噛み付き癖が少しづつ矯正されてきています。だっこしたり、なでようとしたりすると、とにかく噛み付く。油断しているといきなり飛び掛ってきて、噛み付く。このようなことが少しずつ少なくなってきました。これは「噛み付き矯正」に賭けた私のたゆまぬ努力の賜物だと自負しております。

子猫の歯は細くて鋭いので噛まれると痛いです。しかも猫の習性として噛み付くときは前足の爪で噛み付く対象をしっかりつかもうとするので、噛み付きに引っ掻きが加わるケースがほとんどです。さらに体勢によってはこれに猫キックまで追加されることがよくあります。指先を噛まれたと思っていたら、手の甲が前足で引っ掻かれ、さらに手首から先が猫キックでスキーのあとみたいになってしまうわけです。

思わず振りほどこうとすると、相手の思うつぼで、鉤のように曲がった爪が、ますます深く食い込むことになります。だからといって、空いたほうの手でひっぱたく、というのは、一人の猫飼いとして、ヤッテハイケナイコト、だと思うのです。

そこで、私は、「オラオラ噛んでみい!」という荒技を開発して、以後、徹底的にこれですずちゃんの噛み癖に立ち向かいました。

①すずをつかまえて、仰向け抱っこする

②噛み付こうと狙っているので、あえてこちらから人差し指を鼻先に近づける

③指を噛みにきたところで、逆にこちらから指を口の中に突っ込んでやる

④すごく嫌がって吐き出そうとする

⑤「オラ、オラ、噛めるもんなら噛んでみい」と、さらに口の中へ突っ込んでやる(ついでに舌などいじってやるとなおよい)。

⑥いったん指を出して、鼻先に再度かざす。また噛み付きにきたら③から繰り返す。

これは効きます。さすがに学習するようです。目の前の指を噛もうとするのをぐっとこらえるようになります。辛抱しきれなくなってまた噛み付こうとしたら、すかさず、上記③に戻って下さい。妥協は禁物です。このようにして、すずちゃんに噛まれるという被害報告がめっきり少なくなりました。



すると今度は、やたらぺろぺろ舐められて困るという苦情が増えてきました。

噛み付くのではなく、人の頬や鼻をぺろぺろ舐めてきて困るというのです。私としては「それは実に結構なことではないか」と思うのですが、女性陣の声は違います。「すずに、ぺろぺろ、とやられるととても臭い」 というのです。

本当かどうか、私も試してみました。すずの鼻先に自分の鼻を近づけてみました(ちょっと怖い)。すると大成功、噛み付いたりしないで、ぺろぺろと私の鼻をなめてくれました。努力の甲斐があったと嬉しかったのですが、そういうことではなくて、においが問題だというので、気を取り直してもう一度ぺろりとやってもらいました。

これは猫缶のにおいですよ。さっき食べてましたから。そのにおいがするのは当たり前でしょ。先住猫はそんなことないって?そりゃそうでしょ。彼女たちはここ何年もず~っとカリカリだけで育ってきてんだから。それも去年から「シニア」タイプですよ。いかにも味も香りもなさそなやつですよ。

すずは育ち盛りだからそれじゃまずいだろってことで、猫缶にしてるんです。だからすずが食事のあとにぺろぺろすれば猫缶くさいのは当たり前なんです。

これはこれでいいんです。 私の教育方針が間違ってる訳ではありません!



No!と言える監査法人

2006-02-14 | 経済・社会
証券取引法違反まみれ、粉飾決算まみれのライブドア。その実態が日を追って明らかになりつつあります。

同社の監査を担当した監査法人及び公認会計士は火の車です。報道によると、ぐるだったという程度のものではなく、かなりの積極関与だったようです。

それで、その同じ監査法人に監査を依頼していた他の上場企業が、ライブドアと同じような目で見られてはかなわない、ということで、監査法人の変更を行おうとしています。

ところがそうは問屋がおろさない。「うちの会社の監査、やって下さい」と大手監査法人に駆け込んだものの、次々に断られたっていうんですね。

これは、その会社にとっては、想定外でしょう。上場企業である限り、決算書に対する監査証明は必須なわけで、それが得られなければ、即、上場廃止となります。

債務超過とか、犯罪行為があったかどうかとか、そんなこととは無関係に、上場廃止です。

過去十年あまり、銀行の不良債権問題にからんで、監査法人がそれまでの「予定調和的監査」から手のひらを返したように「必殺監査」を行い、いきなり債務超過という監査結果を経営陣に突きつける、ということが起こるようになってきました。そのときの決まり文句が「お前はもう死んでいる」だったわけです。

さて、今回明らかになった、監査法人の新たな必殺技は「お前なんか監査してやんない」というものです。これもまた上場企業にとっては恐ろしい技ですね。

別に大手監査法人の監査が「まとも」で、中小のそれがいいかげん、なんて一概には言えないでしょうが、このご時世です、大手に頼む方が、余計な詮索をされずに済むと考えるのも当然でしょう。

私としては、上場企業の監査業務は大手数社に特別な免許でも交付して、制度的に寡占状態を作り上げるべきだと思っています。取引所の上場規定に、大手監査法人の実名を限定列挙して、監査証明はこれらの監査法人のうちから得たものに限り有効と認める、としても良いと思います。

寡占ですから、当然監査費用は値上がりすることになるでしょう。経営者は嫌がるかも知れませんが、株主としては経営者の給料を減らしてでも、きちんとした監査をして欲しいので、全然OKです。

上場企業の監査を担当する監査法人及び公認会計士には、投資家のために「Noと言える」誇りと経済的基盤を備えて欲しいと思います。

万が一それでも不正が行われた場合、当然、巨額の損害賠償を負担してもらわなければなりませんが、その点でも相手が大手監査法人で寡占の超過利潤を得ている場合の方が、実効性が高くなります。

とにかく、公認会計士は、上場企業の監査、これが一番大事な仕事です。一般投資家、つまり Public の為に、独立不羈の精神で、誇りをもって監査業務に励んでいただきたいと思います。有為の人材が安易にコンサルの道へ流れて、「監査なんて、こうやれば楽に通りますよ」なんて道へいかないように、切に希望します。

雅子様にブログを

2006-02-11 | 経済・社会
紀子様のご懐妊で、皇室典範改正法案が見事にお蔵入りしました。

しかし、問題の火種はなくなってしまったわけではありません。男の子が生まれると決まったわけでもないですし。

それにしても雅子様はどうしてらっしゃるのか、気になります。芸能人やスポーツ選手のだれそれが、くっついたとか、離れたとかいう話には、とんと興味ないのですが、こと、皇室のネタとなると、私も、うちの奥さんとあまり変わらないくらい、俄然、興味津々になってしまいます。

天皇家にせよ、将軍家にせよ、「お世継ぎ問題」というのは古来、政治そのものなわけで、国会議員の皆さんが妙に本気でこの問題に取り組んでいるのは理由のあることです。現代のお世継ぎ問題は要するに「ポスト浩宮は誰か?」ということなわけですが、多くの人々にとってこの問題は、どうも「ポスト小泉は誰か?」なんていうことより、はるかに重大事のようです。

で、私としては、「お世継ぎ」よりも、雅子様のことが心配でしょうがないのです。この点について、珍しく意見をともにする、私と奥さんの切なる願いは、雅子様のお声を聴きたい、ということです。そのための一番よい手段は、記者会見などではなくてブログです。雅子様に是非、ブログを始めて欲しいと思うのです。

いずれ色んな輩が好き勝手なことを書いたりしゃべったりする時期がくるわけでしょうから、今、自ら、キーボードに向かって、思いのたけを書き込んで欲しいものです。

雅子様のブログ、読んでみたいですね。宮内庁から横槍が入ったらそれも書き込んでほしいですね。ご主人がどんな人なのかも知りたいところだし。少しでも書けばすっきりすると思いますけどね。皇居にはブロードバンド繋がってないんでしょうかね。。。

表現の自由

2006-02-09 | 経済・社会
その昔、イギリスでのこと。ある公爵夫人のことを「ブタ」と呼んで侮辱した紳士が訴えられ、裁判沙汰になった。

その公爵夫人は怒りに震えて、男の非礼を責め、謝罪を要求した。しかし、男は反省の色などまったく見せず、法廷の場でもその公爵夫人のことを「ブタ」と呼んで悪びれるところがなかった。

いよいよ判決が言い渡されることとなった。裁判長は公爵夫人の言い分を認めて、男に、「今後二度と公爵夫人のことを『ブタ』と呼んではならぬ」と言い渡した。

男は少し目を伏せて裁判官の言葉の重みを噛みしめていたが、おもむろに顔をあげて、こう言った。「分かりました裁判長、公爵夫人のことを『ブタ』と呼んではいけないのですね。」裁判長は目を細めてうなずいた。男は続けた、「それでは裁判長、ブタのことを『公爵夫人』と呼ぶのは、どうでしょうか? それもいけないことなのでしょうか?」

裁判長は少し間を置いて、「それは一向に構わない。何の問題もない」と答えた。男は満足げに微笑んで、原告席の公爵夫人を振り返り、胸を張ってこう呼びかけた。「公爵夫人、これから私はあなたのことを公爵夫人とお呼びすることをお約束いたします」

いかにもイギリス紳士らしい頑固さとウイットに富んだ小話ではありませんか。

思ったり、考えたりしていることと、それを表現することとは別物です。自らの思想信条など、内心のあり様については、これはもう、その人の自由であって、他人や国家権力がとやかく言うべきものではないでしょう。

しかし、それが「表現」されるとなると話は違ってきます。表現の自由は他人を傷つけたり、社会に混乱をもたらすことを目的とした表現をも無制限に保護するものではありません。

モハメットを愚弄してイスラム教徒の感情を逆なですることは「表現の自由」の範囲内でしょうか?私にはそうは思えません。

同様に、内心(思想信条)の自由を盾に、靖国参拝を正当化する小泉総理の姿勢にも疑問を感じます。

いたずらに物議をかもすような、稚拙で不適切な「表現」はつつしんで、かのイギリス紳士のような、もう少し、センスのある、大人の「表現」をするよう心がけて欲しいものです。

水遊び

2006-02-07 | うちの猫
すずが我が家にやってきて3ヵ月半ほどが過ぎました。「お風呂好きな猫」にすることと、「仰向けだっこができる猫」になるよう、特訓していることは、前に書きました。今回はその中間報告です。

まず、「仰向けだっこ」ですが、これはまったく効果なしです...orz
仰向けどころか普通にだっこすることすらままなりません。とにかくじっとしてないのです。抱き上げると、身体を素早くくねらせて、ただちに脱出体勢に入ります。それを阻止しようとすると、噛み付く、引っ掻く、蹴飛ばすの三拍子で抵抗します。首尾よく脱出すると、床に飛び降りて、いつかテレビで見た「キタキツネ」のように、ぴょんと飛び跳ねながら逃げて行きます。

一方、お風呂の方ですが、毎週のように入れている甲斐がありまして、「お風呂好き」というほどではありませんが、特別大きな抵抗もしないようにはなってきました。しかし、奥さんによると、この入浴訓練のせいで、ある想定外の効果が現れてきているというのです。

すずは「水遊びが大好き」なようです。



○奥さんが台所でお米を研いでいると、両手を伸ばして頭から突っ込んでくる(お米が飛び散って台無しになる)。

○植木鉢に水遣りをすると、植木鉢の下に敷いたトレーにたまった水(泥水)に手を突っ込んで遊ぶ(その後、床に手形を押して歩く)。

○トイレに入ってきて、いきなり頭から・・・(とても書けません)。



で、奥さんが、それもこれも 私のせいだと責める 訳です。

ま、それはさておき、夏が楽しみですね。庭にタライでも出して、すずと水遊びでもしましょうか。。。


新しいPC買いました

2006-02-01 | 未分類
新しいパソコンを買いました。

今まで使っていたパソコンがだんだん不安定な動きをするようになってきたということと、1GBのハードディスクが限界に達してきたことが新品購入の理由です。

過去、何度か痛い思いをしてきたので、「転ばぬ先の杖」という意味もあります。クラッシュしてからだと、データがお釈迦になる可能性が大きいですからね。大事なデータ (主に猫写真 ┐(´-`)┌ ) は新しいPCにコピーして、古いPCはバックアップとして使おうというわけです。


東芝AX/740LS

デスクトップを飾っているのは、「とっても可愛らしかった頃のすずちゃん」です。最近は、ますます暴れ方がひどくなってるような気がします。PCの画面に跳びつくのだけはやめて欲しいと思います。。。

新しいPCになって一番変わったのは、画面がワイド型になっていることです。テレビの世界ではこういう横長ワイド型が主流になりつつある、ということは承知していましたが、PCまでこういう流れなんでしょうか??自分的にはこれはまったく必然性のないことのように思えてなりません。元のままの形の方が良かったと思います。

しかし、WXGAの画像の美しさは思わず息を呑んでしまいますね。店頭で実物を見ると、これまで使っていたPCの画像は「目に毒」なのではないかと本気で心配になるくらい綺麗だったので、思わず買ってしまいました。

このPCのメモリーは512なので、256から一気に倍増したわけですが、体感上どうかと言われても、今ひとつピンときません。これでは面白くないので、インターネット接続(地元のケーブルTV局提供)のスピードを上げることにしました。これまでは下り最大2メガ、という一番安いプランだったのですが、ワンランク上げて10メガプランに変更しました。

う~~~ん、でもあんまり変わった気がしませんね。色んなサイトで測ってみたらちゃんと6~9メガは出てるようなんですが、これで毎月千円アップの違いがあるのかどうかとなると...?