「ねこのすけ」のつれづれなるままに・・・

心地よい暮らしを求めて、あれこれ模索する日々のこと

心からお見舞い申し上げます

2011-03-25 06:21:10 | Weblog

遅ればせながら

今回の東北地方太平洋沖地震の甚大な災害によって
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに
被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
そして、1日も早い復興を願わずにはいられません。

あれから。
言葉をなくすような被害の大きさ、
そして、被災された方々のことを思うと、
胸が苦しみ、涙がじわりとくる日々が続いていました。

今でも、心はざわついていますが、
そんなときこそ、行動は冷静に、と自分に言い聞かせて。

3.11
あのとき私は千葉市の自宅にいました。
立っていられないほどの大きな横揺れ。
二人の小さな子供たちを、両手で抱きしめ、リビングにしゃがみこんで、
地震がおさまるのを待っていました。
守るべきものがあるせいか、気丈な自分がいました。

あれだけ長く、大きな地震だったにもかかわらず、
(私の自宅においては)家具はおろか、花瓶すら倒れてこなかったことが今でも不思議で。
震災直後のライフラインの寸断を覚悟していたものの、
そういったこともなく、
普段どおり生活できることの、なんとありがたいことか。

↑普段ここの位置にある家具が



3.11地震で、ずるりと平行移動しました!
(撮影日:2011.3.11)

家具に、コロがついていたのと、
家具の後ろに、
今は使っていない「ノグチテーブル」のガラス板を立てかけてあったせいなのか?
たてかけてあったガラステーブル板も倒れましたが、ありがたいことに割れてませんでした。
家具の上の鉢類は倒れず。
地震のことを思うと、上にゴチャゴチャモノを置くのは危険だ!と強く実感しました。
(散乱してるおもちゃは地震によるものでなく・・・汗)

それくらい、こちらは家族全員無事で、普段どおりの生活を送ることができています。

しばらくブログを更新していなかったので、心配をおかけして申し訳ありませんでした。

「胸の苦しみ」の1つに、
震災から1週間くらいまでは、
こうして無事で、日常生活を送ることができることへの「感謝」の気持ちを通り越し、「罪悪感」すら感じていました。
申し訳ない、申し訳ないと。
でも、被害にすらあっていない私が、いつまでも落ち込み、無用な罪悪感を持ち続けるのはどうかと。
気持ちの立て直しをしつつあります。

関東地方は、計画停電などに振り回されることも多かったのですが、
原発の現場で、危険を顧みず復旧にあたっている方々のことを思うと、頭が下がる思いでいっぱいです。
そして、避難を余儀なくされた地元の方々にも。

一方、自分ができること。
わずかながらの節電。わずかながらの募金・・・
ほとんど何もできない自分の小ささに、これまた胸が苦しくもなるのですが、
萎縮してばかりはいられませんよね。

災害時に何をどう備えたらいいのか。
東北地方の復興のために、何をしたらいいのか。
凡人ながら、そんなことを絶えず考えるようになりました。

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ずぼらママさんへ (ねこのすけ)
2011-03-27 11:06:58
ずぼらママさん、ご心配をおかけしました。
こちらは大丈夫です。

「あの波にのまれるのは、私や子供たちだったのかもしれない。そう考えると余計苦しく、不安でいっぱいでした。」
本当に、その気持ちをお察しすると、胸がいっぱいです。
海にも近く、東海地方であれば、余計にそうですよね。

日本経済が衰退しないようにすること・・・
私も一消費者にすぎませんが、
一人一人の思いや行動が集まって、大きく影響していくんですもんね。
私も意識します。

(観葉植物、ほんと、よく落ちなかった!
これ、横揺れでなく縦にきてたら、落ちていたかもしれないです。そう思うと怖いです。)
返信する
どらさんへ (ねこのすけ)
2011-03-27 10:50:47
どらさん、どうもありがとう。
ご心配をおかけしました。

どらさんの言うとおり、
今までも世界のどこかで必ず戦争や災害はおきていて、
その国の人たちは、こういう悲しみを経験していたんですよね。
なのに、私も、どこか遠い国のこととしてしかとらえていなかった。
こうして実際、自分の身に少し危険が降りかかってみて、そしてどらさんの言葉で、
ようやくそのことに気が付きました。
(どらさんの意見、偏っているとも思わないし、もちろん不快なんかではありませんよ!
心からのコメント、いつも本当に感謝しています)


3.11以来、死生観や、自然観も変わり、
私たちは、瞬間瞬間を生かされているにすぎないと思うようになりました。

どらさんは、4月から復職なんですね。
そうなったら、愛しい娘さんとべったりと過ごせる時間もあとわずか。
まさに落ち込んでばかりもいられませんよね。
めいいっぱい、娘さんと密着して過ごしてくださいね。
返信する
よかった (ずぼらママ)
2011-03-26 22:51:38
ねこのすけさん、ご無事で本当になによりです。よかったぁ。

この大震災は、ほんとうに胸が苦しくなります。
自宅は海から200Mちょっと、東海大震災の予測される地域な為、あの波にのまれるのは、私や子供たちだったのかもしれない。そう考えると余計苦しく、不安でいっぱいでした。

でも、私も今週から徐々に気持ちを立て直し、元の生活に戻るよう努力している途中です。

被災地以外の人間である私にできるのは、募金と節電とともに、経済活動(働いたり、買い物したり、外食をする)を続けることで日本が衰退しないようにすること(大げさないい方ですが)と思っています。

*観葉植物たち、よく落ちませんでしたね!
返信する
ねこのすけさんへ (どら)
2011-03-25 14:28:33
しばしば、ねこのすけさん元気かなとブログを覗きに来ていました。
「外房にお住まいで、被災されたのかも・・・」と思い、心配していました。
ご無事で何よりです。

私も、節電と募金くらいしかできず、今までとほぼ変わらない生活を送っていることに罪悪感を覚えていました。

でも、今までも世界のどこかで必ず戦争や災害は起きていたんですよね。
それでも、普通に笑って楽しく生活していた。
今回のように自分の身に少し危機がふりかかって初めて、普通に暮らしていることへの罪悪感が起きたのは、
かえってそれまで不自由に暮らしていた方に失礼かもと思いました。

それに、私事ですが、4月から復職するので、
昼間娘とべったり一緒にいられる貴重な時間は刻一刻と減っていっていることを考えると、
「落ち込んでいられないな」と思って。

今はこの状況に感謝して、
元気に過ごして、
被災者の方々を想って、
募金や節電に協力する。
そして、災害の恐ろしさを今までより身近に感じた分、これからはまた世界で大きな災害などが起きたとき、今までより多く募金しようと思います。

今回の意見は偏っているかもしれないので、もし不快でしたら、お手数ですが削除してください。
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