ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

パンダのウンコが世界を救う?!

2013-09-18 05:23:56 | どうでもいい話


パンダが世界を救う!


今、パンダのうんこが脚光を浴びているそうですぞ

パンダの糞には、環境に優しい未来の輸送燃料の開発に寄与する可能性があるというのです。
うんこに含まれる腸内細菌には、廃棄植物を効率良くバイオ燃料に転換できる可能性があるというのだ。

トウモロコシや大豆などの食用穀物から作られるバイオ燃料は、
食料の供給量と価格に影響を及ぼす可能性が懸念されています。

本来人間が食べるものを燃料として使うなんてことって、どうなんでしょう?
世界中には飢えている人がたくさんいるのに・・


そこでバイオ燃料の原材料として注目されるようになったのが、トウモロコシの軸などの廃棄植物です。
屑なら倫理的に問題ないですね。

しかし、これらの廃棄物を効率的かつ経済的にエタノールに転換できるようにならない限り、
セルロース系バイオ燃料は主流とはなりません。

そこで登場するのがパンダのうんこです

 現在、廃棄植物からバイオ燃料を生成する場合は、植物の茎や軸などの堅い組織に、熱や圧力を加えるか、酸で処理するなどして分解して単糖類を作り、これを発酵させて完成となるのですが、
めちゃくちゃコストがかかるのです。

 これをパンダのウンコにふくまれる細菌の利用によってより速く、
より安価に行える可能性があるとのこと。

なんせパンダは、肉食獣のような消化器官しかもってないのに
竹を食って生きてるわけですから、竹の繊維を分解する強力な酵素をだすバクテリアを
体内に持っているはずです。

これを分析すれば、廃棄植物からバイオ燃料の生成が安価にできるはず。という話。


日本でも研究が進んでいる、石油を作る「藻」の話があります。
その「藻」から石油を採り出だすのに、乾燥させて処理するのですが
その乾燥させるエネルギーが取り出す石油より大きいという矛盾があるそうです。

でも最近新しいバクテリアを発見し効率よく分離できるようになって矛盾が解消されつつ
あるそうですぞ。


いまに、自分たちの排泄物を燃料にして発電する時代が来るかもしれませんね。


「おい、テレビが消えたぞ!糞しろ糞!」

「わたし、便秘だから出ないもん!!」

「隣いって、ウンコもらってこい!」

っていう時代がくるかもw






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秀和システム
コメント (4)
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