12月の三連休に雪が降った翌日、佐久の旧中込学校を見に行った。
佐久に映画を見に行き、始まるまでの時間潰しのつもりであまり期待しないで行ったのだったが、これが結構面白くて大いに「メートル上がった」(注)のだった。
(注)
昭和の中頃に使われていた言葉で、今風に言うと「テンション上がった」と言い換えられるだろう。このとき見に行った映画が『ALWAYS 続・三丁目の夕日』で、この中でも使われていた。現役で使った世代ではないが、面白い言い回しなので、この際、流行らせてやろうとたくらんでいるのでR。(笑)
中込学校は明治7年、村民協議の上で学校を新築する事を決め、アメリカに留学後、建築等を研究して帰国した下中込村出身の市川代次郎という人に依頼して、洋式学校を建築した。
建築費用のほとんどは村内からの寄付金でまかなったという。
明治になり、新しいものがどんどん入ってきた時代、教育こそが新しい国造りの礎だと考えていた、当時の人たちの教育への熱意が伝わってくる。
八角の塔の上には方角を示す漢字が取り付けられている。
この塔は太鼓楼と呼ばれ、時を告げる音を響かせた。
造ったのは地元の大工。自分たちが見た事もない建物をおそらく面食らいながら造った事だろう。
正面入口には西洋風のバルコニーが取り付けられている。
裏に回れば和風の屋根。
何度かの改修を受けているようなので最初から付いていたものかはよくわからない。
中に入ると廊下奥にステンドグラスがあった。
そして、2階の奥にも。
この建物はこの地域の人たちにとっての誇りだっただろう。
ステンドグラス越しに浅間山が見える。
どれだけの子供たちがこの学校で学び、この廊下で遊んだことだろうか。
(つづく)
佐久に映画を見に行き、始まるまでの時間潰しのつもりであまり期待しないで行ったのだったが、これが結構面白くて大いに「メートル上がった」(注)のだった。
(注)
昭和の中頃に使われていた言葉で、今風に言うと「テンション上がった」と言い換えられるだろう。このとき見に行った映画が『ALWAYS 続・三丁目の夕日』で、この中でも使われていた。現役で使った世代ではないが、面白い言い回しなので、この際、流行らせてやろうとたくらんでいるのでR。(笑)
中込学校は明治7年、村民協議の上で学校を新築する事を決め、アメリカに留学後、建築等を研究して帰国した下中込村出身の市川代次郎という人に依頼して、洋式学校を建築した。
建築費用のほとんどは村内からの寄付金でまかなったという。
明治になり、新しいものがどんどん入ってきた時代、教育こそが新しい国造りの礎だと考えていた、当時の人たちの教育への熱意が伝わってくる。
八角の塔の上には方角を示す漢字が取り付けられている。
この塔は太鼓楼と呼ばれ、時を告げる音を響かせた。
造ったのは地元の大工。自分たちが見た事もない建物をおそらく面食らいながら造った事だろう。
正面入口には西洋風のバルコニーが取り付けられている。
裏に回れば和風の屋根。
何度かの改修を受けているようなので最初から付いていたものかはよくわからない。
中に入ると廊下奥にステンドグラスがあった。
そして、2階の奥にも。
この建物はこの地域の人たちにとっての誇りだっただろう。
ステンドグラス越しに浅間山が見える。
どれだけの子供たちがこの学校で学び、この廊下で遊んだことだろうか。
(つづく)
本当はEarly American調の家を建てたいなと思っていたのでした。
私も見に行こう。いつでも入れるのでしょうか。
休館日は毎週月曜、祝日の翌日(月曜日が祝日の場合はその翌日)と年末年始と貰ったパンフレットに書いてあります。
料金は250円ですね。
これが学校というのが、いいです。さすが、教育熱心な長野県!こんなところでお勉強できたら、やる気になるかも・・・ふうちゃんが、行きたがりそうです。
建物もただ勉強が出来ればいいというような味気ないものではなく、子供たちが楽しめるようなステンドグラスのようなものをわざわざ取り付けているところなどがいいですね。