地方小都市暮らし@寧舎

25年に亘る山里暮らしを経て人口7万人弱の地方の小都市に移り住みました。そこでの新しい暮らしを綴ります。

これから

2010-05-21 16:46:20 | 日常生活
 一昨日38回目の結婚記念日を迎えました。長い歳月が経過したことに驚いています。そして、二人に残された20年前後のこれからの人生を、どう楽しく暮らそうかと時折話し合っています。

 その話題の1つに移転があります。いま暮らしている山里では車を運転できなくなると、自立した生活を営むことが難しくなります。そこで、スーパーや病院へ徒歩や自転車で行けるような所にいずれは移転しなければならないと考えていました。まだ先のことと思っていましたが、気力や体力のあるうちに移転を実行しないと実現できなくなるようにも思い、また移転先での生活も楽しみたいと思うと、早いほうが良いかなと最近考えるようになりました。

 そんなことから最近、不動産屋を少し訪ね歩いたりしています。限られた資金を元に、自分たちが必要とする諸条件を満たす物件を探すことは難しく、大変に疲れます。候補地を限定して、最初は土地を探しました。そしてマンション、いまは建売住宅を探しています。「100パーセント条件を満たす物件を探すことは実際問題として不可能です。まあ70パーセントでよしとすることですね」という不動産屋さんの言葉が妙に納得できる昨今です。

 ひと時、移転するなら早くして欲しいという次男家族の要望もあったのですが、今はそれが消えましたので時間をかけてじっくり探そうと思っています。

 移転を現実のものと考えるようになってから、いまの家の暮らしが離れがたいものに見えてきました。なんと素晴らしい環境で暮らしていることかと、改めて気付かされ、愛しくなります。

 こんなことで忙しくしている間に八重桜が散って、花びらのジュウタンになっていました。

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2 コメント

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ご無沙汰しています (キキ)
2010-06-01 14:16:46
寧舎さん、ご無沙汰しています。この記事を読みながら、同じようなことを考える年齢なのかしら?と。我が家でも、夫の定年を迎え、今後のことを考えています。夫の実家は、両親が亡くなって空き家になっているので、夫はとても気がかりのようです。さりとて、今住んでいる家をどうするのか。5年間の間に考えようと言っています。私は、もちろん今の家がいいのですが・・・
Unknown (neisha)
2010-06-03 10:33:29
キキさん、お久し振りです。
お互いに人生の節目を迎えていますね。私の両親の老後の様子を観察した結果、老化とともに自分の今後のことを考え、決断実行することが非常に難しくなることを感じていました。そんなことから、今回の移転計画となっています。
実は、息子家族の住む所に近い場所に住めて、孫たちに接する時間を多く持てることが何よりの楽しみです。

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