エリジウム
『第9地区』が第82回アカデミー賞作品賞などにノミネートされた
新鋭ニール・ブロムカンプ監督が、マット・デイモンを主演に迎えたSFアクション。
第9地区は、ちょっとビジュアルが特異過ぎて、あまりいい感じでは
無かったのですが、近未来が荒廃したスラムってのの描き方が
秀逸でした。
今回の作品は?
あらすじ: 2154年。スペースコロニー“エリジウム”で生活する富裕層はパーフェクトな居住空間で過ごします。
そこでは医療ポッドが各家庭にあり、どんな難病もそのポッドに入れば
瞬時に完治するのです。
そんな天国がエリジウム。
一方、荒廃した地球に暮らす貧困層はひどい搾取に苦しんでいます。
地球すなわちスラムで暮らすマックス(マット・デイモン)は
ロボット工場に勤めていますが、薄給でこき使われています。
そんなある日、工場で事故に遭い放射線を体に浴びてしまいます
余命5日と宣言され、会社を追い出されます。
生き延びるにはエリジウムに潜入するしかありません。
昔のつてをたどり、地球の地下組織のリーダー、スパイダーに
エリジウムに密航する船に乗れるよう頼みます。
スパイダーは、あることを条件にマックスを密航させることを
約束します。
また、マックスの彼女フレイも白血病の娘をなんとか治してやりたく
苦悩してました。
一方、エリジウム政府高官のローズ(ジョディ・フォスター)は
自分の地位を確立するため、恐ろしい計画を立ててました
マックスが果たす条件とローズの計画が交錯するとき
フレイを巻き込み、事態が大きく動き出します!
はたして、マックスはエリジウムへ行くことができるのか?
とまあこんな感じ
ニール・ブロムカンプ監督の描く、近未来って
本当にリアルですね。世界のどこかにありそうなスラム
緑がなく干からびた大地に、うごめく人間たち。
なんだかリアルだよなあ
反面エリジウムの住民たち・・
綺麗な庭園にほこりすら無い清潔な住居
なんだか存在感がないんだよなあ
うすっぺらい。
どっちが本当の未来か?
苦労に苦労を重ねて、想像を絶する苦痛を乗り越え
マックスはエリジウムを目指すのです
悪役がまた、ハマってるねえw
そして、感動のラスト。
マックスの究極の選択。
答えはそれしかないのですが
考えされます。
拙ブログの「第9地区」の記事です
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