ほうれん草は冬が旬です。甘みが強くて味も濃い。ほうれんそうのえぐみはシュウ酸が原因で、身体にはあまり良くないのでゆでた後水にさらしてしっかりアクを抜きます。近頃はやたらと野菜の生食がはやっていますが、ほとんどの生野菜には、栄養もあれば毒もあります。調理によってのぞける毒はしっかり排除しましょう。野菜の生食も過ぎたるは・・・です。
ほうれん草をシンプルに味わうのならなんといってもお浸しです。濃いめにとったカツオだしを用意して、薄口醤油とあわせて冷ましておきます。
水にさらして軽く水気を絞ったほうれん草を浸します。一時間ぐらい浸して、最後に味を調節して出来上がり。
ホウレンソウに含んだだし汁が、逃げないようにふんわりと盛り付けましょう。白ゴマを振って完成。旬の甘みが素敵な一品に。
いろいろな野菜と一緒に盛り合わせてお出しします。茹でたホウレンソウにおかか醤油もおいしいけど、たまにはひと手間かけたお浸しもいかがでしょうか。